夜市に足を踏み入れた瞬間、小籠包の湯気と八角の甘い香りに包まれる。色とりどりの提灯が揺れ、タピオカミルクティーの氷がカラカラと鳴る——これが台湾です。
日本から3時間半。飛行機を降りれば、そこは親日的な笑顔と、日本語が通じる安心感と、驚くほど手頃な物価が待つ旅先。初めての海外旅行でも、何度目のリピーターでも、台湾は期待を裏切りません。読み終わるころには、きっと九份行きのバスチケットを検索しているはずです。
台湾ってどんな国? — 基本情報

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | 中華民国(通称:台湾) |
| 首都 | 台北 |
| 人口 | 約2,400万人(日本の約5分の1) |
| 面積 | 約3.6万km²(九州とほぼ同じ) |
| 公用語 | 中国語(北京語)、台湾語、客家語 |
| 通貨 | 台湾ドル(NT$、TWD) — 1NT$ = 約5円 |
| 時差 | -1時間(日本より1時間遅い) |
| フライト時間 | 成田・羽田から約3.5時間、関空から約3時間 |
| ビザ | 90日以内の観光は不要 |
| 宗教 | 仏教、道教、一部キリスト教 |
| 電圧 | 110V / 60Hz(日本の電化製品もほぼそのまま使える) |
| 気候 | 亜熱帯~熱帯モンスーン。北部は四季あり、南部は常夏 |
正直に言います。台湾は日本人にとって、世界で最も旅しやすい国のひとつです。時差はたった1時間、ビザ不要、治安は良好、そして何より——多くの人が日本語を話せる、もしくは日本文化に親しみを持っている。初めての海外旅行先として選ばれるのには、理由があるのです。

台湾旅行の費用 — いくらあれば足りる?
台湾旅行の最大の魅力のひとつが、驚くほどリーズナブルな物価です。東京で食べれば1,000円以上する小籠包が、台北の有名店でも200円台。MRTは初乗り20円から。夜市で食べ歩きをしても、1回500円でお腹いっぱいになります。航空券さえ抑えれば、3泊4日で5万円あればかなり充実した旅ができる——それが台湾なのです。
航空券の相場(東京発・往復)
| 航空会社 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Peach、タイガーエア台湾 | 1.5万円〜3万円 | LCC。セール時は1万円台も |
| スクート、ジェットスター | 2万円〜4万円 | 早朝・深夜便が多い |
| チャイナエアライン、エバー航空 | 4万円〜7万円 | 大手。機内サービス充実 |
| JAL、ANA | 6万円〜10万円 | 日系。安心感と定時性重視なら |
航空券を安く買うコツ
Peachやタイガーエアは、セール時に片道5,000円台の「神運賃」を出すことも。狙い目は火・水曜日の深夜便。また、台北だけでなく高雄行きも検討すると、選択肢が広がります。予約は2〜3ヶ月前がベスト。
ホテル・宿泊費の相場(1泊1室)
| カテゴリ | 料金目安 | 内容 |
|---|---|---|
| ホステル・ドミトリー | 1,500円〜3,000円 | バックパッカー向け。西門町に多い |
| ビジネスホテル | 4,000円〜8,000円 | 清潔で快適。MRT駅近くが便利 |
| 中級ホテル | 8,000円〜15,000円 | 朝食付き、スタイリッシュな内装 |
| 高級ホテル | 15,000円〜 | オークラ、グランドハイアット等 |
3泊4日の総費用イメージ
節約旅行
4〜6万円
LCC + ホステル + 夜市中心
航空券2万 + 宿3泊9千 + 食費1万 + 現地交通5千 + 観光費5千
スタンダード
7〜10万円
LCC + 中級ホテル + レストラン
航空券3万 + 宿3泊2.4万 + 食費2万 + 現地交通8千 + 観光・お土産1.5万
リッチ旅行
12〜18万円
大手航空 + 高級ホテル + 鼎泰豊
航空券6万 + 宿3泊5万 + 食費3万 + タクシー1.5万 + 観光・お土産2.5万
台湾旅行は、ソウル旅行よりさらにコスパが良いと感じる人が多いはず。特に食費と交通費の安さは圧倒的。鼎泰豊の小籠包が1,000円以下、タクシー初乗り100円台、MRT1日乗車券500円——こんな贅沢、日本じゃありえません。

台湾の絶対外せない観光スポット

台湾の観光スポットは、歴史ある寺院、大自然の絶景、都会のネオン、ノスタルジックな山あいの街——こんなにバラエティ豊かなのに、すべてが台北から日帰り圏内。「どこに行こう?」と悩むより、「どこまで詰め込めるか?」を考えるのが台湾旅行の楽しさです。
台北101 — アジアのシンボルタワー
高さ508m、89階・101階建て。2004年の完成から2010年まで、世界一の高さを誇った台北のランドマークです。展望台からは、台北の街が360度のパノラマで広がります。夜景が特に圧巻——101のライトアップと、眼下に広がる街の光のじゅうたん。カップルにも、ひとり旅にも、家族旅行にも、絶対に外せないスポットです。
入場料: 大人600NT$(約3,000円)。89階の屋内展望台と91階の屋外展望台にアクセス可能。エレベーターは世界最速クラス(時速60km超)で、わずか37秒で89階に到着します。耳がキーンとするほどの速さ、体験してみてください。
混雑回避のコツ
午前中と夕方が比較的空いています。夜景狙いなら、日没1時間前に入場して、昼→夕暮れ→夜の3つの表情を楽しむのがベスト。週末は激混みなので、平日がおすすめ。
九份 — 千と千尋の世界へ
台北から北東へ車で約1時間。山の斜面に張り付くように広がる、赤提灯とノスタルジックな路地の街——それが九份(ジョウフン/きゅうふん)です。かつてゴールドラッシュで栄え、一度は廃墟化したこの街は、映画『千と千尋の神隠し』のモデル地のひとつとして世界的に有名になりました。
夕暮れ時、提灯に明かりが灯る瞬間——その光景は、一生に一度は見るべき美しさです。狭い石段の両脇には茶芸館や屋台が並び、タロイモ団子や芋圓(ユーユェン)の甘い香りが漂います。急な階段を登り切った先にある「阿妹茶酒館」から見下ろす景色は、SNSでバズるのも納得の絶景。
アクセス: 台北駅からバスで約90分、もしくはMRT忠孝復興駅から基隆客運のバス。ツアーなら半日コース(1,500〜2,000円程度)が便利です。雨が多いエリアなので、折りたたみ傘必須。
故宮博物院 — 世界四大博物館のひとつ
ルーブル、大英博物館、メトロポリタン、そして故宮博物院——台湾が誇る、世界四大博物館のひとつです。収蔵品は約70万点。中国歴代王朝の至宝が、ここに集まっています。翠玉白菜(ヒスイで作られた白菜)や肉形石(豚の角煮そっくりの石)といった「え、これ本当に石?」と二度見する名品たちに出会えます。
美術に興味がなくても、展示の圧倒的なスケールと美しさに引き込まれるはず。音声ガイド(日本語あり)を借りれば、半日はあっという間。館内は冷房が効きすぎているので、薄手の羽織りがあると安心です。
入場料: 350NT$(約1,750円)。月曜休館。MRT士林駅からバスで約15分。
龍山寺 — 台北最古の寺院
1738年創建、台北で最も古く、最も美しいとされる仏教寺院。線香の煙が立ち込め、地元の人々が熱心に祈りを捧げる姿——その空気感は、東京の浅草寺とはまったく違う、圧倒的な信仰の熱さを感じさせます。屋根の装飾、柱の彫刻、天井の彩色——どれも息をのむほど精巧で美しい。
おみくじ(擲筊/ポエ)も体験できます。三日月型の木片を投げて、神様の答えを聞く——現地の人に混じってやってみると、旅の思い出になるはず。入場無料。MRT龍山寺駅から徒歩1分と、アクセスも抜群です。
太魯閣峡谷 — 台湾が誇る大自然の絶景

台湾東部・花蓮にある、大理石の断崖が19km続く渓谷。青く澄んだ立霧渓が削り出した、まるでグランドキャニオンのような壮大な景観です。遊歩道を歩けば、頭上には垂直に切り立つ岩壁、足元にはエメラルドグリーンの清流——「台湾にこんな景色があったのか!」と驚くはず。
燕子口步道や九曲洞といったトレイルは、初心者でも歩けるレベル。ヘルメット着用が必須なほど、岩壁が迫ってくる迫力。台北から日帰りツアー(5,000〜8,000円)もありますが、花蓮に1泊してゆっくり回るのがおすすめです。
日月潭 — 台湾最大の湖

標高748mの山中に広がる、台湾最大の淡水湖。湖の一部が太陽のように丸く、一部が月のように細い——だから「日月潭(リーユエタン)」と呼ばれます。朝靄に包まれた湖面、遠くに見える山並み、湖畔の寺院——その風景は、まるで水墨画のよう。
遊覧船で湖上を巡り、サイクリングロードで風を感じ、湖畔のカフェでアッサム紅茶を味わう——都会の喧騒を忘れる、癒やしの時間が流れます。台北から高速バスで約3時間。1泊して、日の出と夕暮れの両方を楽しむのが理想です。
その他の人気スポット
中正紀念堂
巨大な白亜の建築。衛兵交代式は必見
西門町
台北の渋谷。若者、ファッション、ストリート文化
猫空ロープウェイ
茶畑を見下ろす空中散歩。夜景も美しい
淡水
夕陽の名所。レトロな街並みと海辺の散歩
北投温泉
台北から30分で行ける温泉街。日本統治時代の面影
陽明山国家公園
火山地形と四季折々の花。春の桜と海芋が人気

台湾グルメ — 旅の50%は「食」です
正直に言います。台湾旅行の50%、いや60%は「食」です。小籠包のスープがじゅわっと溢れる瞬間、魯肉飯(ルーローファン)の甘辛い豚肉が白米に絡む幸せ、夜市で食べるかき氷のシャリシャリ食感——台湾は、胃袋がいくつあっても足りない美食天国なのです。
絶対食べたい台湾グルメ10選
| 料理名 | 説明 | おすすめ店 |
|---|---|---|
| 小籠包(シャオロンポー) | 薄皮の中に肉汁たっぷり。じゅわ〜っと溢れる至福 | 鼎泰豊、京鼎樓 |
| 魯肉飯(ルーローハン) | 甘辛く煮込んだ豚肉を白飯にかけた国民食。50円〜 | 金峰魯肉飯、天天利美食坊 |
| 牛肉麺(ニョウロウミェン) | コクのあるスープに柔らか牛肉。台湾人のソウルフード | 永康牛肉麺、林東芳牛肉麺 |
| タピオカミルクティー | モチモチの黒タピオカとミルクティー。発祥は台湾! | 春水堂、50嵐 |
| 胡椒餅(フージャオビン) | 釜焼きの肉まん。皮はカリッ、中はジューシー | 福州世祖胡椒餅(饒河街夜市) |
| 臭豆腐(チョウドウフ) | 強烈な匂いだけど、食べると激ウマ。勇気を出して! | 夜市ならどこでも |
| 芒果冰(マンゴーかき氷) | 夏限定。マンゴーの山が乗った冷たい幸せ | 氷讃(ピンザン)、思慕昔 |
| 豆花(トウファ) | 豆乳プリン。優しい甘さで疲れた体に染みる | 騒豆花、古早味豆花 |
| 鶏排(ジーパイ) | 顔より大きいフライドチキン。夜市の定番 | 豪大大鶏排(士林夜市) |
| 蚵仔煎(オアジエン) | 牡蠣入りオムレツ。モチモチ食感がクセになる | 寧夏夜市、饒河街夜市 |
夜市 — 台湾グルメの聖地
台湾の夜市は、ただの屋台街ではありません。文化であり、エンターテイメントであり、台湾の夜そのものです。揚げ物の香り、店員の呼び込み、ネオンの光——五感すべてが刺激される、台湾で最もエキサイティングな場所。
士林夜市
台北最大。観光客に人気。地下美食区は必訪
饒河街夜市
400mの直線型。胡椒餅が絶品。地元民多め
寧夏夜市
コンパクトで回りやすい。海鮮系が充実
師大夜市
学生街。おしゃれカフェと屋台が混在
瑞豊夜市(高雄)
南部最大。ローカル色強め。本気の台湾グルメ
逢甲夜市(台中)
若者の街。トレンド系グルメの発信地
夜市で使える指差しフレーズ
「這個多少錢?(ジェイガ ドゥオシャオチエン?)」= これいくら?
「一份(イーフェン)」= 1人前ください
「不要辣(ブーヤオラー)」= 辛くしないで
ほとんどの店は指差しとジェスチャーでOK。笑顔で乗り切れます。
台湾で体験したいこと
台湾旅行の魅力は、観光スポットやグルメだけではありません。日本では味わえない「体験」——茶芸館でのんびり台湾茶を味わったり、マッサージで旅の疲れを癒やしたり、温泉でリラックスしたり。そんな「台湾ならでは」の時間が、旅をもっと特別なものにしてくれます。
台湾茶を味わう — 茶芸館でゆったり時間
台湾は、世界有数の烏龍茶の産地。高山烏龍茶、東方美人茶、鉄観音——どれも日本の烏龍茶とは別次元の香りと深みです。茶芸館では、小さな茶器で丁寧に淹れる「工夫茶」のスタイルで、何煎も楽しみます。急須からお湯を注ぎ、香りを楽しみ、ゆっくり味わう——時間が止まったような、贅沢なひとときです。
おすすめは、九份の「阿妹茶酒館」や台北・永康街の「回留」。窓から景色を眺めながら、台湾茶とお茶菓子を楽しむ——観光で歩き疲れた体に、じんわり染みる癒やしです。
足裏マッサージ — 痛気持ちいい極楽時間
台湾旅行の定番といえば、足裏マッサージ。1時間500〜800NT$(約2,500〜4,000円)で、プロの技を堪能できます。最初は「痛い!」と叫びたくなるほどグイグイ押されますが、終わったあとの爽快感は格別。足だけでなく、全身がほぐれる感覚。
人気店は「六星集」「金色三麦足体養生会館」など。日本語が通じる店も多いので、初めてでも安心です。夜市の帰りに立ち寄って、1日の疲れをリセット——これぞ台湾流の過ごし方。
温泉 — 台北から30分で行ける癒やしスポット
台湾は、実は温泉大国。特に北投温泉は、台北中心部からMRTで約30分とアクセス抜群。日本統治時代に開発された歴史ある温泉街で、レトロな雰囲気が残っています。泉質は硫黄泉で、肌がすべすべになると評判。
公衆浴場「北投温泉博物館」は無料で見学可能(入浴は不可)。有料の温泉なら「瀧乃湯」(150NT$)や「北投公園露天温泉」がおすすめ。高級志向なら「加賀屋」や「日勝生加賀屋」で、日本式のおもてなしを台湾で体験できます。
台湾式シャンプー — 座ったまま洗髪の不思議体験
台湾には、座ったまま髪を洗う「台湾式シャンプー」という独特の文化があります。椅子に座ったまま、シャンプー師が全力でゴシゴシ洗い、頭皮マッサージまでしてくれる——最初は「え、これ大丈夫?」と思いますが、終わったあとのスッキリ感は病みつきに。200〜400NT$(約1,000〜2,000円)程度。
有名店は「小林髮廊」。日本のテレビでも紹介された人気店です。台湾でしかできない体験、ぜひ試してみてください。
台北以外の都市・エリア
台湾は小さな島国ですが、北部、中部、南部、東部——それぞれがまったく違う顔を持っています。台北だけで満足してしまうのは、もったいない。新幹線(高鐵)を使えば、台北から高雄まで約90分。リピーターなら、台北以外の都市を巡る旅もおすすめです。
高雄(カオシュン)
台湾第2の都市。港町の開放的な空気感。愛河のライトアップ、龍虎塔、六合夜市——南国の陽気さと台湾らしさが共存する街。
台北から高鐵で約1.5時間
台中(タイチュン)
台湾第3の都市。彩虹眷村(レインボービレッジ)、宮原眼科のスイーツ、逢甲夜市——若者文化とアートが融合する、台湾のポートランド。
台北から高鐵で約1時間
台南(タイナン)
台湾の古都。歴史的建造物が多く、「台湾のグルメ発祥地」とも。担仔麺、牛肉湯、棺材板——美食巡りなら台南が最強。
台北から高鐵で約2時間
花蓮(ホアリエン)
台湾東部の中心都市。太魯閣峡谷への玄関口。海と山に囲まれた自然豊かな街。自強夜市で海鮮グルメを堪能。
台北から台鐵で約2.5時間
墾丁(ケンティン)
台湾最南端のビーチリゾート。白い砂浜、透明な海、サーフィン、ダイビング——台湾の「沖縄」とも呼ばれる常夏パラダイス。
高雄からバスで約2.5時間
澎湖諸島(ポンフー)
台湾本島の西、90の小島からなる諸島。玄武岩の絶景、透き通る海、シュノーケリング——台湾の離島リゾート。
台湾本島から飛行機で約30分
台湾のベストシーズン
台湾は亜熱帯〜熱帯性気候で、年間を通じて温暖。でも、季節によって気温・降水量・イベントが大きく変わります。「いつ行くのがベスト?」——それは、あなたが何を優先するかで変わります。
春(3月〜5月)
気温20〜28℃。快適で過ごしやすい。雨は少なめ。花見シーズン(桜、海芋)。観光に最適だが、清明節(4月)は混雑。
おすすめ度 ★★★★★
夏(6月〜8月)
気温28〜35℃。蒸し暑く、台風リスクあり。マンゴーかき氷の季節! 夏休みは航空券高騰。海やビーチリゾート向き。
おすすめ度 ★★★☆☆
秋(9月〜11月)
気温22〜30℃。湿度が下がり爽やか。観光に最適。中秋節(9月)は混雑するが、月餅が美味しい季節。航空券も安め。
おすすめ度 ★★★★★
冬(12月〜2月)
気温15〜22℃。北部は雨が多め、南部は乾燥。旧正月(1〜2月)は店が休業多数。閑散期で航空券・ホテルが安い。温泉シーズン。
おすすめ度 ★★★☆☆
結論: ベストシーズンは春と秋
3〜5月と9〜11月が、気候・快適さ・コスパのバランスが最高。特に10〜11月は、湿度が低く、台風リスクも減り、観光には最適です。夏のマンゴーかき氷や冬の温泉を優先するなら、その季節を狙うのもあり。台湾は年中楽しめる国なので、「思い立った時が、ベストシーズン」とも言えます。
台湾旅行の実用情報
通信手段 — Wi-FiかSIMか、プリペイドeSIMか
台湾では、SIMフリースマホがあればプリペイドSIMが最強です。桃園空港で「中華電信」「台湾大哥大」のカウンターに行けば、その場で開通。5日間無制限プランが500NT$(約2,500円)程度。日本で事前購入できるeSIMもおすすめ(KKday、Klookなどで販売)。
Wi-Fiルーターレンタルも選択肢ですが、台湾は公衆Wi-Fi「iTaiwan」が充実しているので、SIMのほうが自由度が高いです。
空港から市内へのアクセス
| 手段 | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|
| MRT(桃園空港線) | 約35〜50分 | 160NT$(約800円) |
| 空港バス | 約50〜70分 | 125〜145NT$(約600〜700円) |
| タクシー | 約40〜60分 | 1,200〜1,500NT$(約6,000〜7,500円) |
初めてならMRTが圧倒的におすすめ。早い、安い、わかりやすい。台北駅まで直通で、乗り換えなし。荷物が多い場合や深夜着ならタクシーもあり。
台湾で使える中国語フレーズ
| 日本語 | 中国語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | 你好 | ニーハオ |
| ありがとう | 謝謝 | シエシエ |
| すみません | 不好意思 | ブーハオイース |
| いくらですか? | 多少錢? | ドゥオシャオチエン? |
| 美味しい! | 好吃! | ハオチー! |
| トイレはどこ? | 廁所在哪裡? | ツァーソー ザイナーリ? |
| 日本語できますか? | 會說日語嗎? | ホイシュオ リーユーマ? |
| 助けて! | 救命! | ジウミン! |
台湾では、年配の方や若者の多くが日本語を話せることに驚くはず。特に観光地では「日本の方ですか?」と日本語で話しかけられることも。親日度の高さを肌で感じる瞬間です。
現地での注意点
MRTは飲食禁止
台北MRTでは、駅構内・車内での飲食が完全禁止(水もNG)。違反すると1,500〜7,500NT$の罰金。ガムもダメです。日本の感覚で飲み物を飲まないように注意。
トイレにトイレットペーパーを流さない
台湾の多くのトイレは、紙を流せません。トイレ横のゴミ箱に捨てるのがルール。最近は流せるトイレも増えてきましたが、地方や古い建物では要注意。
バイクが多い! 横断歩道でも油断禁物
台湾はスクーター大国。信号待ちの交差点は、バイクの群れで埋め尽くされます。横断歩道でも左右確認を怠らずに。青信号でも、右折・左折車が突っ込んでくることがあるので注意。
水道水は飲まない
台湾の水道水は、そのまま飲むのは避けたほうが無難。コンビニでミネラルウォーター(20NT$前後)を買いましょう。ホテルには電気ケトルがあるので、沸かせば問題なし。
チップ文化
台湾にはチップ文化はありません。レストラン、タクシー、ホテル——どこでもチップ不要です。ただし、高級ホテルやレストランではサービス料10%が自動で加算されることがあります。
治安
台湾の治安は非常に良好。夜遅くまで夜市が賑わい、女性ひとり旅でも安心して歩けます。ただし、観光地ではスリや置き引きに注意。貴重品管理は基本中の基本です。
まとめ — 台湾は、何度でも行きたくなる国
夜市に足を踏み入れた瞬間の、あの匂い。小籠包のスープが口の中で弾ける幸福。九份の夕暮れに灯る提灯の温かさ。——台湾は、訪れるたびに新しい発見があり、何度でも帰りたくなる場所です。
日本から3時間半。時差はたった1時間。物価は安く、治安は良く、人々は優しい。初めての海外旅行にも、週末弾丸旅行にも、じっくり周遊旅行にも——台湾はすべてを受け入れてくれます。
「行こうかな」と思ったその瞬間が、いちばんいいタイミング。航空券を検索して、ホテルを予約して、夜市でどれを食べようか想像してみてください。台湾は、あなたを待っています。
さあ、台湾へ飛び立とう
次の休みは、台北101の夜景と小籠包が待っている


コメント