シンガポール旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

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マリーナベイの夜、光のショーが水面に反射する。地上57階のインフィニティプールから見下ろす都市の煌めき、ホーカーセンターで立ちのぼるチキンライスの湯気、リトルインディアのスパイスの香り、Gardens by the Bayで響く人工の滝の音——。

シンガポールは「小さな国」という言葉を裏切り続けます。東京23区とほぼ同じ面積に、世界中のあらゆる体験が凝縮されているからです。世界トップの空港、ミシュラン星付きホーカー、熱帯雨林、超高層ビル、そして治安の良さ。初めての海外にも、週末トリップにも、何度目のアジアにも、「また行きたい」と思わせる魔法がある国——それがシンガポールです。

この記事では、費用・観光・グルメ・ベストシーズンから実用情報まで、シンガポール旅行のすべてをまとめました。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

シンガポールの基本情報

項目 内容
正式名称 シンガポール共和国(Republic of Singapore)
首都 シンガポール(都市国家)
フライト時間 東京→シンガポール 約7時間 / 関空→シンガポール 約6時間30分
時差 −1時間(日本が正午のときシンガポールは午前11時)
ビザ 不要(30日以内の観光)。パスポート残存6ヶ月以上が必要
通貨 シンガポールドル(SGD/S$) 1ドル ≒ 約110〜120円
言語 英語、中国語、マレー語、タミル語(公用語4言語。英語が最も通じる)
人口 約590万人(国民・永住者約410万人、外国人約180万人)
面積 約730km²(東京23区の約1.2倍、淡路島とほぼ同じ)
気候 熱帯モンスーン気候。年間平均気温27℃前後。雨季(11〜1月)と乾季(6〜9月)に分かれるが、年中高温多湿
宗教 仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教など多宗教国家

治安の良さ、英語の通じやすさ、そして時差が1時間だけという快適さ。「海外旅行デビューにシンガポール」と言われるのは、これらすべてが揃っているからです。日本と同じくらい清潔で、電車も時間通りで、でも確実に「異国」を感じられる——このバランスが絶妙なんです。

シンガポール旅行の費用

正直に言います。シンガポールは「激安バックパッカー旅」には向きません。でも、計画次第で3泊4日10万円以内に収めることも、逆に世界最高峰のラグジュアリーを味わうことも可能です。物価感覚は「東京とほぼ同じか、やや高い」くらい。ホーカー(屋台)で食べれば1食500円、高級レストランなら1万円以上——選択肢は無限にあります。

航空券の料金相場

航空会社 価格帯(往復) 特徴
LCC(スクート/エアアジアなど) 3万〜6万円 早朝・深夜発が多い。受託手荷物は別料金
中国系・韓国系(中国東方/大韓航空など) 5万〜8万円 乗り継ぎ1回。機内食あり、時間に余裕ある人向け
シンガポール航空 7万〜12万円 直行便。世界トップクラスのサービス、快適さ重視なら最高
ANA/JAL 8万〜15万円 直行便。日本語対応、マイル貯めたい人向け

時期によって価格は2倍以上変わります。年末年始やF1シンガポールGP(9月)は航空券もホテルも高騰。逆に、1月中旬〜2月(旧正月除く)や6〜8月は比較的リーズナブルです。

ホテルの料金相場

タイプ 価格帯(1泊) 代表例
ホステル(ドミトリー) 2,000〜3,500円 Beary Best、The Pod Boutique Capsule Hotel
ゲストハウス(個室) 4,000〜7,000円 Fragrance Hotel、Hotel 81
中級ホテル 8,000〜15,000円 Ibis、Holiday Inn Express、Village Hotel
高級ホテル 20,000〜40,000円 マリーナベイサンズ、ラッフルズホテル、パンパシフィック
超高級ホテル 50,000円〜 リッツカールトン、フォーシーズンズ、カペラ

シンガポールのホテル選びには「立地が命」というルールがあります。MRTの駅から徒歩5分以内なら、夜遅くても安心して移動できます。個人的には、オーチャード周辺かマリーナベイ周辺がおすすめ。観光スポットへのアクセスが圧倒的に良く、初めてのシンガポールなら「ホテルから出た瞬間に観光」が可能です。

3泊4日の総費用目安

節約旅行

7〜10万円

LCC + ゲストハウス + ホーカー中心

スタンダード

12〜18万円

LCC or 中国系 + 中級ホテル + バランス型食事

リッチ旅行

25〜40万円

シンガポール航空 + マリーナベイサンズ + 高級レストラン

「シンガポールは高い」というイメージは半分正解、半分誤解です。たとえば、チキンライスは500円、マリーナベイサンズのルーフトップバーのカクテルは2,500円。交通費は1日800円もあれば十分。でもミシュラン星付きレストランは1食2万円以上——。つまり、選ぶものによって全然違うんです。「ホーカーで食べて、有名スポットは無料展望台で楽しむ」みたいな賢い節約も可能ですよ。

シンガポール マリーナベイ
マリーナベイの夜景 — 光が水面に反射し、未来都市のような景色が広がる

シンガポールの観光スポット

「小さい国だから1日で回れる」——そう思っていた時期が私にもありました。実際は3日でも足りません。なぜなら、シンガポールには「定番」と「意外な穴場」が無限に存在し、しかもどこも圧倒的にフォトジェニックで、気づけば写真撮影と食べ歩きに時間を奪われるからです。

マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)

「シンガポール=マリーナベイサンズ」と言っても過言ではない、シンガポールのアイコンです。3棟の高層タワーを船のような屋上が繋ぐデザインは、一度見たら忘れられません。地上57階、屋上に広がる世界最大級の屋上プール「インフィニティプール」は宿泊者専用ですが、プールに浮かびながら見下ろすシンガポールの景色は一生モノの記憶になります。

「泊まらないと意味ないの?」——いいえ。展望デッキ「SkyPark Observation Deck」(入場料S$26≒約3,000円)は誰でも入れます。360度のパノラマビュー、ガラス張りの床、そしてマリーナベイの全貌を見渡せる絶景。夕暮れ時に訪れて、昼→夕焼け→夜景の3段階を楽しむのが最高の贅沢です。夜20時と21時には、マリーナベイで光と音のショー「Spectra」が開催され、展望台から見下ろすと全体像が把握できて感動が倍増します。

ちなみに、マリーナベイサンズの中には高級ブランドショップが並ぶモール「The Shoppes」、カジノ、ミシュラン星付きレストラン、アートサイエンスミュージアムまで入っています。ここだけで丸一日過ごせます。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)

マリーナベイサンズの目の前に広がる、未来の植物園です。正直、「植物園」という言葉では全く伝わりません。25〜50mの巨大な人工ツリー「スーパーツリー・グローブ」が林立し、夜にはライトアップとサウンドショーで幻想的な光景に変わる——そんな場所です。

中でも必見なのが「クラウド・フォレスト」と「フラワー・ドーム」。クラウド・フォレストは巨大ドーム内に人工の滝(高さ35m!)があり、霧に包まれた熱帯高地の植生を再現。エスカレーターで上まで登り、スカイウォークを歩きながら降りてくるルートは、まるで映画『アバター』の世界です。フラワー・ドームは地中海性気候の植物が集まる巨大温室で、季節ごとにテーマが変わる花のディスプレイが圧巻。

夜19時45分と20時45分に開催される「ガーデン・ラプソディ」は無料。スーパーツリーがライトアップと音楽に合わせて光り輝くショーで、芝生に寝転んで見上げるのがシンガポール流の楽しみ方です。昼は涼しいドーム内を探検し、夜はライトショーを楽しむ——半日かけて訪れる価値があります。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ スーパーツリー
スーパーツリー・グローブ — 夜のライトショーは圧巻の美しさ

マーライオン・パーク(Merlion Park)

「シンガポール=マーライオン」というイメージは正しいです。でも、実物は想像より小さくて、みんな一瞬「え、これ?」ってなります。高さ8.6m。巨大ではありません。でも、マリーナベイサンズを背景に、口から水を吐くマーライオンと一緒に写真を撮る——これがシンガポール旅行の定番中の定番なんです。

面白いのは「マーライオンは全部で7体ある」という事実。パーク内には大きいマーライオン(高さ8.6m)と小さいマーライオン(高さ2m)の2体が並んでいて、セントーサ島には高さ37mの巨大マーライオンタワーもあります(2019年に取り壊されましたが、跡地は残っています)。夜のマーライオンパークは昼より格段に美しいです。ライトアップされたマーライオン、対岸のマリーナベイサンズ、エスプラネード——全部が光り輝いて、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

チャイナタウン(牛車水 / Chinatown)

近未来的なマリーナベイとは真逆の、古き良きアジアの香りが残るエリアです。赤提灯が連なるストリート、漢方薬の匂い、伝統的なショップハウス(カラフルな2階建て建物)、そして仏牙寺龍華院(Buddha Tooth Relic Temple)——ここは「シンガポールの中の中華街」というより、「シンガポールのルーツを感じる場所」です。

仏牙寺龍華院は、仏陀の歯(仏牙)を祀る豪華絢爛な寺院。4階建てで、各階にテーマがあり、最上階には屋上庭園と巨大な仏塔があります。入場無料、撮影OK(一部制限あり)、静かで荘厳な雰囲気が最高です。寺院の隣にあるチャイナタウン・コンプレックス(Maxwell Food Centre)は、ホーカーの聖地。天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)のチキンライスは行列必至ですが、並ぶ価値があります。

仏牙寺龍華院
仏牙寺龍華院 — 豪華な装飾と静寂な空気が共存する

リトル・インディア(Little India)

チャイナタウンから電車で10分、今度はインドにワープします。スパイスの香り、カラフルなサリー、ボリウッド音楽が流れる店、ヒンドゥー寺院——リトル・インディアは、シンガポールの多文化性を最も強烈に感じられる場所です。

メインストリートのセラングーン・ロードには、金細工店、花屋、布屋がひしめき、週末になると地元のインド系住民で賑わいます。スリ・ヴィーラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliamman Temple)は必見。色とりどりの神々の彫刻が塔を覆い、中に入ると線香の煙と祈りの声に包まれます。入場無料ですが、靴を脱いで入る必要があります(寺院入口で預かってくれます)。

食事なら「バナナリーフ・アポロ」や「ムトゥース・カレー」が有名。バナナの葉の上にカレーとライスを盛り、手で食べるスタイルは初めてだとドキドキしますが、店員さんが優しく教えてくれます。リトル・インディア・アーケードでは、インド雑貨やアクセサリーが格安で手に入り、お土産探しにも最適です。

リトル・インディア ショップハウス
カラフルなショップハウスが並ぶリトル・インディア — 多文化の象徴

その他の必見スポット

セントーサ島(Sentosa Island)

リゾートアイランド。ユニバーサルスタジオ、ビーチ、水族館、ケーブルカーなど1日では足りない

クラーク・キー(Clarke Quay)

リバーサイドのナイトライフスポット。バー、レストラン、クルーズが楽しめる

オーチャード・ロード(Orchard Road)

シンガポール最大のショッピングストリート。高島屋、IONオーチャードなど

シンガポール動物園

檻のない「オープンズー」。ナイトサファリも人気

カトン地区(Katong)

パステルカラーのプラナカン建築が並ぶフォトジェニックエリア

ナショナル・ギャラリー・シンガポール

東南アジア最大級の美術館。旧最高裁判所を改装した建物自体が芸術

セントーサ島ビーチ
セントーサ島のビーチ — 都市の中のリゾート

シンガポールのグルメ

断言します。シンガポール旅行の50%は「食」です。中華、マレー、インド、ペラナカン(プラナカン)料理が融合し、しかもホーカー(屋台)なら1食500円、高級店なら2万円以上——選択肢が無限にあります。「何を食べるか」で1日が決まるくらい、食事が旅のハイライトになる国です。

絶対に食べたいシンガポール料理

料理名 特徴 価格目安
チキンライス(海南鶏飯) ジューシーな蒸し鶏とチキンスープで炊いたご飯。シンプルだけど奥深い。ジンジャーソースとチリソースが決め手 S$3〜6(約350〜700円)
チリクラブ 甘辛いトマトベースのソースに絡めたカニ。揚げパン(マントウ)をソースに浸して食べるのが最高 S$50〜100(約6,000〜12,000円)
ラクサ ココナッツカレースープの麺料理。スパイシーでクリーミー、クセになる味 S$4〜8(約450〜900円)
バクテー(肉骨茶) 豚肉のスペアリブを漢方スパイスで煮込んだスープ。朝食の定番 S$6〜12(約700〜1,400円)
サテー(Satay) 鶏肉や羊肉の串焼き。ピーナッツソースをつけて食べる。ビールに最高 S$0.8〜1.5/本(約100〜180円)
ホッケンミー(福建麺) エビと豚肉の炒め麺。もちもち麺と濃厚な海鮮の旨味が絡む S$4〜7(約450〜800円)
カヤトースト カヤジャム(ココナッツとパンダンリーフのジャム)とバターを挟んだトースト。コピ(練乳コーヒー)とセットで朝食の定番 S$2〜4(約230〜450円)
チャーシュー飯(叉焼飯) 甘辛いタレの焼豚がご飯に乗る。シンプルだけど中毒性あり S$4〜6(約450〜700円)

個人的な推しはラクサとバクテーです。ラクサは一度食べると「また食べたい」が止まらなくなる中毒性があり、バクテーは「漢方スープってこんなに美味しいの?」と驚きます。チリクラブは高いけど、人生で一度は食べるべきシンガポールの象徴的料理です。

ホーカーセンターの魅力

シンガポールの「ホーカーセンター」は、屋台が集まったフードコート——と言うと地味に聞こえますが、ユネスコ無形文化遺産に登録されているれっきとした文化です。しかもミシュランガイドに掲載されているホーカーもあります。

代表的なホーカーセンター:

マックスウェル・フードセンター

天天海南鶏飯のチキンライスが超有名。チャイナタウン近く

ラオパサ(Lau Pa Sat)

ビジネス街の巨大ホーカー。夜はサテーストリートに変身

チャンギ・ヴィレッジ・ホーカー

空港近く。ナシレマ(マレー料理)が絶品

ニュートン・フードセンター

深夜まで営業。シーフードBBQが人気

チキンライス
ホーカーのチキンライス — シンプルなのに忘れられない味

高級レストランも外せない

「ホーカーだけで十分」——そう思っていた時期が私にもありました。でもシンガポールには、世界レベルのミシュラン星付きレストランが数多くあり、特別な夜を演出してくれます。

Odette(ミシュラン3つ星)

フレンチ×シンガポール。アート作品のような料理と洗練された空間

ランチS$200〜、ディナーS$400〜

Burnt Ends(ミシュラン1つ星)

オープンキッチンのグリル料理。カジュアルなのに超本格派

ディナーS$150〜250

Ce La Vi(ルーフトップバー)

マリーナベイサンズの57階。景色が最高のバー&レストラン

カクテルS$25〜、ディナーS$100〜

ホーカーセンター
活気あふれるホーカーセンター — 食文化の宝庫

シンガポールの文化と体験

シンガポールは「観光するだけ」で終わらせるにはもったいない国です。多文化が融合した独特の文化体験ができるからです。

プラナカン文化を知る

プラナカン(ペラナカン)とは、15世紀ごろに中国からマレー半島に移住した華僑と現地マレー人が融合した文化です。パステルカラーの建築、精緻な刺繍、独特の料理——プラナカン文化はシンガポールの個性そのものです。

カトン地区(Katong/Joo Chiat)に行けば、色とりどりのショップハウスが並び、インスタ映え確定。プラナカン博物館(Peranakan Museum)では、伝統衣装や食器、結婚式の儀式などが詳しく展示されています。料理なら「ニョニャ料理」(プラナカン料理の別名)を試すべき。アヤムブアクルア(鶏肉のスパイス煮込み)やクエパイティ(小さなカップ状の揚げ皮にエビや野菜を詰めたもの)は、他のアジア料理にはない独特の味です。

ナイトサファリで夜の動物に会う

世界初の夜だけ開園する動物園「ナイトサファリ」は、昼間の動物園とは全く違う体験です。トラムに乗って暗闇の中を進むと、ライオン、トラ、象、シカなどが自然に近い環境で活動している姿が見られます。フラッシュ撮影禁止なので、目に焼き付ける感覚で楽しみます。ファイヤーショーやトライバルダンスのパフォーマンスもあり、子どもも大人も興奮します。

リバークルーズで夜景を堪能

シンガポール川をボートで巡るリバークルーズは、夜がおすすめです。クラーク・キー、ボート・キー、マリーナベイを水上から眺めると、陸から見るのとは全く違う感動があります。約40分のクルーズで、ガイドが英語で歴史を説明してくれます(日本語オーディオガイドあり)。料金はS$25前後(約3,000円)とリーズナブル。夕暮れ時に乗って、昼→夜の景色の変化を楽しむのが最高です。

クラーク・キー リバーサイド
クラーク・キーのリバーサイド — 夜のライトアップが美しい

シンガポールの他エリア

シンガポールは「マリーナベイとオーチャードだけ」では語りきれません。少し足を伸ばすと、全く違う表情が見えてきます。

セントーサ島

ユニバーサル・スタジオ、S.E.A.アクアリウム、ビーチ、ケーブルカーなどリゾート体験が詰まった島

MRTとセントーサ・エクスプレス(モノレール)で簡単アクセス

ジュロン・バードパーク

アジア最大級の鳥類園。フラミンゴショーや滝のエリアが圧巻

2023年にマンダイ地区へ移転。最新施設で生まれ変わった

ティオン・バル

おしゃれカフェとヴィンテージショップが集まるヒップなエリア。週末のマーケットも人気

レトロなHDB(公営住宅)が並ぶ風景が独特

ウビン島(Pulau Ubin)

シンガポール最後の秘境。自転車で巡る自然豊かな島。都市の喧騒を忘れる

チャンギポイントフェリーターミナルからボートで10分

シンガポールのベストシーズン

シンガポールは「年中夏」です。平均気温27℃前後、湿度80%——これが365日続きます。「ベストシーズンはいつ?」と聞かれたら、答えは「目的次第」です。

乾季(6月〜9月)

雨が少なく、観光しやすい。ただし暑さは厳しい(最高34℃)。F1シンガポールGP(9月)は盛り上がるが宿泊費高騰

おすすめ度 ★★★★☆

乾季後半(10月〜11月)

徐々に雨季へ移行。雨は増えるが短時間のスコールが多い。ディワリ(ヒンドゥー教の祭り)でリトル・インディアが華やかに

おすすめ度 ★★★☆☆

雨季(11月〜1月)

雨が多いが、一日中降り続くわけではない。年末年始は観光客多く高額。1月中旬以降は比較的空いている

おすすめ度 ★★☆☆☆

雨季後半〜乾季前(2月〜5月)

旧正月(2月)はチャイナタウンが華やか。3〜5月は雨が減り始め、気温もやや落ち着く。狙い目の時期

おすすめ度 ★★★★★

結論:3〜5月、または6〜8月が狙い目。雨季でも「一日中雨」はまれで、スコールは1〜2時間で止むので、屋内施設(ショッピングモール、美術館、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのドーム)を組み合わせれば問題なく楽しめます。逆に、年末年始とF1期間(9月)は航空券・ホテルが2倍以上になるので、予算重視なら避けるべきです。

服装と持ち物のポイント

年中夏服でOKですが、屋内は冷房が強烈。薄手の羽織ものは必須です。また、突然のスコールに備えて折りたたみ傘も持参を。日焼け止め、サングラス、帽子も忘れずに。寺院見学では肌の露出が制限されることがあるので、ストールやカーディガンがあると便利です。

シンガポール旅行の実用情報

通信手段(Wi-Fi・SIM)

シンガポールは世界トップクラスの通信インフラを持つ国です。選択肢は3つ:

方法 価格 メリット/デメリット
プリペイドSIM S$15〜30(約1,800〜3,600円) 空港やコンビニで購入可。Singtel、StarHub、M1が主要3社。データ容量100GB/30日などプランが豊富
eSIM S$10〜25(約1,200〜3,000円) 日本で事前購入可。物理SIM不要、即開通。AiraloやHolaflyが人気
Wi-Fiレンタル 1日500〜800円 複数人でシェア可能。ただし荷物が増える、充電が必要

個人的にはeSIMかプリペイドSIMがおすすめ。チャンギ空港のSingtelカウンターで「ツーリストSIM」を買えば、スタッフが設定まで全部やってくれます。しかもシンガポール国内はどこでも4G/5G高速通信が使えて快適です。

空港アクセス(チャンギ国際空港→市内)

方法 所要時間 料金
MRT(地下鉄) 約30〜40分 S$2.5前後(約300円)
タクシー 約20〜30分 S$20〜35(約2,400〜4,200円)
Grab(配車アプリ) 約20〜30分 S$18〜30(約2,200〜3,600円)
シャトルバス 約40〜60分 S$9〜12(約1,100〜1,400円)

MRTが最安・最速・最楽。チャンギ空港駅(Changi Airport)から市内中心部(City Hall、Raffles Place)まで乗り換え1回で30分前後。深夜早朝ならGrabかタクシーですが、Grabの方が料金が事前に分かって安心です。

現地の移動手段

シンガポールの公共交通は世界トップクラスに便利です。MRTとバスで全エリアをカバーし、どちらも時間通りに来ます。

MRT(地下鉄)

主要観光地はほぼカバー。料金はS$1〜2.5(約120〜300円)。EZ-Linkカード購入が便利

バス

路線が複雑だが、Google Mapsで検索すれば簡単。料金はMRTと同じくらい

Grab(配車アプリ)

タクシーより安く、料金が事前に分かる。深夜や荷物が多い時に便利

徒歩

マリーナベイ周辺、チャイナタウン、リトル・インディアなどは徒歩圏内。ただし暑さ対策必須

現地で使えるフレーズ

シンガポールは英語が公用語ですが、「シングリッシュ」と呼ばれる独特の英語が話されています。語尾に「lah」「leh」「lor」をつける可愛らしい英語です。

フレーズ 読み方 意味
Thank you サンキュー ありがとう
Can lah? キャン・ラー? できますか?(シングリッシュ)
How much? ハウ・マッチ? いくらですか?
Where is the toilet? ウェア・イズ・ザ・トイレット? トイレはどこですか?
Can I have the bill? キャン・アイ・ハブ・ザ・ビル? お会計お願いします
Excuse me エクスキューズ・ミー すみません

注意事項とマナー

罰金大国シンガポール — 知っておくべきルール

シンガポールは「Fine City」(罰金の街)と呼ばれるほど、ルールが厳しい国です。知らなかったでは済まされないので、以下は必ず守りましょう:

  • ゴミのポイ捨て禁止 — 最高S$1,000(約12万円)の罰金
  • 公共交通機関での飲食禁止 — MRT・バス内での飲食はS$500の罰金
  • チューインガムの持ち込み・販売禁止 — 医療用以外は違法
  • 喫煙は指定エリアのみ — 公共施設、レストラン、バー内は全面禁煙
  • 横断歩道以外での横断禁止 — 罰金S$50〜
  • トイレの水を流さない — 罰金対象(稀ですが)

治安と安全

シンガポールは世界で最も治安が良い国の一つです。夜中に一人で歩いても問題ないレベル。ただし、観光地ではスリや置き引きのリスクはゼロではないので、貴重品管理は基本です。また、飲み物に睡眠薬を入れられる「デートレイプドラッグ」の事例もあるので、バーやクラブでは飲み物から目を離さないように。

まとめ — シンガポールで「自分を超える」旅を

マリーナベイの夜景、ホーカーのチキンライス、Gardens by the Bayの未来的な光、リトル・インディアのスパイスの香り——シンガポールは小さな国に、世界中の「体験」が詰まっています。

初めての海外旅行でも、何度目のアジアでも、シンガポールは裏切りません。清潔で、安全で、英語が通じて、しかも圧倒的にフォトジェニック。「また行きたい」と思わせる魔法がこの国にはあります。

3泊4日なら、マリーナベイ・チャイナタウン・リトル・インディア・セントーサ島を回れます。5泊以上なら、カトン地区やティオン・バル、ナイトサファリも追加できます。費用は10万円から、贅沢するなら40万円——あなたのスタイルで、あなたのシンガポールを見つけてください。

行こうかなと思った今が、いちばんいいタイミングです。フライトを検索して、ホテルを予約して、シンガポールの光と香りと味を体験しに行きましょう。読み終わったあなたは、もうシンガポールの魅力に気づいているはずです。

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