モンテネグロ旅行完全ガイド2025|観光・費用・治安を徹底解説

アドリア海の宝石と呼ばれるモンテネグロ。オレンジ色の屋根が連なる中世の街並み、ターコイズブルーに輝く海、そして山々が迫る絶景―日本ではまだ知られていないこの小国は、ヨーロッパの魅力がギュッと詰まった「秘境リゾート」です。コトルの城壁都市はまるでおとぎ話の世界に迷い込んだよう。カフェから漂うエスプレッソの香り、石畳に響く教会の鐘の音、港に停泊する白いヨット。パスポートひとつで、あなたの知らないヨーロッパに出会えます。

モンテネグロってどんな国?基本情報

「モンテネグロ」という名前、聞いたことはあるけど具体的にどこにあるの?という方も多いはず。この国、実は2006年に独立したばかりの新しい国なんです。イタリアの対岸、クロアチアとアルバニアの間に位置する、四国ほどの小さな国。でもこの小さな国に、美しい海岸線、アルプス級の山岳地帯、中世の街並みがすべて揃っているんです。

項目 詳細
正式国名 モンテネグロ共和国(Republic of Montenegro)
首都 ポドゴリツァ(Podgorica)
人口 約62万人(鳥取県と同じくらい)
面積 13,812km²(福島県と同じくらい)
公用語 モンテネグロ語(セルビア語とほぼ同じ)
通貨 ユーロ(€)※EU非加盟だが通貨はユーロ
時差 -8時間(サマータイム時は-7時間)
ビザ 90日以内の観光は不要(パスポート残存期間3ヶ月以上)
宗教 セルビア正教(約72%)、イスラム教(約19%)
気候 沿岸部は地中海性気候、内陸部は大陸性気候

ビザ不要で90日滞在できるから、のんびりロングステイも可能。EU非加盟なのにユーロを使っているというちょっと変わった国ですが、これが旅行者にとってはありがたい。両替の手間なく、他のヨーロッパ諸国からそのまま入国できます。

モンテネグロ旅行の費用|意外とリーズナブル

「ヨーロッパのリゾート地」と聞くと高そうなイメージですよね?でもモンテネグロは、西ヨーロッパに比べてかなりお手頃。クロアチアやイタリアよりも物価が安く、美しいアドリア海を満喫できるコスパ最強の穴場なんです。日本からの直行便はないものの、ヨーロッパ経由で行けば、5泊7日で15万円前後から旅行できます。

航空券の相場

ルート 経由地 片道料金 往復料金
成田→ティヴァト イスタンブール、ベオグラード 5万円〜 10〜15万円
羽田→ポドゴリツァ ウィーン、ミュンヘン 6万円〜 12〜18万円
関空→ティヴァト ドバイ、イスタンブール 5.5万円〜 11〜16万円

お得な航空券の選び方

ティヴァト空港(TIV)はコトルまで20分と便利。ターキッシュエアラインズやオーストリア航空が狙い目。セールを狙えば往復10万円以下も!6〜9月のハイシーズンは早めの予約が必須です。

ホテル・宿泊費の目安

タイプ 1泊料金 特徴
ドミトリー 1,500〜3,000円 バックパッカー向け。旧市街にも多い
ゲストハウス 4,000〜7,000円 個室・アパートメント。朝食付きも多い
3つ星ホテル 8,000〜12,000円 コトル旧市街内。海の見える部屋も
4つ星ホテル 15,000〜25,000円 ブドヴァのビーチリゾート。プール付き
高級リゾート 30,000円〜 スヴェティ・ステファンなど。超絶景

アパートメントタイプがコスパ最高。キッチン付きで自炊もできるし、地元のスーパーで買い物するのも旅の楽しみです。旧市街内に泊まれば、夜のライトアップも存分に満喫できます。

現地での1日の費用

項目 節約 スタンダード リッチ
朝食 300〜500円 800〜1,200円 1,500〜2,500円
昼食 600〜1,000円 1,500〜2,500円 3,000〜5,000円
夕食 1,000〜1,500円 2,500〜4,000円 5,000〜10,000円
交通費 300〜500円 1,000〜2,000円 3,000〜5,000円
観光・アクティビティ 500〜1,000円 2,000〜4,000円 5,000〜10,000円
1日合計 2,700〜4,500円 7,800〜13,700円 17,500〜32,500円

5泊7日の総費用モデル

節約旅行

13〜18万円

格安航空券 + ゲストハウス

  • 航空券: 10万円
  • 宿泊: 2〜3万円(5泊)
  • 現地費用: 1〜2万円

スタンダード旅行

20〜30万円

中級ホテル + しっかり観光

  • 航空券: 13万円
  • 宿泊: 4〜6万円(5泊)
  • 現地費用: 3〜6万円
  • お土産・予備費: 2〜3万円

リッチ旅行

35〜50万円

高級リゾート + グルメ三昧

  • 航空券: 18万円(ビジネス可)
  • 宿泊: 10〜15万円(5泊)
  • 現地費用: 5〜10万円
  • お土産・予備費: 3〜5万円

西ヨーロッパに比べて3〜4割安いのに、景色は負けていません。むしろ観光客が少なく、のんびりできる分、満足度は高いかも。コトル旧市街でシーフードを食べながらワインを飲んでも、3,000円でお釣りが来ますよ。

絶対に訪れたい観光スポット

モンテネグロは小さな国ですが、ユネスコ世界遺産が2つもあります。コトルの旧市街とドゥルミトル国立公園。そして「アドリア海の真珠」と称されるブドヴァ、絶景の島リゾート・スヴェティ・ステファン。数日で巡れる距離感が魅力です。

コトル旧市街(Kotor Old Town)

石畳の路地、オレンジ色の屋根、背後にそびえる山々、そして眼下に広がるコトル湾。これがモンテネグロのアイコン、コトル旧市街です。まるで中世にタイムスリップしたような街並みは、ユネスコ世界遺産に登録され、ヨーロッパでも屈指の美しい街として知られています。

街の見どころは「城壁ハイキング」。旧市街の背後にそびえる標高260mの山頂まで、1,350段もの階段が続きます。登るのは正直キツイ。でも途中で振り返った時の景色が、もう息をのむ美しさ。オレンジの屋根の向こうに青い湾が広がり、湾には豪華クルーズ船が停泊している―この景色を見るためだけに来る価値があります。山頂の聖イヴァン要塞からの眺めは、360度のパノラマ。早朝に登れば朝日に照らされる街並みが幻想的です。

旧市街の中は迷路のような路地がめぐり、カフェやレストラン、雑貨屋がひしめいています。聖トリフォン大聖堂の前の広場では、地元のおじさんたちがエスプレッソを飲んでおしゃべり。観光地なのに、地元の人たちの生活がちゃんとあるのが良い。夜になるとライトアップされ、また違う表情を見せてくれます。

城壁ハイキングの注意点

入場料は€8(約1,200円)。夏は日中40度近くまで気温が上がるので、朝か夕方がベスト。水必須。階段は急なので、スニーカー推奨。所要時間は往復2〜3時間です。

ブドヴァ旧市街とビーチリゾート(Budva)

「アドリア海のマイアミ」とも呼ばれるブドヴァ。コトルが歴史と景観の街なら、ブドヴァはビーチリゾート。白い砂浜、ターコイズブルーの海、そして夜まで賑わうレストラン街。地中海リゾートを満喫したいならここです。

旧市街は半島の先端にあり、城壁に囲まれた小さなエリア。路地を抜けると突然海が開ける瞬間がたまりません。バルコニーからアドリア海を眺めながらワインを飲む―これがブドヴァの正しい楽しみ方。旧市街のすぐ隣にはスロヴェンスカ・プラジャ(スロベニアビーチ)が広がり、夏はビーチパラソルとデッキチェアでびっしり。地元の若者たちも海水浴を楽しんでいます。

ブドヴァのもう一つの魅力が「ナイトライフ」。旧市街の城壁沿いにはバーやクラブが並び、夏のシーズンはDJイベントも頻繁に開催されます。ヨーロッパの若者たちがバカンスで集まる、活気ある街です。

スヴェティ・ステファン(Sveti Stefan)

モンテネグロのポストカードに必ず登場するのが、この小さな島リゾート。陸と細い砂州でつながった島全体が高級ホテルになっていて、宿泊者以外は立ち入り禁止。でも、対岸の展望スポットから見る景色だけでも絶景です。

オレンジの屋根がギュッと密集した島、ターコイズブルーの海、背景の山々。まるで絵画のような光景です。夕暮れ時、夕日が沈む方向に島が浮かび上がる瞬間は、シャッターを切る手が止まりません。リゾートホテルとして営業しているので、宿泊するには1泊10万円以上必要ですが、ハネムーンや特別な旅行なら一生の思い出になるはず。

島の隣にはクイーンズビーチとキングビーチという2つのビーチがあり、こちらは宿泊者以外も利用可能(一部有料)。透き通った海で泳ぎながら、島を眺めるという贅沢な時間が過ごせます。

ペラスト(Perast)

コトル湾の奥にある小さな村、ペラスト。人口300人ほどのこの村には、バロック様式の宮殿や教会が立ち並び、まるで18世紀の貴族の避暑地に迷い込んだよう。車通りも少なく、静かに散歩するだけで癒されます。

この村の一番の見どころが「岩礁の聖母教会(Our Lady of the Rocks)」。湾に浮かぶ人工島に建つ青いドームの教会で、ボートで5分ほどで到着します。島の中には小さな教会と博物館があり、船乗りたちの奉納品が展示されています。教会の内部は美しいフレスコ画で埋め尽くされ、神秘的な雰囲気。島の周囲をぐるりと歩けば、コトル湾の絶景が360度広がります。

ペラストはコトルから車で30分ほど。日帰りで訪れるのも良いですが、1泊して夕暮れの湾を眺めながらディナーを楽しむのも最高です。観光客が去った後の静けさが、この村の本当の魅力です。

ドゥルミトル国立公園(Durmitor National Park)

モンテネグロは海だけじゃありません。内陸部には標高2,000m級の山々が連なるドゥルミトル国立公園があり、こちらもユネスコ世界遺産。夏はハイキング、冬はスキー。ヨーロッパアルプスに負けない絶景が広がります。

公園の玄関口はジャブリャク(Žabljak)という小さな山岳リゾート。ここを拠点に、ブラック湖(Black Lake)へのハイキングや、タラ川の渓谷ドライブを楽しめます。ブラック湖は森に囲まれた神秘的な湖で、湖畔をぐるりと歩く1時間ほどのトレイルが人気。水面に映る山々の姿が美しく、「モンテネグロにこんな景色があったのか」と驚くはず。

もう一つの見どころが「タラ峡谷大橋(Tara Bridge)」。ヨーロッパで最も深い峡谷にかかる全長365mのアーチ橋で、橋の上から見下ろす渓谷は圧巻。橋の下を流れるタラ川はエメラルドグリーンに輝き、ラフティングのメッカとしても有名です。アドリア海のリゾートとは全く違う、大自然のモンテネグロを体験できます。

その他の見どころスポット

ロヴチェン国立公園

標高1,749mの山頂にモンテネグロ建国の父・ニェゴシュの霊廟。360度の絶景

ウルツィニ

アルバニア国境近くのビーチタウン。13kmの長い砂浜と、中世の城塞が魅力

スカダル湖

バルカン半島最大の湖。ボートツアーで島の修道院巡りができる

ポドゴリツァ

首都。観光地というより生活都市。ショッピングやカフェ巡りに

ヘルツェグ・ノヴィ

コトル湾の入口。階段の街として有名。花の祭典ミモザフェスティバルも

バール旧市街

廃墟となった中世の街。イタリアへのフェリーが出る港町でもある

モンテネグロのグルメ|地中海とバルカンの融合

正直に言います。モンテネグロ旅行の楽しみの半分は「食」です。アドリア海の新鮮なシーフード、バルカン半島伝統の肉料理、イタリアの影響を受けたパスタやピザ。そして驚くほど美味しいワイン。物価が安いので、高級レストランでも日本の半額以下。お腹いっぱい食べても3,000円でお釣りが来ます。

絶対食べたいモンテネグロ料理

料理名 どんな料理? 価格
シーフードプラッター エビ、イカ、ムール貝、タコのグリル盛り合わせ。レモンとオリーブオイルでシンプルに €15〜25
ブラックリゾット イカ墨のリゾット。見た目は真っ黒だけど、濃厚な海の旨みが広がる €8〜12
チェヴァプチチ バルカン版ケバブ。ひき肉のソーセージをフラットブレッドで包む。ニンニクソースが絶品 €5〜8
プレシュカヴィツァ 巨大な肉パティ(ハンバーガーの肉だけみたいな)。ジューシーでボリューム満点 €6〜10
ニェグシュキ・シュテーキ チーズとプロシュート入り豚肉のステーキ。モンテネグロの郷土料理 €10〜15
ムサカ ラザニアのバルカン版。ナス、じゃがいも、挽肉の重ね焼き €7〜10
シュコルピオン・フィッシュ カサゴの丸ごとグリル。身がホロホロで、オリーブオイルとの相性抜群 €18〜30/kg
プロシュート 生ハム。ニェグシ産が有名。薄切りでワインのお供に最高 €8〜12
フリッタール ドーナツ型の揚げパン。朝食やおやつに。砂糖をまぶしてサクサク €1〜2
バクラヴァ ナッツとハチミツのパイ菓子。甘党には至福のデザート €2〜4

シーフードは鮮度が命。コトルやブドヴァの港沿いレストランなら、その日の朝に獲れた魚をグリルしてくれます。「Fish of the day」を聞いて、オリーブオイルとレモンでシンプルに焼いてもらうのが通の楽しみ方。

モンテネグロワインが美味しすぎる

実はモンテネグロ、ワイン大国なんです。特にヴラナッツ(Vranac)という土着品種の赤ワインは、濃厚でフルボディ。肉料理との相性が抜群で、ボトル€8〜15という価格が信じられないクオリティ。レストランでグラスワインを頼んでも€3ほど。日本の半額以下です。

白ワインならクルストチ(Krstač)。すっきりとした辛口で、シーフードにぴったり。海辺のレストランで夕日を見ながら飲む白ワイン、これ以上の贅沢はありません。ワイナリー訪問ツアーもあり、試飲しながら購入できます。

おすすめグルメエリア

コトル旧市街

城壁内のレストランは雰囲気抜群。広場のテラス席でシーフードリゾットを。夜はライトアップされた教会を眺めながら

予算: €20〜40/人

ブドヴァ海岸沿い

モダンなシーフードレストラン多数。海を見ながらランチ。夏は予約必須

予算: €15〜30/人

ペラストの港

小さな村だけど名店揃い。地元の漁師から直接仕入れるシーフードが絶品

予算: €18〜35/人

ポドゴリツァ市街

地元民向けのコナバ(伝統居酒屋)が穴場。チェヴァプチチとビールで€10以下

予算: €8〜15/人

ローカルフードマーケット

コトルやブドヴァの朝市では、新鮮な野菜、チーズ、オリーブオイル、ハチミツが手に入ります。アパートメントタイプに泊まって、朝市の食材で自炊するのも楽しい。地元の人と交流できるチャンスです。

モンテネグロならではの体験

観光スポットを巡るだけじゃもったいない。モンテネグロでしかできない体験をいくつかピックアップします。

コトル湾クルーズ

コトル湾は複雑に入り組んだフィヨルド地形。ボートで湾内をめぐるクルーズが人気です。ペラストの岩礁の聖母教会に立ち寄り、水中洞窟のブルーケーブにも入れます。船上から見る旧市街の景色は陸からとは全く違う迫力。半日ツアーで€30〜50ほど。

タラ川ラフティング

ヨーロッパで最も深い渓谷を流れるタラ川。エメラルドグリーンの清流を下るラフティングは、アドレナリン全開のアクティビティです。急流あり、静かな区間あり。途中で川に飛び込んだり、滝の下で泳いだり。4〜10月がシーズン。ツアーは€40〜70で、ランチ付きが多い。

ワイナリー訪問

スカダル湖周辺にはブティックワイナリーが点在。ブドウ畑を見学して、醸造所でオーナーと話しながら試飲。6〜7種類のワインを試して€10〜15。気に入ったワインはその場で購入できます。ワイン好きには天国です。

ローカルマーケット巡り

ポドゴリツァの青空市場では、地元の農家が野菜や果物、チーズ、ハチミツを売っています。試食させてくれることも多く、おばちゃんとのやり取りが楽しい。モンテネグロ語が話せなくても、笑顔とボディランゲージで通じます。お土産にオリーブオイルやラベンダーハチミツを買うのもおすすめ。

ビーチホッピング

ブドヴァを拠点に、周辺のビーチを巡るビーチホッピングが人気。ボートタクシーで移動すれば、車では行けない隠れ家ビーチにもアクセスできます。ヤズビーチ(Jaz Beach)やモグレンビーチ(Mogren Beach)は透明度抜群。デッキチェアとパラソルをレンタルして、1日中ゴロゴロ。最高のバカンスです。

近隣国との周遊がおすすめ

モンテネグロは国土が小さいので、2〜3日で主要スポットを回れます。だから周辺国と組み合わせた周遊旅行がおすすめ。特にクロアチアのドゥブロヴニクは車で2時間、アルバニアのシュコドラも近い。国境越えもスムーズで、バスや車で簡単に移動できます。

周辺国との組み合わせ例

クロアチア周遊

ドゥブロヴニク(クロアチア)→ コトル → ブドヴァ。アドリア海の真珠を巡る旅

所要日数: 5〜7日

バルカン3国周遊

クロアチア → モンテネグロ → アルバニア。地中海とバルカンの文化を満喫

所要日数: 10〜14日

ボスニア周遊

サラエボ(ボスニア)→ ドゥルミトル → コトル。山と海を楽しむルート

所要日数: 7〜10日

セルビア周遊

ベオグラード(セルビア)→ ポドゴリツァ → ブドヴァ。首都と海を楽しむ

所要日数: 6〜8日

国境越えの注意点

シェンゲン協定外のため、国境でパスポートチェックがあります。レンタカーで国境越えする場合は、事前に許可を取る必要あり。バスなら問題なし。バスの国境越えは30分〜1時間ほど停車します。

モンテネグロのベストシーズン

結論から言うと、5〜6月と9月がベスト。夏のピークシーズン(7〜8月)は暑すぎるし混雑します。春と秋は気候が穏やかで、観光客も少なく、ゆったり旅行できます。冬は山岳リゾートでスキーを楽しめますが、沿岸部は閉まっている店が多い。

春(3〜5月)

★★★★☆

気温: 15〜23°C。花が咲き誇り、緑が美しい季節。観光客も少なく快適。ただし海は冷たい。

おすすめ: 観光・ハイキング

夏(6〜8月)

★★★★★

気温: 25〜35°C。ビーチリゾートのハイシーズン。海水浴最高。ただし混雑&高価格。7〜8月は猛暑。

おすすめ: ビーチ・マリンスポーツ

秋(9〜11月)

★★★★★

気温: 18〜25°C。ベストシーズン。9月は海も暖かく、観光客も減って快適。紅葉も美しい。

おすすめ: 全ての観光

冬(12〜2月)

★★☆☆☆

気温: 5〜12°C。沿岸部は閑散。山岳リゾートはスキーシーズン。ドゥルミトルではウィンタースポーツ可能。

おすすめ: スキー・温泉

結論:9月が最強

夏の混雑が去り、まだ海も暖かい9月が最もバランスが良い。宿泊費も夏より安く、レストランも予約なしで入れます。5月〜6月の初夏も良いですが、海水浴は厳しいかも。7〜8月はビーチ目的なら良いですが、暑さ対策必須。

モンテネグロへのアクセス

日本からの行き方

日本からモンテネグロへの直行便はありません。ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎます。所要時間は乗り継ぎ待ちを含めて15〜20時間ほど。

ルート 航空会社 所要時間 特徴
成田→イスタンブール→ティヴァト ターキッシュエアラインズ 約17時間 価格が安い。機内食美味しい
羽田→ウィーン→ポドゴリツァ オーストリア航空 約16時間 乗り継ぎスムーズ
成田→ミュンヘン→ティヴァト ルフトハンザドイツ航空 約18時間 フランクフルト経由も可
関空→ドバイ→ティヴァト エミレーツ航空 約19時間 豪華な機材

モンテネグロの空港

ティヴァト空港(TIV): コトルまで車で20分、ブドヴァまで30分。沿岸部の観光拠点として最も便利。小さい空港だけど、夏は混雑します。

ポドゴリツァ空港(TGD): 首都の空港。コトルまで1.5時間、ブドヴァまで1時間。国際線が多く、ヨーロッパ各都市と繋がっています。

空港から市内へのアクセス

方法 料金 所要時間 備考
タクシー(ティヴァト→コトル) €8〜15 20分 最も楽。空港出口に待機
シャトルバス(ティヴァト→コトル) €5〜8 30分 便数少ない。夏限定のことも
レンタカー €25〜50/日 自由に移動できて便利。国際免許必要
送迎サービス €20〜40 30分 事前予約。ホテルまで直行

実用情報|知っておくべきこと

通信・インターネット

モンテネグロでは観光地なら無料Wi-Fiが充実しています。カフェ、レストラン、ホテルはほぼ完備。ただし移動中や山岳地帯では圏外になることも。確実にネットを使いたいなら、eSIMかSIMカードを購入しましょう。

通信手段 料金 特徴
eSIM(Airalo等) $5〜15/7日 日本で事前購入。即開通。おすすめ
現地SIMカード €10〜20/30日 空港や街中で購入可。SIMフリー端末必要
ポケットWi-Fi 1,000〜1,500円/日 複数人でシェアできる。重い

主要キャリアはTelenor、m:tel、T-Mobile。どれも4G/LTEで快適。空港到着時に購入すれば、その場で開通してくれます。

現地交通

バス: 都市間の移動はバスが便利。コトル〜ブドヴァは30分おきに運行、€3〜5。長距離バスはポドゴリツァのバスターミナルから各地へ出ています。

タクシー・Uber: タクシーはメーター制だけど、ぼったくりもあるので注意。乗る前に料金確認を。ブドヴァやポドゴリツァではUberやCarGoも使えます。

レンタカー: 自由に観光したいならレンタカーがベスト。道路は整備されていて運転しやすい。ただし山道は急カーブ多し。国際免許が必要です。

使える現地語フレーズ

日本語 モンテネグロ語 発音
こんにちは Dobar dan ドバル ダン
ありがとう Hvala フヴァラ
いくらですか? Koliko košta? コリコ コシュタ
美味しい Ukusno ウクスノ
お会計をお願いします Račun, molim ラチュン モリム
はい / いいえ Da / Ne ダ / ネ
すみません Izvinite イズヴィニテ
乾杯! Živeli! ジヴェリ

観光地では英語が通じますが、ローカルなレストランや市場では通じないことも。簡単な挨拶だけでも覚えていくと、地元の人の反応が全然違います。

治安と注意事項

モンテネグロの治安は比較的良好。ヨーロッパの中では安全な部類です。ただし観光地ではスリや置き引きに注意。特にコトル旧市街の混雑時や、ビーチでの貴重品管理は気をつけて。

旅行時の注意点

  • 夏の暑さ対策: 7〜8月は40度近くまで上がることも。水分補給必須。城壁ハイキングは朝か夕方に
  • 現金を持ち歩く: カード払いは普及していますが、小さな店や市場では現金のみのことも
  • 山道の運転: レンタカーで移動する場合、山道は急カーブ多し。慎重に
  • ビーチの石: 砂浜もあるけど、石のビーチも多い。マリンシューズがあると便利
  • 日曜は店が閉まる: 特に地方では日曜は多くの店が休業。買い物は土曜までに

チップ文化

モンテネグロではチップは必須ではありませんが、サービスが良ければ端数を切り上げる程度(€23なら€25にする)か、5〜10%のチップを渡すと喜ばれます。カフェでは小銭をテーブルに残す程度でOK。

電源・コンセント

電圧は220V、周波数は50Hz。プラグはCタイプ(丸ピン2本)。日本の電化製品を使うには変圧器と変換プラグが必要です。スマホやPCの充電器は100〜240V対応が多いので、変換プラグだけあればOK。

まとめ|モンテネグロで待っているもの

オレンジ色の屋根、ターコイズブルーの海、山々に囲まれた旧市街、そして美味しいワインとシーフード。モンテネグロには、まだ日本人観光客が少ない「秘境リゾート」の魅力がぎっしり詰まっています。

コトルの城壁を登って見下ろす湾の景色、ブドヴァのビーチで夕日を眺めながら飲むワイン、ペラストの静かな村でのんびり過ごす時間。どれもが「ここに来てよかった」と心から思える体験です。西ヨーロッパに比べて物価が安く、観光客も少ないいま、モンテネグロは「知る人ぞ知る」ベストタイミング。

小さな国だけど、2〜3日では足りないくらい魅力的。周辺国と組み合わせて1週間のバルカン周遊も最高です。ビザなしで90日滞在できるから、気に入ったらロングステイも夢じゃない。

飛行機を降りた瞬間に広がるアドリア海の香り、石畳に響く靴音、カフェから漂うエスプレッソの匂い―冒頭で話したあの景色が、あなたを待っています。「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。パスポートを手に、モンテネグロへ飛び出しましょう。

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