飛行機の扉が開いた瞬間、45度の灼熱の空気が肌を刺し、目の前には雲を突き抜けるような828メートルの超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」がそびえ立つ。砂漠の真ん中に突如現れた未来都市、ドバイ。空調の効いたモール内には雪のゲレンデがあり、金色に輝くアラビアンコーヒーの香りが漂い、夜になれば噴水ショーが音楽に合わせて数十メートルも舞い上がる。ここはただの観光地じゃない。「人間がここまでできるのか」と圧倒される、スケールの違う世界です。
ドバイと聞いて「お金持ちの国でしょ?」と思うかもしれません。確かに超高級ホテルもあるけど、実は予算に合わせて楽しめる懐の深い街なんです。LCCも就航していて、食事は1,000円以下から、メトロは1回100円程度。工夫次第で10万円以内の3泊5日旅行も十分可能。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。
ドバイ基本情報 — これだけ知っておけば安心
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式国名 | アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国 |
| 言語 | アラビア語(公用語)、英語(広く通用) |
| 通貨 | UAEディルハム(AED) 1AED = 約42円(2026年2月) |
| 時差 | -5時間(日本が正午ならドバイは午前7時) |
| フライト時間 | 成田・羽田から直行便で約11〜12時間 |
| ビザ | 日本国籍なら30日以内の観光は不要(到着時に無料で入国スタンプ) |
| 宗教 | イスラム教(観光客への寛容さも高い) |
| 電圧・プラグ | 220V/50Hz、BFタイプ(変換プラグ必須) |
ビザ不要で入国できて、英語が通じる。この2つだけで、ドバイは日本人にとって驚くほど行きやすい中東の国です。「アラブの国は難しそう」と思っていたあなた、その心配は必要ありません。
ドバイ旅行の費用 — 予算別プラン徹底比較
「ドバイは高い」と思っていませんか?確かに7つ星ホテルもあるけれど、実はLCCとシティホテルを使えば10万円以内で3泊5日が可能です。逆に予算があれば、一生の思い出になるラグジュアリー体験もできる。ここでは予算別に3パターンをリアルに比較します。
航空券の相場(成田・羽田発、往復)
| 航空会社タイプ | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| LCC(エアアラビア等) | 5〜7万円 | 経由便、機内食別途、荷物制限あり |
| 中東系航空(エミレーツ等) | 8〜12万円 | 直行便あり、機内食・飲み物込み、快適 |
| 日系・欧州系航空 | 10〜15万円 | 安心感、日本語対応、サービス充実 |
| ビジネスクラス | 30〜60万円 | フルフラット、ラウンジ利用、極上体験 |
セール時は往復5万円以下も!
エミレーツやエティハド航空は年に数回セールを実施。エコノミーでも往復6万円台が出ることも。航空会社の公式サイトやメルマガ登録で情報をキャッチしましょう。
宿泊費の相場(1泊・1室あたり)
| 宿泊タイプ | 価格帯 | おすすめエリア |
|---|---|---|
| ホステル・ゲストハウス | 2,000〜4,000円 | デイラ、バール・ドバイ |
| 3つ星ホテル | 6,000〜10,000円 | デイラ、ダウンタウン周辺 |
| 4つ星ホテル | 12,000〜20,000円 | ダウンタウン、マリーナ |
| 5つ星ホテル | 25,000〜60,000円 | ダウンタウン、パーム・ジュメイラ |
| 超高級ホテル(7つ星等) | 10万円〜 | ブルジュ・アル・アラブなど |
食費の目安(1日あたり)
| 食事スタイル | 1日の予算 | 内訳例 |
|---|---|---|
| 節約型 | 2,000〜3,000円 | フードコート、ローカル食堂、スーパー |
| スタンダード型 | 4,000〜6,000円 | カジュアルレストラン、チェーン店 |
| リッチ型 | 8,000〜15,000円 | 高層レストラン、ホテルディナー |
3泊5日の総予算シミュレーション
節約旅行
8〜12万円
LCC + ホステル・3つ星
- 航空券: 5〜7万円
- 宿泊: 0.6〜3万円(3泊)
- 食費: 0.6〜0.9万円
- 観光・交通: 1〜2万円
スタンダード旅行
15〜25万円
中東系航空 + 4つ星ホテル
- 航空券: 8〜12万円
- 宿泊: 3.6〜6万円(3泊)
- 食費: 1.2〜1.8万円
- 観光・交通: 2〜5万円
ラグジュアリー旅行
40〜80万円〜
ビジネスクラス + 5つ星以上
- 航空券: 30〜60万円
- 宿泊: 7.5〜18万円(3泊)
- 食費: 2.4〜4.5万円
- 観光・交通: 5〜10万円
驚くことに、節約すれば東京〜ニューヨーク往復より安くドバイに行けます。工夫次第で、未来都市の体験が手に入るんです。逆に予算があれば、人生で一度は体験したい「7つ星ホテル」や「砂漠の超高級リゾート」も。ドバイは、あなたの予算に応えてくれる街です。
絶対に外せない観光スポット — 驚きの連続
ドバイの観光スポットは「世界一」「世界最大」のオンパレード。どこを見ても「こんなもの作っちゃうの!?」と驚くばかり。ここでは絶対に外せないメインスポット5つと、他のおすすめを一気に紹介します。
ブルジュ・ハリファ — 雲を超える世界一の高層ビル
高さ828メートル、160階建て。東京スカイツリーより高い、地球上で最も高いビルです。エレベーターに乗った瞬間、耳がキーンとなるほどの高速上昇。わずか1分で124階の展望台「At The Top」に到着します。
窓の外に広がるのは、砂漠とビル群が混在する異世界の景色。眼下には人工島パーム・ジュメイラが手のひらサイズに見え、遠くにはペルシャ湾の青い水平線。夕暮れ時には、空がオレンジからピンク、紫へと変わり、街全体が黄金色に染まる瞬間がたまりません。夜は夜で、ドバイファウンテンの噴水ショーを真上から見下ろせる特等席。「ああ、ここまで来てよかった」と思える瞬間です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 入場料 | 124/125階: 約5,000円〜、148階(最上階): 約15,000円〜 |
| 営業時間 | 8:00〜深夜2:00(時期により変動) |
| おすすめ時間 | サンセット1時間前(混雑するので事前予約必須) |
| 所要時間 | 1〜2時間 |
事前予約で時間指定&スキップ入場
当日窓口は大混雑。公式サイトで事前予約すれば、指定時間にスムーズ入場できます。サンセット時間帯は特に人気なので、1週間前の予約がおすすめ。
ドバイ・モール & ドバイ・ファウンテン — 世界最大級のエンタメ空間
ブルジュ・ハリファの足元に広がる「ドバイ・モール」は、東京ドーム23個分の広さを誇る世界最大級のショッピングモール。ショップは1,200店舗以上、レストランは200軒以上。中には水族館、スケートリンク、VRパーク、恐竜の化石まである、もはや街です。
そして夜、モールの外で始まるのが「ドバイ・ファウンテン」の噴水ショー。全長275メートルの巨大噴水が、アラビア音楽やポップスに合わせて躍動する様は圧巻。水が最大150メートルまで吹き上がり、光と音楽が一体となって夜空を彩る。しかもこれが毎日、30分おきに無料で見られるんです。ブルジュ・ハリファをバックに、噴水が舞い上がる瞬間の美しさは、何度見ても飽きません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜24:00(店舗により異なる) |
| 噴水ショー時間 | 13:00/13:30(昼)、18:00〜23:00(夜・30分おき) |
| 入場料 | 無料(水族館等の施設は別途料金) |
| 所要時間 | 半日〜1日(広すぎて全部は回れません) |
パーム・ジュメイラ — 宇宙から見える人工島
ヤシの木の形をした巨大な人工島、パーム・ジュメイラ。Google Earthで見ると、その形がくっきり分かります。総延長5km以上の人工ビーチを持ち、島全体が高級リゾート地として開発されています。
島の先端には、あの有名な「アトランティス・ザ・パーム」ホテルがそびえ立ち、ウォーターパーク「アクアベンチャー」が併設されています。モノレールに乗って島を縦断するだけでも、エメラルドグリーンの海と白い砂浜、そしてラグジュアリーなヴィラが並ぶ景色にうっとり。「本当にこれ、人間が作ったの?」と何度も思います。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| アクセス | モノレール(パーム・ジュメイラ駅から)、タクシー |
| モノレール料金 | 片道約1,000円、往復約1,800円 |
| 見どころ | アトランティス・ザ・パーム、ビーチクラブ、高級レストラン |
| 所要時間 | 半日〜1日 |
ゴールド・スーク & スパイス・スーク — 伝統のアラブ市場
超高層ビルとは対照的に、ドバイの古き良き姿が残るのがデイラ地区の「スーク(市場)」。細い路地に何百軒もの金細工店がひしめく「ゴールド・スーク」では、店先に輝く黄金のアクセサリーが所狭しと並び、その量に圧倒されます。金の指輪、ネックレス、ブレスレット…すべて重さ売りで、値引き交渉も楽しめる。
そこから徒歩圏内の「スパイス・スーク」では、サフラン、カルダモン、シナモンの甘くてスパイシーな香りが鼻をくすぐります。色とりどりのスパイスが山積みにされ、商人たちが声をかけてくる活気ある雰囲気。ここは昔ながらのアラブの商人文化を肌で感じられる場所。未来都市ドバイとはまた違った、人間味あふれる魅力があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜22:00(金曜午後は休み) |
| アクセス | メトロ「Al Ras駅」徒歩5分 |
| おすすめ | 値段交渉を楽しむ(最初の提示額から20〜30%減が目安) |
| 所要時間 | 2〜3時間 |
砂漠サファリ — アラビアンナイトの世界へ
ドバイに来たら、砂漠体験は絶対に外せません。市街地から車で30分も走れば、そこは見渡す限りの砂丘。4WD車で砂の山を駆け上がり、急降下する「デューン・バッシング」はまるでジェットコースター。砂が舞い上がり、車が傾き、悲鳴と歓声が入り混じります。
夕方になると、砂漠キャンプに到着。ラクダ乗り体験、ヘナタトゥー、民族衣装の試着など、アラブ文化を満喫できるアクティビティが盛りだくさん。そして日が沈むと、砂漠の空がオレンジからピンク、紫へと変わり、満天の星空が現れます。焚き火を囲んで食べる伝統料理のビュッフェ、ベリーダンスショー、タノウラダンス(スーフィーの旋舞)を見ながら過ごす夜は、まるで「アラビアンナイト」の世界に迷い込んだよう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 料金 | 6,000〜15,000円(送迎・食事込み) |
| 所要時間 | 5〜6時間(14:00〜15:00頃ピックアップ、21:00頃帰着) |
| 含まれるもの | デューン・バッシング、ラクダ乗り、BBQディナー、ショー |
| 予約 | 日本語対応のツアー会社、Get Your Guideなどで事前予約 |
酔いやすい人は酔い止め必須
デューン・バッシングは激しい揺れが続くため、乗り物酔いしやすい人は事前に酔い止めを飲んでおくと安心。空腹・満腹を避け、軽食程度にしておくのもポイントです。
その他の必見スポット
ブルジュ・アル・アラブ
7つ星の帆船型ホテル。外観撮影スポットとして大人気
ドバイ・マリーナ
運河沿いに高層ビルが並ぶ、欧米風のおしゃれエリア
ジュメイラ・ビーチ
ブルジュ・アル・アラブを眺めながらビーチでのんびり
ドバイ・フレーム
高さ150mの巨大な額縁。新旧ドバイを一望できる
グローバル・ビレッジ
世界各国のパビリオン&エンタメパーク(冬季限定)
ドバイ・ミラクル・ガーデン
5000万本の花で彩られた世界最大の花園(冬季限定)
ドバイグルメ — 伝統から最先端まで
正直に言います。ドバイのグルメは、想像以上に多様で美味しい。中東料理はもちろん、世界中から人が集まるため、インド、フィリピン、レバノン、イタリアン、和食まで何でも揃う国際都市。しかもミシュラン星付きレストランから、1食500円のローカル食堂まで選択肢が幅広い。ここではドバイで絶対に食べたい料理と、おすすめスポットを紹介します。
絶対食べたい!ドバイ名物料理
| 料理名 | どんな料理? | 価格目安 |
|---|---|---|
| シャワルマ | 中東版ケバブ。薄焼きパンに鶏肉や羊肉、野菜を包んだストリートフード | 200〜500円 |
| フムス | ひよこ豆のペースト。オリーブオイルをかけてピタパンですくって食べる | 300〜800円 |
| マンディ | スパイス香る炊き込みご飯に、ホロホロの羊肉や鶏肉を乗せた伝統料理 | 1,200〜2,500円 |
| ファラフェル | ひよこ豆をすりつぶして揚げたコロッケ風。サクサク食感がクセになる | 200〜600円 |
| ルクマ(デザート) | デーツ(ナツメヤシ)シロップをかけた揚げドーナツ。甘党には天国 | 400〜1,000円 |
| アラビックコーヒー | カルダモンの香りがする伝統コーヒー。デーツと一緒に | 200〜500円 |
| ビリヤニ | インド系住民が多いため本格ビリヤニが激安で食べられる | 500〜1,500円 |
予算別おすすめグルメスポット
節約派(1食500〜1,500円)
ローカル食堂&フードコート
- デイラのローカル食堂(パキスタン・インド料理)
- ドバイ・モールのフードコート
- Al Mallah(シャワルマの名店)
- Ravi Restaurant(激安カレー)
スタンダード(1食2,000〜5,000円)
カジュアルレストラン
- Arabian Tea House(伝統的なエミラティ料理)
- Operation: Falafel(モダン中東料理)
- Zaroob(レバノン料理カフェ)
- The Cheesecake Factory(アメリカンダイナー)
リッチ(1食8,000円〜)
高層レストラン&ホテルダイニング
- At.mosphere(ブルジュ・ハリファ122階)
- Pierchic(海の上のシーフードレストラン)
- Al Mahara(ブルジュ・アル・アラブ内、水族館レストラン)
- Ossiano(アトランティス内、水中レストラン)
ドバイのカフェ文化 — インスタ映えの宝庫
ドバイはカフェ文化も発達していて、おしゃれなカフェが街中に点在しています。アラビックコーヒーを飲みながら、デーツをつまむ伝統的なスタイルから、ラテアートが美しい欧米風カフェまで多種多様。特に「ゴールドカプチーノ(金箔入り)」や「カメルミルクラテ(ラクダミルク)」など、ドバイならではのメニューも。
The Surf Cafe
ビーチ沿いのサーファーカフェ。波音を聞きながらコーヒー
XVA Cafe
オールドドバイの中庭カフェ。アートギャラリー併設
The Sum of Us
アルセルカル・アベニューのおしゃれカフェ。ラテアートが美しい
Gold on 27
ブルジュ・アル・アラブ27階。金箔カプチーノが名物
お酒はホテル・レストランでのみ
ドバイはイスラム教国家のため、公共の場での飲酒は禁止。お酒を飲みたい場合は、ライセンスを持つホテル内のバーやレストランで。ルーフトップバーからの夜景を楽しみながらのカクテルは格別です。
ドバイでの体験 — ここでしかできないこと
観光スポットを巡るだけじゃもったいない。ドバイには「ここでしかできない体験」がたくさんあります。超高級ホテルでのアフタヌーンティー、スカイダイビング、砂漠でのグランピング…。予算と時間が許す限り、ぜひ挑戦してみてください。
ブルジュ・アル・アラブでアフタヌーンティー
7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」は、宿泊しようとすると1泊20万円以上。でもアフタヌーンティーなら1人1.5〜2万円で入れます。金箔で装飾された豪華絢爛なロビー、アラビア海を一望できるラウンジ、3段トレイに並ぶ繊細なスイーツとサンドイッチ。「これが7つ星か…」と圧倒される贅沢なひとときです。
スカイダイビング — パーム・ジュメイラ上空からダイブ
高度4,000メートルから、パーム・ジュメイラを眼下に見ながらのスカイダイビング。インストラクターとタンデムで飛ぶため、初心者でもOK。飛行機のドアが開いた瞬間の恐怖、飛び降りた瞬間の浮遊感、そして眼下に広がる青い海とヤシの木型の島。一生忘れられない絶景体験です。料金は約8〜10万円と高額ですが、動画撮影付きで思い出を持ち帰れます。
砂漠でグランピング — 星空の下で一晩
日帰り砂漠サファリも良いけれど、時間があるなら砂漠での1泊がおすすめ。ラグジュアリーなテント(エアコン・ベッド完備)で過ごし、焚き火を囲んでの夕食、満天の星空観察、朝日に照らされる砂丘のグラデーション…。都会の喧騒を忘れ、砂漠の静寂に包まれる贅沢な時間。料金は2〜5万円程度で、送迎・食事・アクティビティ込み。
ドバイ・オペラでショー鑑賞
2016年にオープンした「ドバイ・オペラ」は、帆船をイメージした美しい建築。オペラ、バレエ、ミュージカル、コンサートなど多彩な演目が上演されます。英語での公演も多く、ドレスアップして優雅な夜を過ごすのも一興。チケットは3,000円〜と意外とリーズナブル。
その他のユニーク体験
スキードバイ
ドバイ・モール内の屋内スキー場。砂漠なのにマイナス4度
ヨットクルーズ
マリーナ発の夕暮れクルーズ。ディナー付きプランも
アブラ(水上タクシー)
ドバイ・クリークを横断する伝統的な木造ボート。1回50円
IMG ワールド・オブ・アドベンチャー
世界最大の屋内テーマパーク。マーベルヒーローエリアも
ドバイ周辺の都市・エリア — 足を伸ばしてみよう
ドバイだけで十分楽しいけれど、時間があれば周辺エリアにも足を伸ばしてみませんか?車で1〜2時間の範囲に、全く違う魅力を持つ都市が点在しています。
アブダビ — UAEの首都
車で約1時間半。世界三大美モスク「シェイク・ザイード・グランドモスク」は圧巻。真っ白な大理石、黄金のシャンデリア、世界最大の手織りカーペット。ドバイより落ち着いた雰囲気で、文化的な一面を感じられます。ルーブル・アブダビ(美術館)も必見。
アクセス: バスで片道1,200円、2時間
シャルジャ — 文化と芸術の街
ドバイの隣、車で30分。「UAEの文化首都」と呼ばれ、博物館や美術館が充実。イスラム文明博物館、シャルジャ・アート・ミュージアムは見応え抜群。スーク・アル・マルカジ(ブルースーク)は青いタイル装飾が美しい。お酒禁止でより保守的な雰囲気。
アクセス: バス・タクシーで30〜40分
ラス・アル・ハイマ — 砂漠と山のアドベンチャー
ドバイから車で1時間。ハジャル山脈の麓に広がる自然豊かなエリア。世界最長のジップライン「Jebel Jais Flight」(全長2.8km)はスリル満点。砂漠リゾートでのグランピングも人気。ドバイより物価が安く、のんびりした雰囲気。
アクセス: レンタカーまたはツアー
ベストシーズン — いつ行くのが正解?
ドバイは年間を通じて行けますが、季節によって気温と楽しみ方が大きく変わります。「いつ行くか」で旅の満足度が変わるので、しっかり選びましょう。
春(3〜5月)
おすすめ度: ★★★★☆
気温25〜35度。暖かくて過ごしやすいが、5月は暑くなり始める。ビーチやプールを楽しむならベスト。ラマダン(イスラム断食月)に当たる可能性あり。
航空券: やや高め
夏(6〜9月)
おすすめ度: ★★☆☆☆
気温40〜50度。灼熱地獄で外歩きは厳しい。ただし航空券・ホテルが激安&サマーセール開催。屋内施設(モール・スキー場)メインなら狙い目。
航空券: 最安
秋(10〜11月)
おすすめ度: ★★★★★
気温25〜35度。暑さが和らぎ始め、外歩きが快適に。砂漠サファリにも最適。10月末〜11月はイベント(グローバル・ビレッジ開園)も多い。
航空券: 標準
冬(12〜2月)
おすすめ度: ★★★★★
気温15〜25度。ドバイのベストシーズン。快適な気候で観光しやすく、ビーチもOK。年末年始は花火・イベント多数。ただし航空券・ホテルが最高値。
航空券: 最高値
結論: 11月〜3月がベスト、節約なら夏も選択肢
初めてのドバイなら、気候が快適で全アクティビティが楽しめる11月〜3月がおすすめ。ただし夏(6〜9月)は航空券が往復5万円以下になることもあり、屋内施設メインで楽しむなら超お得。ラマダン期間(イスラム暦で変動)は日中の飲食が制限されるので、事前に確認を。
実用情報 — 知っておきたい旅のヒント
通信手段 — eSIMが便利
ドバイでのインターネット接続は、eSIMが圧倒的に便利。出発前にアプリで購入・設定しておけば、到着した瞬間から使えます。主要eSIMサービス(Airalo、Holafly、UbigiなどUbigi等)で、3日間1GB〜10日間10GBまで幅広いプラン。価格は3日1,000円〜10日3,000円程度。
| 通信手段 | 価格 | メリット・デメリット |
|---|---|---|
| eSIM | 1,000〜3,000円 | 即使用可、SIM入れ替え不要、複数デバイスには不向き |
| 現地SIMカード | 1,500〜3,000円 | 空港で購入可、安定した通信、SIM入れ替えが面倒 |
| Wi-Fiレンタル | 1日800〜1,500円 | 複数デバイスOK、持ち運びが荷物、充電必要 |
| ホテル・カフェWi-Fi | 無料 | 外出先で使えない、セキュリティ不安 |
空港から市内へのアクセス
| 交通手段 | 料金 | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| メトロ(レッドライン) | 200〜400円 | 30〜45分 | 最安、便利、荷物多いと大変 |
| タクシー | 3,000〜5,000円 | 20〜40分 | 楽、渋滞あり、メーター制で安心 |
| Uber/Careem | 2,500〜4,500円 | 20〜40分 | 事前料金確定、アプリで楽 |
| 空港シャトルバス | 800〜1,500円 | 60〜90分 | 安い、時間かかる、主要ホテル停車 |
Nolカード(交通ICカード)を作ろう
メトロ・バス・トラム共通のICカード「Nol」は空港・駅で購入可能(カード代25AED=約1,000円、チャージ式)。1回券より割安で、改札もスムーズ。滞在中ずっと使えるので、到着時に作っておくと便利です。
市内の移動手段
ドバイは車社会ですが、観光客にとってはメトロ・タクシー・Uberの組み合わせで十分移動できます。メトロは主要観光地(ブルジュ・ハリファ、ドバイ・モール、マリーナ等)をカバーしていて便利。タクシーは初乗り300円程度で、日本より格安です。
使えるアラビア語フレーズ
ドバイは英語が広く通じるため、アラビア語ができなくても問題ありません。ただし、簡単な挨拶を覚えておくと現地の人が喜んでくれます。
| 日本語 | アラビア語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | مرحبا | マルハバ |
| ありがとう | شكراً | シュクラン |
| さようなら | مع السلامة | マア・サラーマ |
| お願いします | من فضلك | ミン・ファドゥラック |
| はい | نعم | ナアム |
| いいえ | لا | ラー |
旅の注意事項 — イスラム文化を尊重しよう
ドバイは観光客に寛容な都市ですが、イスラム教国家であることを忘れずに。以下のマナーを守れば、快適に過ごせます。
服装のマナー
ビーチやプール以外では、肩・膝が隠れる服装が無難。モスク見学時は女性はヘッドスカーフ着用、男性も長ズボン必須。ショッピングモールでも過度な露出は避けましょう。
公共の場での行動
公共の場でのキス・ハグなど過度なスキンシップは控えめに。大声で騒ぐ、酔っ払うなども避けましょう。写真撮影は、現地の人(特に女性)を撮る際は必ず許可を。
ラマダン期間の注意
イスラム暦の断食月(ラマダン)期間中は、日中の公共の場での飲食・喫煙が禁止。レストランは夕方から営業。観光客も配慮が必要です(ホテル内は例外)。
金曜日は「イスラムの日曜日」
金曜日はイスラム教の礼拝日。午前中はモスクでの礼拝があり、一部の店舗・スークは午後から営業。観光施設は通常通り営業しているところが多いです。
チップの習慣
ドバイではチップは必須ではありませんが、良いサービスを受けた場合は渡すのがスマート。レストランは料金の10〜15%、ホテルのポーターは荷物1個につき5〜10AED(約200〜400円)、タクシーは釣り銭を切り上げる程度でOK。高級レストランではサービス料込みの場合もあるので、レシートを確認しましょう。
治安と安全
ドバイは中東で最も治安が良い都市のひとつ。夜間の一人歩きも比較的安全です。ただし、以下の点には注意を。
- スリ・置き引きは少ないが、混雑したスークでは荷物に注意
- タクシーはメーター制だが、稀にぼったくりも。Uberが安心
- 砂漠ツアーは必ず実績のある会社を選ぶ(口コミ確認)
- 緊急時は警察(999)、救急(998)、日本大使館(+971-4-293-8888)
モデルプラン — 3泊5日で巡るドバイ
「初めてのドバイ、どう回ればいい?」という人のために、3泊5日の王道プランを紹介します。このプランを基本に、自分の興味に合わせてアレンジしてください。
1日目: 到着〜ダウンタウン観光
| 午前 | ドバイ国際空港着(深夜便なら早朝着)→ ホテルチェックイン → 休憩 |
| 午後 | ドバイ・モール散策 → 水族館見学 → カフェで休憩 |
| 夕方〜夜 | ブルジュ・ハリファ展望台(サンセット)→ ドバイ・ファウンテン鑑賞 → モール内でディナー |
2日目: 砂漠サファリ
| 午前 | ゴールド・スーク & スパイス・スーク散策 → アブラ(水上タクシー)体験 |
| 午後 | ホテルで休憩(14:00頃にツアー会社がピックアップ) |
| 夕方〜夜 | 砂漠サファリ(デューン・バッシング、ラクダ乗り、サンセット、BBQディナー、ショー)→ 21:00頃ホテル帰着 |
3日目: ビーチ&マリーナエリア
| 午前 | パーム・ジュメイラ(モノレール乗車、アトランティス・ザ・パーム見学) |
| 午後 | ジュメイラ・ビーチでのんびり → ブルジュ・アル・アラブを眺めながらランチ |
| 夕方〜夜 | ドバイ・マリーナ散策 → マリーナ・ウォークでディナー → 夜景撮影 |
4日目: フリー&ショッピング
| 午前 | オプション: アブダビ日帰りツアー or スキー・ドバイ or 追加観光 |
| 午後 | ショッピング(ドバイ・モール、モール・オブ・ジ・エミレーツ) |
| 夕方〜夜 | お土産購入 → 最後のディナー → ホテルでパッキング |
5日目: 帰国
| 午前 | ホテルチェックアウト → 空港へ(フライト3時間前到着推奨) |
| 午後 | ドバイ発 → 帰国便(機内で余韻に浸る) |
お土産 — 喜ばれるドバイ土産
ドバイのお土産選びは楽しい。伝統的なアラブ雑貨から、高級チョコレート、黄金グッズまで選択肢が豊富。ここでは定番から変わり種まで紹介します。
定番お土産リスト
| お土産 | 価格目安 | 購入場所 |
|---|---|---|
| デーツ(ナツメヤシ) | 500〜2,000円 | スーパー、スーク、空港 |
| Patchi(高級チョコレート) | 1,500〜5,000円 | ドバイ・モール、空港 |
| アラビックコーヒー | 800〜2,000円 | スーパー、スーク |
| アラブ香水(Oud) | 2,000〜10,000円 | パフュームスーク、デパート |
| ゴールドアクセサリー | 3,000円〜 | ゴールド・スーク(要交渉) |
| ラクダグッズ | 300〜3,000円 | スーク、お土産屋 |
| アラビアンランプ | 1,000〜5,000円 | スーク、お土産屋 |
| ドバイチョコレート(Al Nassma) | 1,200〜3,000円 | ドバイ・モール、空港(ラクダミルク入り) |
バラマキ土産ならCarrefour(カルフール)
ドバイの大手スーパー「Carrefour」で、アラビックコーヒーやデーツを大量購入するのがコスパ最強。ドバイ・モール内にもあるので、観光ついでに買えます。
まとめ — さあ、未来都市へ飛び出そう
飛行機の扉が開いた瞬間の灼熱の空気、雲を突き抜けるブルジュ・ハリファ、金色に輝くアラビアンコーヒー、音楽に合わせて舞い上がる噴水ショー。ドバイは「人間がここまでできるのか」と圧倒される、スケールの違う世界でした。砂漠の真ん中に突如現れた未来都市で、伝統と最先端が混ざり合う不思議な魅力。読み終わったあなたは、きっともうフライトを検索しているはず。
ドバイは「お金持ちの国」というイメージがあるけれど、実は予算に合わせて楽しめる懐の深い街。LCCとシティホテルを使えば10万円以内で行けるし、逆に予算があれば7つ星ホテルやスカイダイビングで一生の思い出も作れる。ビザ不要で英語が通じて、治安も良い。日本から直行便で12時間。思っているより、ずっと行きやすい場所なんです。
828メートルのブルジュ・ハリファから見下ろす景色、砂漠で見上げる満天の星空、ゴールド・スークで輝く黄金のアクセサリー、ジュウジュウ焼けるシャワルマの香り。五感で感じるドバイは、写真や動画では伝わらない迫力があります。「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。さあ、未来都市へ飛び出しましょう。
ドバイで、あなたの「世界」が変わる。

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