グアテマラ旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

中米の密林に眠る古代マヤ文明の神殿。色鮮やかな民族衣装をまとった先住民の笑顔。アティトラン湖に映る火山のシルエット。グアテマラは、中米で最も文化的に豊かで、最も冒険に満ちた国です。日本からは遠いけれど、この国でしか味わえない体験があります。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

グアテマラってどんな国?

グアテマラは、中央アメリカの北部に位置する、面積約10.9万km²(日本の約3分の1)の国です。人口は約1,800万人で、そのうち約40%が先住民であるマヤ系民族。スペイン語が公式言語ですが、地域によっては22種類ものマヤ諸語が話されています。

この国の最大の魅力は、「多様性」です。熱帯雨林、高地の火山、カリブ海のビーチ、古代遺跡、コロニアル都市、先住民文化——これほど多彩な顔を持つ国は中米でも珍しい。しかも、観光地化が進みすぎていないため、「本物の中米」に出会えるのです。

項目 詳細
正式名称 グアテマラ共和国(República de Guatemala)
首都 グアテマラシティ(Guatemala City)
言語 スペイン語(公用語)、マヤ諸語22言語
通貨 ケツァル(GTQ)※1GTQ = 約18円(2026年2月)
時差 -15時間(日本が正午のとき、グアテマラは前日21時)
ビザ 90日以内の観光は不要
フライト時間 成田から約22時間(アメリカ経由)

パスポートの残存有効期限が入国時6ヶ月以上あれば、ビザなしで入国できます。中米の中でも比較的治安が安定しており、バックパッカーから家族連れまで幅広い旅行者が訪れています。

グアテマラ旅行の費用はどれくらい?

グアテマラは中米の中でも物価が安い国です。航空券は高めですが、現地での宿泊・食事・交通費は日本の半分以下。トータルで見ると、ヨーロッパ旅行よりもリーズナブルに本格的な冒険旅行ができます。

航空券の相場

時期 往復料金(成田発)
オフシーズン(5〜6月、9〜10月) 12〜18万円
ハイシーズン(12〜3月、7〜8月) 20〜30万円
年末年始・GW 35万円〜

直行便はないため、アメリカ(ロサンゼルス、ヒューストン、ダラス)経由が一般的。航空券は3ヶ月前の予約で最安値を狙えます。ユナイテッド航空、アメリカン航空、アエロメヒコが主要キャリアです。

航空券を安く買うコツ

オフシーズン(5〜6月)なら12万円台も。Googleフライトの価格追跡機能を使って、3ヶ月前から値下がりを待つのがおすすめです。また、メキシコシティ経由のルートも選択肢に入れると、さらに安いチケットが見つかることがあります。

宿泊費の相場

タイプ 1泊あたりの料金
ドミトリー(相部屋) 500〜1,000円
ゲストハウス個室 1,500〜3,000円
中級ホテル 4,000〜8,000円
高級ホテル・リゾート 10,000円〜

アンティグアやアティトラン湖周辺には、植民地時代の建物を改装した魅力的なブティックホテルが多数。1泊5,000円ほどで中庭付きのコロニアルホテルに泊まれます。バックパッカーなら、ドミトリーで1泊500円から。

食費の相場

食事タイプ 1食あたりの料金
屋台・ローカル食堂 200〜400円
カフェ・カジュアルレストラン 500〜1,000円
観光地のレストラン 1,200〜2,500円
高級レストラン 3,000円〜

ローカル食堂なら、ボリューム満点のランチセット(スープ、メイン、ライス、豆、トルティーヤ)が300円ほど。屋台のタコスは1個50円から。アンティグアには洗練されたカフェも多く、世界的に有名なグアテマラコーヒーを1杯200円ほどで楽しめます。

7日間の予算シミュレーション

バックパッカー旅行

15〜20万円

オフシーズン航空券 + ドミトリー + ローカル食

スタンダード旅行

25〜35万円

通常航空券 + ゲストハウス個室 + 観光地レストラン

ラグジュアリー旅行

50万円〜

ビジネスクラス + 高級ホテル + プライベートツアー

アジアのビーチリゾートと同じくらいの予算で、古代文明と火山と先住民文化という唯一無二の体験ができるのがグアテマラ。航空券が高い分、現地では思いっきり楽しめます。

絶対に訪れたい観光スポット

グアテマラの観光スポットは、大きく分けて古代遺跡、コロニアル都市、自然景観の3つ。それぞれが全く異なる魅力を持っています。正直に言います。1週間では足りません。

ティカル遺跡 — ジャングルに眠る失われた都市

グアテマラ北部、ペテン地方の密林に眠るティカル遺跡は、マヤ文明最大級の都市遺跡です。紀元前4世紀から9世紀にかけて繁栄し、最盛期には人口10万人を超えていたとされる巨大都市。65mの高さを誇る「第4号神殿」に登ると、密林の緑の海の中から、いくつもの神殿のピラミッドが頭を出している光景が広がります。

早朝のティカルは別世界です。朝もやの中、ホエザルの遠吠えが森に響き渡り、色鮮やかなオオハシが木々の間を飛び交う。石段を登り神殿の頂上に立つと、眼下には360度の密林。遠くに別の神殿が見え、その間を朝日が差し込んでくる——この瞬間、自分が冒険映画の主人公になったような感覚に包まれます。

遺跡内には3,000以上の建造物があり、そのうち観光できるのは中心部の約200。おすすめはサンライズツアー。朝5時に入場し、第4号神殿の頂上で日の出を待つ。密林が金色に染まり、鳥の鳴き声が一斉に鳴り響く瞬間は、一生忘れられない体験です。

項目 詳細
アクセス グアテマラシティから国内線で1時間、フローレスから車で1時間
入場料 150ケツァル(約2,700円)
所要時間 半日〜1日(サンライズツアーは朝5時〜10時)
ベストシーズン 乾季(11〜4月)

アンティグア — 中米で最も美しいコロニアル都市

首都グアテマラシティから車で1時間。標高1,500mの高原に佇むアンティグアは、スペイン植民地時代の街並みがそっくり残る、ユネスコ世界遺産の古都です。碁盤の目状に区画された石畳の道、カラフルなコロニアル建築、噴水のある中庭、そして遠くに見える3つの火山——まるで絵本の中に迷い込んだような美しさ。

アンティグアの魅力は「歩くこと」にあります。セントラルパークを中心に、東西南北にカラフルな建物が並び、どこを切り取っても絵になる。黄色い壁のサンタ・カタリーナ・アーチ越しに見えるアグア火山は、この街の象徴的な風景。早朝に訪れると、朝日に照らされたアーチと火山が黄金色に輝きます。

この街にはコーヒー文化が根付いています。世界的に評価が高いグアテマラ産コーヒーの産地に近く、街中に洗練されたカフェが点在。石畳の路地裏にある隠れ家カフェで、フレッシュなアンティグアコーヒーを飲みながら、中庭を眺める——これこそアンティグアの過ごし方です。週末にはマーケットが開かれ、民族衣装を着た先住民が野菜や織物を売る光景も。

項目 詳細
アクセス グアテマラシティから車で1時間
見どころ サンタ・カタリーナ・アーチ、セントラルパーク、ラ・メルセー教会
推奨滞在日数 2〜3日
治安 グアテマラの中では良好(夜間は中心部のみ)

アティトラン湖 — 世界で最も美しい湖

ドイツの探検家アレクサンダー・フォン・フンボルトが「世界で最も美しい湖」と称えたアティトラン湖。標高1,562mの高地に広がるこの湖は、3つの火山(サン・ペドロ火山、トリマン火山、アティトラン火山)に囲まれ、湖畔には12のマヤ系先住民の村が点在しています。

パナハッチェルという観光拠点の町から、ボートで各村を巡るのが定番コース。特におすすめはサン・ペドロ・ラ・ラグーナサンティアゴ・アティトラン。サン・ペドロはバックパッカーの聖地で、ヨガリトリート、スペイン語学校、オーガニックカフェが集まるヒッピーな雰囲気。サンティアゴは伝統的なマヤ文化が色濃く残り、カラフルな民族衣装を着た人々が市場で野菜を売る光景が日常です。

早朝、湖畔のカフェで朝日を待つ。徐々に明るくなる空に、火山のシルエットが浮かび上がり、湖面が金色に染まっていく。静寂の中、遠くから鶏の鳴き声が聞こえ、小舟が湖を渡っていく——この瞬間、時間が止まったように感じます。アティトラン湖は、ただ美しいだけでなく、癒しがあるのです。

項目 詳細
アクセス アンティグアから車で3時間、パナハッチェルが拠点
おすすめ村 サン・ペドロ、サンティアゴ、サン・マルコス
ボート料金 片道20〜30ケツァル(約360〜540円)
推奨滞在日数 2〜4日

その他の必見スポット

セムク・チャンペイ

エメラルドグリーンの天然プール群。密林の中に広がる階段状の石灰岩プールは、中米随一の秘境

チチカステナンゴ市場

中米最大の先住民市場。木曜・日曜のみ開催。カラフルな織物、仮面、陶器が並ぶ

アカテナンゴ火山

標高3,976m。山頂キャンプから隣のフエゴ火山の噴火を間近で見られる冒険ツアー

モンテリコ

太平洋側のビーチリゾート。黒砂のビーチでサーフィン、ウミガメ保護プロジェクトに参加できる

リビングストン

カリブ海側の港町。アフロ・カリビアン文化が色濃く、レゲエ音楽とシーフードの街

ケツァルテナンゴ(シェラ)

グアテマラ第2の都市。温泉、火山ハイキング、スペイン語学校が人気の学生の街

グアテマラで食べたい絶品グルメ

正直に言います。グアテマラ料理は、タイやメキシコのような「世界的ブーム」にはなっていません。でも、だからこそ面白い。スペイン、マヤ、カリブの食文化が混ざり合った独自の味があり、しかも驚くほど安い。1食300円でお腹いっぱいになる幸せを、この国で知ることになります。

定番のグアテマラ料理

料理名 どんな料理? 価格目安
ペピアン(Pepián) グアテマラの国民食。鶏肉をかぼちゃの種、トマト、スパイスで煮込んだ濃厚シチュー 300〜600円
カック(Kaq’ik) 七面鳥の赤いスープ。香辛料とトマトベースで煮込んだマヤ伝統料理 350〜700円
タマレス(Tamales) トウモロコシ生地に肉や野菜を包んでバナナの葉で蒸した、グアテマラ版ちまき 100〜200円
チレス・レジェノス(Chiles Rellenos) 肉や野菜を詰めたピーマンのフライ。トマトソースがかかった家庭料理 250〜500円
ポジョ・カンペロ(Pollo Campero) グアテマラ発祥のフライドチキンチェーン。現地版KFCのような存在 400〜800円
フリホーレス(Frijoles) 黒豆のペースト。トルティーヤに塗って食べる。グアテマラの朝食の定番 50〜100円
トルティーヤ(Tortilla) トウモロコシの生地を焼いたもの。どの食事にも必ず付いてくる主食 20〜50円

特におすすめはペピアン。一口食べると、かぼちゃの種のコクと香辛料の複雑な香りが口いっぱいに広がります。メキシコのモレ(チョコレートソース)に似ていますが、よりマイルドで日本人の口に合う。ローカル食堂で注文すると、ペピアン、ライス、黒豆、トルティーヤがセットで出てきて300円ほど。ボリューム満点で、昼食後は動けなくなるほどです。

ストリートフード

グアテマラの屋台文化は素晴らしい。夕方になると、広場や市場の周りに屋台が並び、地元民が集まります。タコス1個50円、エロテ(焼きトウモロコシ)100円、タマレス150円——小銭だけ持って、片っ端から食べ歩くのがおすすめです。

タコス・デ・カルネ・アサダ

炭火で焼いた牛肉のタコス。サルサとライムを搾って。1個50〜80円

エロテ

焼きトウモロコシにマヨネーズ、チーズ、チリパウダーをまぶしたもの。100円

ガルナチャス

小さなトスターダ(揚げトルティーヤ)に肉、サルサ、チーズをのせた屋台の定番。50〜100円

チュチートス

豚の血のソーセージ。見た目はワイルドだが、スパイシーで癖になる味。150円

グアテマラコーヒー — 世界最高峰の一杯

グアテマラは世界有数のコーヒー産地。火山性の土壌、高地の気候、豊富な雨量——すべてがコーヒー栽培に理想的な条件を満たしています。特にアンティグア産ウェウェテナンゴ産は、世界中のバリスタから絶賛される高級豆。

アンティグアのカフェで飲むフレッシュなコーヒーは格別です。浅煎りならフルーティーな酸味、深煎りならチョコレートのようなコク。1杯200円ほどで、日本のスペシャルティコーヒー専門店レベルの品質が楽しめます。コーヒー農園ツアーに参加すれば、収穫から焙煎までの工程を学び、試飲もできます(ツアー料金1,500〜3,000円)。

お土産にコーヒー豆を

アンティグアの市場やカフェで、新鮮な焙煎豆が500g=500〜1,000円ほどで買えます。真空パックにしてもらえば、日本まで持ち帰りOK。友人へのお土産に最適です。

おすすめグルメエリア

アンティグア(Antigua)

洗練されたカフェ、コロニアル様式のレストランが集まる。コーヒーとパンの街

チチカステナンゴ市場

木曜・日曜のみ。屋台でタマレス、タコス、フルーツを食べ歩き

パナハッチェル

アティトラン湖畔。湖を見ながら食事できるレストランが多数

リビングストン

カリブ海側。シーフード、ココナッツカレー、プランテン(揚げバナナ)が名物

グアテマラならではの文化体験

グアテマラの魅力は、遺跡や自然だけではありません。先住民マヤ文化が現代まで生き続けているこの国では、「生きた文化」を体験できます。伝統的な織物、聖なる儀式、カラフルな民族衣装——これらはすべて、観光用のショーではなく、人々の日常なのです。

マヤ文化に触れる

グアテマラには、マヤ系先住民が多く暮らしており、彼らは今でも伝統的な生活を続けています。特にアティトラン湖周辺の村々や、チチカステナンゴでは、ウイピルと呼ばれるカラフルな民族衣装を着た女性たちが市場で野菜を売り、男性たちが畑を耕している——そんな光景が日常です。

アティトラン湖畔のサンティアゴ・アティトランでは、マヤの伝統的な神「マシモン」を祀る儀式を見学できます。マシモンはカトリックとマヤの信仰が混ざり合った独特の神で、タバコと酒を捧げる儀式が行われます。また、各村にはコフラディアと呼ばれる宗教兄弟団があり、祭りの際には伝統的な仮面舞踊を披露。これは観光用ではなく、村人たちの本物の信仰です。

織物体験

アティトラン湖周辺で伝統的な織物を学ぶワークショップ。1日コース1,500〜3,000円

トゥクトゥク体験

カラフルに装飾された三輪タクシー。アンティグアやアティトラン湖で乗車可能。1回50〜100円

マヤ料理教室

地元家庭でペピアンやタマレス作り。アンティグアで開催。半日2,000〜4,000円

テマスカル(サウナ儀式)

マヤ伝統の蒸し風呂。薬草を使った浄化儀式。アティトラン湖で体験可能。1回1,000〜2,000円

スペイン語学習

グアテマラは中米で最も人気のあるスペイン語留学先です。理由は3つ。まず、グアテマラのスペイン語は訛りが少なく、発音が明瞭で学びやすい。次に、授業料が破格に安い(1週間20時間のマンツーマンレッスン + ホームステイで2〜3万円)。そして、美しいコロニアル都市で学べる環境。

特にアンティグアとケツァルテナンゴ(シェラ)には多数のスペイン語学校があり、世界中から学生が集まります。1週間の短期から、数ヶ月の長期留学まで対応。朝はマンツーマンレッスン、午後は観光や課外活動、夜はホストファミリーと食事——こんな生活を1ヶ月続けると、日常会話レベルのスペイン語が身につきます。

火山ハイキング・アドベンチャー

グアテマラには37の火山があり、そのうち4つが活火山。中でもアカテナンゴ火山の山頂キャンプツアーは、一生に一度の体験です。標高3,976mの山頂でテントを張り、夜になると隣のフエゴ火山が噴火する様子を目の前で見る——赤い溶岩が噴き上がり、轟音が響き渡る光景は圧巻。

初心者向けならパカヤ火山がおすすめ。アンティグアから日帰りで登れ、溶岩の上でマシュマロを焼く体験ができます(ツアー料金2,000〜3,000円)。体力に自信があるなら、サン・ペドロ火山(標高3,020m)に挑戦。アティトラン湖を見下ろす絶景が待っています。

ベストシーズンはいつ?

グアテマラは熱帯性気候ですが、地域によって気温差が大きい。高地(アンティグア、アティトラン湖)は年間を通じて涼しく、低地(ティカル、カリブ海側)は暑い。ベストシーズンを選ぶなら、乾季を狙いましょう。

春(3〜5月)

おすすめ度 ★★★★☆

乾季の終わり。気温は高めだが、緑が美しい。セマナ・サンタ(聖週間)のパレードは必見

夏(6〜8月)

おすすめ度 ★★☆☆☆

雨季に入るが、午後のスコールのみ。朝は観光可能。航空券が高い時期

秋(9〜11月)

おすすめ度 ★★★☆☆

雨季のピーク(9〜10月)。11月から乾季に入り、狙い目。航空券が安い

冬(12〜2月)

おすすめ度 ★★★★★

ベストシーズン!乾季で快適。ただし年末年始は航空券高騰。1〜2月が狙い目

結論:12月〜2月がベスト。特に1〜2月は、乾季で雨が少なく、気温も快適(高地は15〜25℃、低地は25〜35℃)。年末年始を避ければ、航空券も比較的安い。セマナ・サンタ(イースター前の聖週間、3〜4月)に訪れるなら、アンティグアの壮大なパレードを見逃さないで。

雨季でも楽しめる

雨季(5〜10月)は午後のスコールが中心で、午前中は晴れることが多い。観光客が少なく、宿も安い。緑が鮮やかで写真映えします。ただしティカルなど密林地帯は道がぬかるむため、乾季がおすすめ。

グアテマラ旅行の実用情報

通信・インターネット

グアテマラでは、eSIMまたは現地SIMカードが便利です。主要都市や観光地ではWi-Fiが使えますが、速度は遅め。常時接続したいなら、SIMカードの購入をおすすめします。

通信手段 料金・詳細
eSIM(Airalo等) 3GB/7日間 = 約1,000円。渡航前に購入可能
現地SIMカード(Tigo、Claro) 5GB/30日間 = 約500〜800円。空港・市内で購入可能
Wi-Fiレンタル 1日1,000〜1,500円。割高だが、複数人でシェア可能
無料Wi-Fi ホテル、カフェ、レストランで利用可能。速度は遅い

現地SIMはグアテマラシティ空港の到着ロビーで購入できます。パスポートを提示し、希望のデータプランを選ぶだけ。5分で開通。TigoとClaroが2大キャリアで、都市部ではどちらも問題なく使えます。

空港から市内へのアクセス

グアテマラの国際空港はラ・アウロラ国際空港(GUA)。グアテマラシティの中心部から車で15分の場所にあります。ただし、多くの旅行者は首都を素通りして、直接アンティグアへ向かいます。

移動手段 料金・時間
空港→アンティグア(シャトルバス) 約900円、1時間。事前予約推奨
空港→アンティグア(タクシー) 約3,600円、1時間。交渉制
空港→グアテマラシティ(タクシー) 約900円、15分
空港→グアテマラシティ(Uber) 約500〜700円、15分

シャトルバスは宿泊ホテル経由で事前予約するのが安心。深夜到着の場合、タクシーまたはUberを使いましょう。空港の公式タクシーカウンターで料金を確認してから乗車すれば、ぼったくりを避けられます。

現地の交通手段

交通手段 料金・特徴
チキンバス(ローカルバス) 50〜200円。カラフルな元スクールバス。激安だが遅い
シャトルバス(ツーリストバス) 500〜2,000円。快適で安全。主要観光地間を運行
トゥクトゥク 50〜200円。街中の移動に便利。料金は事前交渉
Uber グアテマラシティのみ利用可能。タクシーより安全
レンタカー 1日5,000円〜。運転マナーは荒い。国際免許必要

チキンバスは元アメリカのスクールバスをカラフルにペイントしたもの。地元民の足で、激安ですが、スリや窃盗のリスクあり。バックパッカーには人気ですが、貴重品は厳重管理を。観光客にはシャトルバスがおすすめ。アンティグア〜アティトラン湖間など主要ルートを運行しており、快適で安全です。

覚えておきたいスペイン語フレーズ

日本語 スペイン語
こんにちは Hola(オラ)
ありがとう Gracias(グラシアス)
いくらですか? ¿Cuánto cuesta?(クアント・クエスタ?)
これをください Esto, por favor(エスト・ポル・ファボール)
トイレはどこ? ¿Dónde está el baño?(ドンデ・エスタ・エル・バーニョ?)
助けて ¡Ayuda!(アユーダ!)
美味しい Delicioso(デリシオソ)
お会計お願いします La cuenta, por favor(ラ・クエンタ・ポル・ファボール)

グアテマラ人は親切でフレンドリー。カタコトのスペイン語でも一生懸命理解しようとしてくれます。笑顔で「Hola」と挨拶するだけで、ぐっと距離が縮まります。

治安・安全情報

正直に言います。グアテマラの治安は、中米の中で「中程度」。首都グアテマラシティは犯罪率が高く、夜間の外出は避けるべきです。一方、アンティグア、アティトラン湖、ティカルなどの観光地は比較的安全で、常識的な注意を払えば問題ありません。

安全に旅するための注意点

  • グアテマラシティは最小限の滞在に。到着後すぐアンティグアへ移動
  • 夜間の単独行動は避ける(アンティグアも暗い路地は危険)
  • 高価なアクセサリー、時計は身につけない
  • チキンバスではリュックは膝の上に。貴重品はセキュリティポーチへ
  • スマホを路上で使わない(ひったくりのターゲットに)
  • ATMは銀行内、ショッピングモール内のものを日中に利用
  • 長距離移動は夜行バスより飛行機・昼間のシャトルバスを

女性の一人旅も可能ですが、夜間の外出、人気のない場所は避けましょう。アンティグアやアティトラン湖では、他の旅行者と一緒に行動するのがおすすめ。宿のスタッフに治安情報を聞くのも有効です。

チップ・マナー

場面 チップ目安
レストラン 料金の10%(サービス料込みなら不要)
ガイドツアー 50〜100ケツァル(約900〜1,800円)
ホテル(ポーター) 荷物1個につき5〜10ケツァル(約90〜180円)
タクシー 基本的に不要(お釣りを渡す程度)

持っていくと便利なもの

  • 虫除けスプレー — ティカルなど密林地帯では必須。デング熱対策
  • 日焼け止め — 高地は紫外線が強い。SPF50推奨
  • 羽織るもの — アンティグアなど高地は夜冷える(10℃前後)
  • 水筒 — アンティグアには給水スポットあり。プラスチック削減にも
  • 胃腸薬 — 屋台料理で胃腸を壊すことも。正露丸持参を
  • セキュリティポーチ — パスポート、現金、カードを服の下に
  • スペイン語の指さし会話帳 — 英語が通じない場面も多い

7日間のモデルコース

グアテマラは見どころが多く、1週間では足りません。でも、計画的に回れば、古代遺跡、コロニアル都市、火山、湖——グアテマラのハイライトを全て体験できます。以下は、初めてのグアテマラ旅行におすすめのルートです。

日程 スケジュール
1日目 成田→グアテマラシティ到着(深夜)→アンティグアへ移動、宿泊
2日目 アンティグア観光(セントラルパーク、サンタ・カタリーナ・アーチ、カフェ巡り)
3日目 パカヤ火山ツアー(日帰り)、夕方アティトラン湖へ移動
4日目 アティトラン湖周辺の村巡り(サン・ペドロ、サンティアゴ)
5日目 国内線でフローレスへ、ティカル遺跡サンセットツアー
6日目 ティカル遺跡サンライズツアー→グアテマラシティへ戻る
7日目 グアテマラシティ→帰国

もし時間があれば、チチカステナンゴの市場(木・日)や、セムク・チャンペイ(天然プール)も追加したい。2週間あれば、カリブ海側のリビングストン、太平洋側のモンテリコまで足を延ばせます。

時間がない場合の3日間コース

1日目: アンティグア観光、2日目: アティトラン湖日帰り、3日目: パカヤ火山ツアー。これでもグアテマラのエッセンスは十分味わえます。ティカルは次回のお楽しみに。

まとめ — グアテマラで、人生が変わる

密林に眠る古代マヤの神殿。火山に囲まれた湖。石畳のコロニアル都市。カラフルな民族衣装をまとった先住民の笑顔。そして、1杯200円のコーヒーが、東京のスペシャルティショップ以上に美味しいという現実。

グアテマラは、観光パンフレットの中だけの国ではありません。ここには「生きた文化」があり、「本物の冒険」があり、「心を動かされる出会い」がある。アジアのビーチリゾートも、ヨーロッパの古都も素晴らしい。でも、グアテマラでしか味わえない体験があるのです。

ティカルの神殿の頂上で朝日を待つ。アンティグアのカフェで、中庭を眺めながらコーヒーを飲む。アティトラン湖の村で、織物を織る女性と言葉を交わす。パカヤ火山で溶岩の上にマシュマロを置いてみる——これらは全て、あなたの人生を少しだけ変える瞬間になるはずです。

「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。フライトを検索して、日程を決めて、荷物をまとめて。グアテマラは、あなたを待っています。

飛行機を降りた瞬間、熱帯の空気が肌を包む。遠くに火山が見え、カラフルな織物が風に揺れ、サムギョプサルならぬタマレスの香りが漂う。ここは中米の心臓、グアテマラ。読み終わったあなたは、もうフライトを検索しているはずです。

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