マルタ旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

地中海のど真ん中に浮かぶ宝石のような島、マルタ。真っ青な空と透き通った海の色が目に飛び込んできた瞬間、日常のストレスが一気に消えていくのを感じます。石畳の路地を歩けば、はちみつ色の建物から漏れる焼きたてパスティッツィの香り。夕暮れ時、要塞都市ヴァレッタの城壁に寄りかかれば、地中海に沈む太陽がオレンジ色の光を海面に投げかけ、波の音だけが静かに響く——そんな魔法のような時間が、ここには流れています。日本から約14時間。遠いようで、着いた瞬間に「来てよかった」と心から思える国。それがマルタです。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

  1. マルタってどんな国?基本情報
  2. マルタ旅行の費用は?予算別プラン
    1. 4泊6日の予算目安(1人あたり)
    2. 航空券の相場
    3. ホテルの相場
    4. 現地での食費
    5. 観光・アクティビティ費用
  3. マルタの絶景スポット|必見の観光地10選
    1. 1. ヴァレッタ(Valletta)— 世界遺産の要塞都市
    2. 2. ブルーラグーン(Blue Lagoon)— 天国のような透明度
    3. 3. ブルーグロット(Blue Grotto)— 神秘の青い洞窟
    4. 4. イムディーナ(Mdina)— 「静寂の街」と呼ばれる古都
    5. 5. ゴゾ島(Gozo Island)— のんびりとした田舎の魅力
    6. その他の見逃せないスポット
  4. マルタの絶品グルメ|地中海の味を堪能
    1. 絶対食べたいマルタ料理
    2. シーフード天国
    3. スイーツ&ドリンク
    4. おすすめグルメエリア
  5. マルタのベストシーズンはいつ?
    1. 季節別の特徴
  6. マルタ旅行の実用情報|知っておくべきこと
    1. ビザ・入国条件
    2. 通貨・両替・キャッシュレス
    3. 通信・インターネット
    4. 交通手段
    5. 空港から市内へのアクセス
    6. 治安・安全情報
    7. 使える英語フレーズ
  7. マルタでしかできない体験
    1. 1. ダイビング&スノーケリング — 透明度抜群の海中世界
    2. 2. サンセットクルーズ — 地中海に沈む夕陽
    3. 3. 伝統漁船ルッツに乗る
    4. 4. ワイナリーツアー — マルタワインを味わう
    5. 5. 料理教室 — マルタ料理を習う
  8. マルタのおすすめホテルエリア
    1. スリーマ(Sliema)— 便利さNo.1
    2. セントジュリアンズ(St. Julian’s)— ナイトライフ派に
    3. ヴァレッタ(Valletta)— 歴史に浸る
    4. セントポールズベイ(St. Paul’s Bay)— ビーチリゾート気分
    5. ゴゾ島(Gozo)— 離島ステイ
  9. マルタのお土産|絶対に喜ばれるもの
  10. モデルコース|4泊6日でマルタを満喫
    1. 1日目:到着 → スリーマで街歩き
    2. 2日目:ヴァレッタ観光
    3. 3日目:ブルーラグーン&ブルーグロット
    4. 4日目:イムディーナ&ゴゾ島
    5. 5日目:自由行動 → お土産ショッピング
    6. 6日目:帰国
  11. まとめ — 今すぐマルタに飛び立とう

マルタってどんな国?基本情報

項目 内容
正式国名 マルタ共和国(Republic of Malta)
首都 ヴァレッタ(Valletta)
公用語 マルタ語・英語(英語がほぼどこでも通じる!)
通貨 ユーロ(EUR / €)
時差 日本より8時間遅い(サマータイム時は7時間)
フライト時間 約14〜18時間(乗り継ぎ1〜2回)
ビザ 90日以内の観光は不要(シェンゲン協定加盟国)
気候 地中海性気候(年間300日以上が晴天!)
宗教 カトリック(約90%)
人口 約53万人(東京都世田谷区とほぼ同じ)

シチリア島の南約93kmに位置する、地中海の小さな島国。国の面積は東京23区の半分ほどしかないのに、世界遺産が3つもあるんです。「地中海のへそ」と呼ばれるこの国は、ヨーロッパ・中東・北アフリカの文化が交差する交易の要所として7,000年以上の歴史を刻んできました。

何よりすごいのは、英語がどこでも通じること。イギリス統治時代の名残で、英語が公用語なんです。ヨーロッパなのに英語だけで旅行できるって、語学に自信がない人にとっては天国ですよね。しかも治安が良く、日本人が訪れても安心できる環境。「ヨーロッパは不安」という方にこそ、マルタはおすすめです。

マルタが選ばれる理由

コンパクトな国土なのに、中世の要塞都市、透明度抜群のビーチ、青の洞門、巨石神殿、映画『グラディエーター』や『トロイ』のロケ地まで——すべてがギュッと詰まっています。「1週間で全部まわれる」のも、忙しい日本人旅行者にとっては大きな魅力。欲張りな旅をしたいなら、マルタはベストチョイスです。

マルタ旅行の費用は?予算別プラン

「ヨーロッパ旅行って高いんでしょ?」——いいえ、マルタは思ったよりリーズナブルに楽しめます。もちろん、時期や航空券の取り方で大きく変わりますが、東南アジアよりは高く、西ヨーロッパ主要都市よりは安いというイメージ。賢く予約すれば、学生や若手社会人でも十分手が届く予算で行けるんです。

4泊6日の予算目安(1人あたり)

節約旅行

12〜15万円

乗り継ぎ便 + ゲストハウス

スタンダード

18〜25万円

乗り継ぎ便 + 3つ星ホテル

リッチ旅行

30〜45万円

快適ルート + 4つ星以上

4泊6日であれば、20万円前後が現実的なライン。飛行機とホテルで約15万円、残り5万円で食事・観光・お土産をまかなう感じです。「ヨーロッパなのに意外と安い!」と感じる人が多いのは、物価がパリやロンドンほど高くないから。特にローカル食堂なら1食1,000円以下で満足できます。

航空券の相場

ルート 往復料金(目安) 備考
トルコ航空経由 8〜12万円 イスタンブール乗り継ぎ、コスパ◎
エミレーツ航空経由 10〜15万円 ドバイ乗り継ぎ、快適さ重視
ルフトハンザ経由 12〜18万円 フランクフルト/ミュンヘン経由
エールフランス経由 13〜20万円 パリ経由、機内食が美味

日本からマルタへの直行便は残念ながらありません。1〜2回の乗り継ぎが必要になりますが、トルコ航空が圧倒的にコスパが良いです。イスタンブール空港で5〜8時間の乗り継ぎ時間があることが多いので、トランジットツアーで街を観光するのもおすすめ。飛行機の中で2カ国旅行した気分になれます。

航空券を安く買うコツ

マルタ行きは3〜6ヶ月前の予約がベスト。特にGW・夏休み・年末年始は早めに押さえないと20万円を超えることも。逆に、1〜2月のオフシーズン(冬)なら、セールで往復7万円台が出ることも! 航空券比較サイト(Skyscanner、Google Flightsなど)で柔軟な日程検索をかけて、安い日を狙いましょう。

ホテルの相場

タイプ 1泊料金(目安) 特徴
ホステル(ドミトリー) 2,000〜4,000円 バックパッカー向け、共用部屋
ゲストハウス(個室) 5,000〜8,000円 格安だけどプライベート確保
3つ星ホテル 8,000〜15,000円 清潔・朝食付き、コスパ◎
4つ星ホテル 15,000〜25,000円 プール・スパ付きが多い
5つ星リゾート 30,000円〜 ラグジュアリーステイ

マルタのホテルは全体的にクオリティが高く、3つ星でも十分快適です。特にスリーマ(Sliema)やセントジュリアンズ(St. Julian’s)エリアは、ホテルが密集していて選択肢が豊富。予算1万円前後で、海が見える部屋に泊まれることもあります。

節約派にはAirbnbもおすすめ。マルタの伝統的な石造りの家(townhouse)を丸ごと借りると、1泊8,000円〜1万円で広々とした空間を独占できます。キッチン付きなら食費も抑えられて一石二鳥です。

現地での食費

食事タイプ 料金目安
ローカル食堂(パスティッツィなど) 300〜700円
カジュアルレストラン 1,200〜2,000円
中級レストラン(コース) 3,000〜5,000円
高級レストラン(シーフード等) 6,000円〜
スーパーでの自炊 500〜1,000円/食

マルタの物価は日本とほぼ同じか、やや安いくらい。ローカルフードのパスティッツィ(サクサクのパイ)なら1個50円〜100円程度で買えるので、朝食や小腹満たしに最適。一方、観光地のレストランはちょっと高めですが、それでも東京の同レベル店より1〜2割安い印象です。

観光・アクティビティ費用

項目 料金
バス1日乗り放題チケット 約300円
バス7日間乗り放題 約2,500円
ブルーグロット(青の洞門)ボートツアー 約1,200円
コミノ島ボートツアー(1日) 2,500〜4,000円
ゴゾ島日帰りツアー 5,000〜8,000円
聖ヨハネ大聖堂(入場料) 約2,000円
ハル・サフリエニ地下墳墓(入場料) 約4,500円(要事前予約)

マルタの観光はバス移動がメイン。1週間パスを買えば島内どこでも行き放題で、レンタカーよりずっと経済的です。ツアーも良心的な価格で、ボートツアーは1,000円台から楽しめます。4泊6日なら、観光・交通費で合計2〜3万円もあれば十分満喫できますよ。

マルタの絶景スポット|必見の観光地10選

小さな国なのに、見どころが多すぎて困るくらい。中世の要塞都市、透明すぎる海、古代神殿、映画のロケ地——マルタは「歴史×自然×エンターテイメント」が完璧に揃った奇跡の島です。ここでは、絶対に外せないスポットを厳選してご紹介します。

1. ヴァレッタ(Valletta)— 世界遺産の要塞都市

マルタの首都ヴァレッタは、街全体が世界遺産という驚きの都市。16世紀に聖ヨハネ騎士団が築いた要塞都市で、城壁に囲まれた旧市街は、まるでRPGゲームの世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。

はちみつ色の石灰岩でできた建物がずらりと並び、石畳の坂道を歩くたびに、騎士たちが剣を掲げて行進する姿が目に浮かぶよう。メインストリートのリパブリック通り(Republic Street)には、カフェ・レストラン・お土産屋がぎっしり。歩いているだけで楽しい街です。

特に見逃せないのが、聖ヨハネ大聖堂(St. John’s Co-Cathedral)。外観はシンプルですが、中に入った瞬間、息を呑みます。天井から壁まで金箔で覆われた豪華絢爛な内装。床にはカラフルな大理石のモザイクが敷き詰められ、カラヴァッジョの傑作『洗礼者ヨハネの斬首』も展示されています。「こんな美しい教会、見たことない」と誰もが言う、圧巻の空間です。

ヴァレッタの楽しみ方

早朝に訪れると観光客が少なく、静かな石畳の街をゆっくり散策できます。アッパー・バラッカ・ガーデンズ(Upper Barracca Gardens)からの眺めは絶景。グランドハーバーを一望でき、毎日正午と16時には大砲の儀式(Saluting Battery)も見られます。夕暮れ時の城壁散歩もロマンチックで最高です。

2. ブルーラグーン(Blue Lagoon)— 天国のような透明度

「こんな色、本当に存在するんだ……」と、誰もが絶句する海。それがコミノ島(Comino Island)にあるブルーラグーンです。透明度が高すぎて、ボートが宙に浮いているように見えるほど。エメラルドグリーンとターコイズブルーのグラデーションが、息をするのを忘れさせます。

コミノ島へはマルタ本島やゴゾ島からフェリーで約30分。ハイシーズン(6〜9月)は観光客でいっぱいになるので、午前中早めに行くか、オフシーズン(5月・10月)に訪れるのがおすすめ。人が少ない時間帯なら、プライベートビーチ気分で泳げます。

シュノーケリングをすれば、水中の岩や魚がくっきり見える透明度。「これが地中海?」と信じられなくなるほど、カリブ海レベルの美しさです。海水浴だけでなく、岩場でのんびり日光浴したり、ビーチサイドのカフェでキンキンに冷えたビールを飲んだり——究極のリラックスタイムを過ごせます。

3. ブルーグロット(Blue Grotto)— 神秘の青い洞窟

マルタ南部の海岸線に広がるブルーグロットは、イタリアの「青の洞窟」に匹敵する絶景スポット。いくつもの海食洞が連なり、太陽光が海底から反射して洞窟内を青く染め上げる光景は、まさに神秘的。

小型ボートに乗って洞窟内を巡るツアーが人気で、料金は約1,200円とリーズナブル。ボートが洞窟に入った瞬間、周囲が鮮やかな青色に包まれて、まるで別世界に迷い込んだよう。ガイドさんが「この時間が一番青い!」と教えてくれるタイミングを逃さずに。

ボートツアーは天候に左右されるので、風の強い日は運休になることも。午前中の早い時間が比較的穏やかで、光の角度も良いのでベストタイミングです。ツアー後は、崖の上の展望台から青い海を見下ろすのもお忘れなく。絶景写真が撮れますよ。

4. イムディーナ(Mdina)— 「静寂の街」と呼ばれる古都

「沈黙の街(The Silent City)」と呼ばれるイムディーナは、かつてマルタの首都だった中世の城塞都市。城壁に囲まれた旧市街は車両進入禁止で、石畳の路地を歩くと、タイムスリップしたような静けさに包まれます。

狭い路地、アーチ状の門、バロック様式の宮殿——すべてがフォトジェニック。海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地としても有名で、ファンなら「あのシーンの場所だ!」と興奮すること間違いなし。城壁から見渡すマルタ島のパノラマビューも圧巻です。

街の中心にある聖パウロ大聖堂(St. Paul’s Cathedral)は、荘厳な雰囲気。入場無料なのもうれしいポイント。イムディーナはヴァレッタからバスで約30分。夕暮れ時に訪れると、夕陽に染まる石造りの街が幻想的で、ロマンチックな雰囲気が最高潮に達します。

5. ゴゾ島(Gozo Island)— のんびりとした田舎の魅力

マルタ本島の北西にあるゴゾ島は、「マルタのハワイ」とも呼ばれる、のどかでリラックスした雰囲気の島。フェリーで25分という近さなのに、時間の流れがゆっくりで、マルタ本島とは全然違う空気感があります。

ゴゾ島のハイライトは、ジュガンティーヤ神殿(Ġgantija Temples)。紀元前3600年頃に建てられた巨石神殿で、エジプトのピラミッドよりも古い世界遺産です。「巨人が建てた」という伝説があるほど、巨大な石がどうやって積まれたのか謎だらけ。古代ロマンを感じずにはいられません。

もうひとつの見どころが、ヴィクトリア(ラバト)の城塞(Citadel)。丘の上にそびえる要塞都市で、城壁からはゴゾ島全体を見渡せます。小さな島だからこそ、レンタカーや電動スクーターで1日かけてぐるっと回るのが最高に楽しい。ビーチ、絶景ポイント、ローカルレストラン——全部自分のペースで回れます。

その他の見逃せないスポット

ハル・サフリエニ地下墳墓

紀元前3000年の地下迷宮。1日80人限定の超レア世界遺産(要事前予約)

スリー・シティーズ

ヴァレッタ対岸の3つの古都。ハーバークルーズで訪れるのが定番

ポパイ村

映画『ポパイ』のセットがそのまま残るカラフルな村。子どもも大人も楽しい

ディングリの崖

マルタ最南端の断崖絶壁。地平線まで続く海のパノラマは圧巻

マルサシュロック

カラフルな漁船「ルッツ」が並ぶ漁村。日曜朝の魚市場は活気満点

マルタの絶品グルメ|地中海の味を堪能

正直に言います。マルタ旅行の30%は「食」で決まります。イタリア・アラブ・イギリスの影響を受けた独自の料理文化は、日本人の舌にもぴったり。新鮮な魚介、太陽をたっぷり浴びた野菜、ジューシーなウサギ肉——地中海の恵みを全身で味わえます。

絶対食べたいマルタ料理

料理名 どんな料理? 価格目安
パスティッツィ
(Pastizzi)
サクサクのパイ生地にリコッタチーズやマッシュポテトを詰めた国民食。朝食の定番 50〜100円
フェネック
(Fenek)
ウサギ肉の煮込みorフライ。柔らかくてジューシー、ワインと相性抜群 1,500〜2,500円
ブラジオリ
(Bragioli)
牛肉ロールの煮込み。中にベーコン・卵・パン粉が詰まった贅沢な一品 1,800〜3,000円
アリオッタ
(Aljotta)
魚介のスープ。ニンニク・トマト・ハーブが効いた優しい味わい 1,000〜1,500円
ホブス・ビズ・ゼイト
(Hobz biz-Zejt)
マルタ風サンドイッチ。トマトペースト・ツナ・オリーブをパンに詰めて 500〜800円
ランパウキ
(Lampuki)
シイラの料理。秋限定の旬魚で、パイやグリルで提供される 2,000〜3,500円
イムカレット
(Imqaret)
ナツメヤシのフライ。外はカリカリ、中は甘くてトロトロ。絶品スイーツ 200〜400円

朝起きたら、まずはパスティッツィを食べましょう。「こんな安くて美味しいものがあっていいの?」と感動すること間違いなし。ベーカリーやカフェで気軽に買えて、焼きたてアツアツをその場で頬張る幸せ——これだけでもマルタに来た価値があります。

ディナーには、ぜひフェネック(ウサギ料理)を。マルタの伝統料理で、赤ワインで煮込んだものが定番。ウサギ肉と聞くとクセがありそうですが、実際はとても柔らかく、鶏肉と豚肉の中間のような優しい味わい。地元ワインと一緒にいただけば、至福のひとときです。

シーフード天国

地中海に囲まれたマルタは、シーフードが絶品。特にマルサシュロック(Marsaxlokk)という漁村では、毎日獲れたての魚が水揚げされ、レストランでその日のうちに提供されます。「海の見えるテラス席で、グリルされた魚を食べる」——これ以上の贅沢があるでしょうか。

スズキのグリル

レモンとオリーブオイルでシンプルに。素材の旨味が爆発

シーフードリゾット

イカ・エビ・貝がゴロゴロ。クリーミーで濃厚な味わい

タコのマリネ

ぷりぷりの食感。前菜に最適で、ワインが進む

ムール貝の白ワイン蒸し

バケットでスープまで完食。シンプルで奥深い

スイーツ&ドリンク

マルタ人はスイーツが大好き。カフェに入ると、ショーケースにずらりと並ぶケーキやペイストリーに目移りします。特にカンノーリ(Cannoli)は絶品。サクサクの筒状の生地にリコッタクリームが詰まっていて、甘さ控えめで何個でも食べられそう。

スイーツ・ドリンク 特徴
カンノーリ シチリア発祥だがマルタでも大人気。リコッタクリームが濃厚
クワレシマル アーモンドとはちみつのクッキー。素朴で優しい甘さ
キニー(Kinnie) マルタ発祥の炭酸飲料。ビターオレンジ風味で独特の味わい
チスク(Cisk) マルタ産ビール。すっきりとした飲み口で暑い日に最高
マルタワイン 地元産ワインは価格も手頃(1本800円〜)。意外とレベル高い

暑い日には、キニーを試してみて。マルタでしか飲めないご当地ドリンクで、最初は「ちょっと苦い?」と感じるかもしれませんが、飲んでいるうちにクセになる不思議な魅力があります。お土産にも人気です。

おすすめグルメエリア

スリーマ(Sliema)

海沿いのレストラン密集エリア。観光客向けだけどハズレなし

セントジュリアンズ

ナイトライフの中心地。おしゃれなカフェ&バーが充実

ラバト(Rabat)

ローカル感満載の食堂が多い。観光地価格じゃない穴場

マルサシュロック

シーフード天国。日曜の魚市場後にランチが最高

マルタのベストシーズンはいつ?

マルタは年間300日以上が晴天という驚異の気候。地中海性気候で、基本的に「夏は暑く乾燥、冬は温暖で雨が少し降る」というパターンです。いつ行っても楽しめますが、目的によってベストシーズンが変わります。

季節別の特徴

🌸 春(3〜5月)

気温:15〜25℃
おすすめ度:★★★★★

観光に最適。暑すぎず、花が咲き乱れる美しい季節。ビーチも5月から快適に泳げる

☀️ 夏(6〜8月)

気温:25〜35℃
おすすめ度:★★★★☆

ビーチシーズン真っ盛り。観光客が多く混雑するが、海の透明度は最高。日差しが強いので日焼け対策必須

🍂 秋(9〜11月)

気温:20〜28℃
おすすめ度:★★★★★

春と並ぶベストシーズン。海水温がまだ高く、10月でも泳げる。観光客が減り始めて快適

❄️ 冬(12〜2月)

気温:10〜18℃
おすすめ度:★★★☆☆

オフシーズンで航空券・ホテルが安い。雨が降ることもあるが、街歩き中心なら問題なし。泳ぐには寒い

結論:4〜6月または9〜10月がベスト。この時期は気候が穏やかで、観光もビーチも両方楽しめます。特に5月と9月は「混雑していないのに天気が良い」という奇跡のタイミング。航空券も夏のピーク時より2〜3万円安くなることが多いので、コスパ最強です。

夏に行くなら覚悟が必要

7〜8月のマルタは本当に暑いです。日中は35℃を超えることもあり、日陰がない場所での観光は体力勝負。ただし、夜は海風が吹いて涼しくなるので、昼はビーチ、夕方から街歩きというスケジュールがおすすめ。あと、この時期はブルーラグーンが激混みなので、朝7時台に到着するくらいの気合いが必要です。

マルタ旅行の実用情報|知っておくべきこと

ビザ・入国条件

項目 内容
ビザ 90日以内の観光は不要(シェンゲン協定加盟国)
パスポート有効期限 出国予定日から3ヶ月以上
ETIAS(事前認証) 2025年以降導入予定(オンライン申請、約1,000円)
入国審査 簡単。滞在目的を聞かれる程度

マルタはシェンゲン協定加盟国なので、日本人は観光目的ならビザなしで90日間滞在できます。入国審査もスムーズで、「観光です」と答えればOK。ただし、2025年以降はETIAS(ヨーロッパ版ESTA)の事前申請が必要になる予定なので、渡航前に最新情報をチェックしましょう。

通貨・両替・キャッシュレス

マルタの通貨はユーロ(EUR)。日本で両替していくのもいいですが、現地ATMでキャッシングするほうがレートが良いことが多いです。空港やスリーマ、ヴァレッタにはATMが多数あります。

ただし、マルタはキャッシュレス先進国。ほとんどのレストラン・ホテル・ショップでクレジットカード(Visa、Mastercard)が使えます。少額の買い物でもカードOK。現金は1日20〜30ユーロ程度あれば十分です。

チップは必要?

マルタではチップは必須ではありませんが、サービスが良かったら10%程度渡すのがスマート。高級レストランでは会計に含まれていることもあるので、レシートを確認しましょう。カジュアルな店なら、おつりの小銭を置いていく程度でOKです。

通信・インターネット

マルタ旅行で一番おすすめなのは、eSIM。日本で事前に購入して設定しておけば、到着後すぐにネットが使えます。

通信手段 料金目安 メリット・デメリット
eSIM(おすすめ) 1,000〜3,000円/週 設定簡単、到着後すぐ使える。SIMフリースマホ必須
現地SIMカード 1,500〜2,500円/週 空港・コンビニで購入可。SIM入れ替えの手間あり
ポケットWi-Fi 4,000〜8,000円/週 複数人でシェア可。荷物が増える、充電必要
フリーWi-Fi 無料 ホテル・カフェで使える。移動中は不便、セキュリティ注意

個人旅行ならeSIM一択。KlookやAiraloなどのアプリで簡単に購入でき、ヨーロッパ周遊プランなら他の国でも使えます。マルタは小さい国なのでデータ量は1日500MB〜1GBもあれば十分。Google Mapsやレストラン検索がストレスなくできます。

交通手段

マルタの公共交通はバスが中心。島全体がバス路線で網羅されていて、どこへでも行けます。しかも、1週間乗り放題パスが約2,500円という激安価格。観光客はこれを買わない手はありません。

交通手段 料金 備考
バス(1回券) 夏季2ユーロ、冬季1.50ユーロ 現金支払い可、おつりは出ない
バス(7日間パス) 約2,500円 乗り放題、コスパ最強
タクシー 初乗り約1,500円 Boltアプリで配車が便利
レンタカー 1日4,000円〜 左側通行(日本と同じ)、狭い道多い
フェリー(ゴゾ島行き) 往復約900円 25分、景色が最高

バスは時刻表通りに来ないことが多いので、余裕を持ったスケジュールを。Google Mapsのリアルタイム情報がかなり正確なので、アプリを活用しましょう。レンタカーは自由度が高いですが、ヴァレッタやイムディーナは駐車場が少なく、路地が狭いのでバスのほうが楽です。

空港から市内へのアクセス

マルタ国際空港(Malta International Airport)は、ヴァレッタから南に約8km。市内へのアクセスは簡単です。

バス(X2/X3/X4路線)

スリーマ・セントジュリアンズ方面へ直行。約30分、2ユーロ。一番安い

タクシー

定額制で約20〜30ユーロ。荷物が多い時やグループならおすすめ

配車アプリ(Bolt)

15〜25ユーロ程度。事前に料金がわかるので安心

治安・安全情報

マルタはヨーロッパ屈指の治安の良さを誇ります。女性のひとり旅でも安心して歩けるレベル。ただし、観光地ではスリやひったくりのリスクがゼロではないので、基本的な注意は必要です。

注意すべきこと

– スリーマやセントジュリアンズのクラブエリアは夜遅くなると酔っ払いが多い
– 混雑したバスや観光地ではバッグを前に抱える
– パスポートのコピーを持ち歩き、原本はホテルの金庫へ
– 日差しが強いので日焼け止め・サングラス・帽子は必須
– 夏場は脱水症状に注意。こまめな水分補給を

使える英語フレーズ

マルタは英語が公用語なので、中学英語でほぼOK。簡単なフレーズを覚えておけば、現地の人ともスムーズにコミュニケーションできます。

シーン 英語フレーズ
挨拶 Hello! / Good morning!
お礼 Thank you! / Thanks a lot!
レストランで注文 Can I have this, please?
会計 Can I have the bill, please?
道を尋ねる How can I get to…?
写真をお願いする Could you take a photo of me?

マルタ語の挨拶も覚えておくと喜ばれます。「Bonġu(ボンジュ)」が「こんにちは」「Grazzi(グラッツィ)」が「ありがとう」。発音はイタリア語に似ていて親しみやすいですよ。

マルタでしかできない体験

観光地を巡るだけじゃもったいない。マルタには、ここでしか味わえない特別な体験がたくさんあります。一生の思い出になる、とっておきのアクティビティをご紹介します。

1. ダイビング&スノーケリング — 透明度抜群の海中世界

マルタはヨーロッパ屈指のダイビングスポット。透明度が30m以上あることも珍しくなく、洞窟・沈船・アーチ状の岩礁など、変化に富んだポイントが揃っています。特に有名なのが、コミノ島近くのクリスタル・ラグーンと、ゴゾ島のブルーホール

ライセンスがなくても、体験ダイビングツアーに参加すれば初心者でもOK。日本人インストラクターがいるショップもあるので、英語が不安な人も安心です。料金は1ダイブ約8,000円〜。海の中で魚に囲まれる瞬間、言葉を失う美しさです。

2. サンセットクルーズ — 地中海に沈む夕陽

ヨットやボートに乗って、地中海に沈む夕陽を眺めるサンセットクルーズは、マルタ旅行のハイライト。ヴァレッタの城壁やスリーマの海岸線をバックに、オレンジ色に染まる空と海——ロマンチックすぎて、カップルなら絶対に外せません。

ツアーにはワインや軽食が含まれていることが多く、料金は3,000円〜5,000円程度。船上でゆったりとシャンパンを傾けながら、波の音を聞く——これ以上の贅沢はありません。予約は事前にオンラインで済ませておくと安心です。

3. 伝統漁船ルッツに乗る

マルタの象徴的な存在、カラフルな伝統漁船ルッツ(Luzzu)。船首には「オシリスの目」と呼ばれる目のマークが描かれていて、魔除けの意味があるそう。マルサシュロックの漁港には、青・黄・赤に塗られたルッツがずらりと並び、絵になる風景が広がります。

一部のツアーでは、実際にルッツに乗って湾内をクルーズできます。漁師さんと一緒に海に出て、網を引く体験ができることも。ローカル文化に触れられる貴重なチャンスです。

4. ワイナリーツアー — マルタワインを味わう

マルタは小さいながらもワイン生産国。地元品種のジェレヴザ(Ġellewża)ギルギェンティナ(Girgentina)を使ったワインは、フルーティで飲みやすく、日本人にも大人気。

ゴゾ島やイムディーナ周辺にはワイナリーがあり、見学&試飲ツアーを開催しています。ブドウ畑を眺めながら、作り手の情熱を聞き、何種類ものワインをテイスティング——ワイン好きにはたまらない体験です。お土産にボトルを買って帰るのもおすすめ。

5. 料理教室 — マルタ料理を習う

パスティッツィやラビオリ(マルタ風ラビオリ)の作り方を習える料理教室も人気。地元の家庭に招かれて、おばあちゃん直伝のレシピを教わるスタイルもあり、温かいホスピタリティに心がほっこりします。

料理を作った後は、みんなで食卓を囲んで試食タイム。旅の思い出だけでなく、家に帰ってからも再現できるスキルが手に入ります。料金は5,000円〜8,000円で、食事・レシピ付き。

マルタのおすすめホテルエリア

マルタは小さな国なので、どこに泊まっても移動は楽ちん。でも、エリアによって雰囲気が全然違うので、自分の旅のスタイルに合った場所を選びましょう。

スリーマ(Sliema)— 便利さNo.1

迷ったらスリーマに泊まれば間違いなし。海沿いの遊歩道、おしゃれなレストラン、ショッピングモール、カフェ——すべてが徒歩圏内に揃っています。ヴァレッタへもフェリーで10分、バスで15分と抜群のアクセス。

ホテルの選択肢も豊富で、3つ星ホテルなら1泊8,000円〜、4つ星なら15,000円〜。海が見える部屋をリクエストすれば、朝起きたらキラキラ光る地中海が目の前——最高のモーニングビューです。

セントジュリアンズ(St. Julian’s)— ナイトライフ派に

スリーマの北に隣接するセントジュリアンズは、マルタのナイトライフの中心地。パーチャヴィル(Paceville)エリアには、クラブ・バー・カジノが密集していて、夜遅くまで賑やか。若者や留学生が多く、活気ある雰囲気が好きな人におすすめ。

高級ホテルも多く、ヒルトン・インターコンチネンタルなどの5つ星リゾートが立ち並びます。プール付きのホテルでリゾート気分を満喫したいなら、セントジュリアンズが最適です。

ヴァレッタ(Valletta)— 歴史に浸る

世界遺産の旧市街に泊まりたいなら、ヴァレッタのブティックホテルへ。石造りの建物を改装したホテルは雰囲気抜群で、まるで中世にタイムスリップしたよう。朝早く人が少ない時間帯に、静かな石畳の路地を散歩するのは最高に贅沢です。

ただし、ヴァレッタは坂が多く、スーツケースを転がすのは大変。タクシーで直接ホテル前まで行くか、荷物を預けてから街歩きするのがおすすめ。

セントポールズベイ(St. Paul’s Bay)— ビーチリゾート気分

マルタ北部のビーチリゾートエリア。スリーマより静かで、ファミリーやカップルに人気。プール付きのリゾートホテルが多く、のんびり過ごしたい人に最適。ヴァレッタまではバスで40分ほど。

ゴゾ島(Gozo)— 離島ステイ

マルタ本島とは違う、のどかな田舎の雰囲気を味わいたいなら、ゴゾ島ステイもおすすめ。伝統的なファームハウスを改装したゲストハウスが多く、朝は鳥のさえずりで目覚める——そんな静かな時間が流れます。レンタカーがあればさらに快適。

マルタのお土産|絶対に喜ばれるもの

マルタには、センスの良いお土産がたくさん。ばらまき用から自分用まで、喜ばれること間違いなしのアイテムをご紹介します。

マルタクロス

8つの角を持つ十字架モチーフ。ネックレス・ピアス・キーホルダーなど種類豊富

ガラス工芸品

マルタグラスの花瓶やオーナメント。カラフルで美しい職人技

はちみつ

マルタ産のオレンジブロッサムハニー。濃厚で香り高い

オリーブオイル

地元産のエクストラバージンオイル。サラダにかけるだけで絶品

キニー(炭酸飲料)

マルタ限定。ビターオレンジ風味でクセになる味

ゴゾレース

繊細な手編みレース。ドイリーやハンカチが人気

ケーパー

マルタ産のケーパーは塩漬けが絶品。パスタやサラダに

ワイン

地元ブランド(Marsovin、Delimaraなど)のワイン。手頃で美味

陶器・食器

マルタ伝統の色鮮やかな陶器。マグカップやお皿が人気

ばらまき土産なら、スーパーで買えるキニーやオリーブオイルが安くておすすめ。自分用には、マルタクロスのアクセサリーやガラス工芸品を。ヴァレッタのリパブリック通りには、おしゃれなセレクトショップがたくさんあるので、ぜひ覗いてみてください。

モデルコース|4泊6日でマルタを満喫

マルタは小さな国なので、4泊6日あれば主要スポットをしっかり回れます。初めての方におすすめの王道コースをご紹介します。

1日目:到着 → スリーマで街歩き

空港到着後、バスでスリーマのホテルへ(所要30分)。チェックイン後、ホテル周辺を軽く散策。海沿いの遊歩道をぶらぶら歩いて、カフェで一休み。夜は海が見えるレストランでシーフードディナー。時差ボケ対策のため、早めに就寝。

2日目:ヴァレッタ観光

午前中にヴァレッタへ(バスまたはフェリー)。聖ヨハネ大聖堂を見学し、リパブリック通りでランチ。午後はアッパー・バラッカ・ガーデンズで絶景を堪能し、城壁沿いを散策。夕暮れ時にスリーマに戻り、サンセットクルーズに参加。

3日目:ブルーラグーン&ブルーグロット

早朝にコミノ島行きフェリーで出発。ブルーラグーンで午前中たっぷり泳ぐ&シュノーケリング。昼過ぎにマルタ本島に戻り、南部のブルーグロットへ。ボートツアーで青い洞窟を巡る。夕方、マルサシュロックの漁村でカラフルなルッツを撮影。

4日目:イムディーナ&ゴゾ島

午前中にイムディーナの「沈黙の街」を散策。聖パウロ大聖堂を見学し、城壁からのパノラマビューを楽しむ。午後はフェリーでゴゾ島へ。ヴィクトリアの城塞(Citadel)を観光し、ジュガンティーヤ神殿へ。夕方にマルタ本島に戻る。

5日目:自由行動 → お土産ショッピング

午前中はダイビング体験やワイナリーツアーなど、やり残したアクティビティを。午後はヴァレッタやスリーマでお土産ショッピング。最後の夜は、特別なレストランでウサギ料理とマルタワインを堪能。思い出を振り返りながら乾杯。

6日目:帰国

ホテルをチェックアウトし、空港へ。フライトまで時間があれば、空港近くのカフェでパスティッツィを最後にもう一度。マルタの味を胸に、帰国の途へ。

効率的に回るポイント

ゴゾ島は日帰りでも十分楽しめますが、時間があれば1泊するのもおすすめ。ブルーラグーンは午前中早めに行くと人が少なく快適。ヴァレッタは午後より午前中のほうが観光客が少なめです。バスの7日間パスを購入すれば、移動費を気にせず自由に動けます。

まとめ — 今すぐマルタに飛び立とう

真っ青な空と透き通った海。はちみつ色の建物と石畳の路地。焼きたてパスティッツィの香りと、地中海に沈む夕陽——マルタには、心を揺さぶる景色と体験が溢れています。

日本からは少し遠いけれど、着いた瞬間に「来てよかった」と思える国。世界遺産の要塞都市、天国のようなブルーラグーン、ウサギ料理とマルタワイン、そして温かい人々——すべてがギュッと詰まった宝石のような島です。

英語が通じて、治安が良くて、コンパクトに回れる。ヨーロッパ旅行が初めての人にも、何度もヨーロッパを訪れているリピーターにも、マルタは新しい発見をくれる場所。「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。

フライトを検索して、ホテルを予約して、マルタの青い海へ——あなたの旅が、最高の思い出になりますように。

地中海の宝石、マルタで待ってます。

読み終わったあなたは、もうフライトを検索しているはず。

コメント

タイトルとURLをコピーしました