スウェーデン旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

飛行機を降りた瞬間、北欧の澄んだ空気が肺いっぱいに広がります。白夜の薄明かりが街全体を優しく包み込み、カフェからはシナモンロールの甘い香りが漂ってくる。石畳の旧市街を歩けば、カラフルな建物が並び、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだよう。スウェーデンは、洗練された北欧デザインと大自然、そして心温まるヒュッゲな暮らしが融合した、何度でも訪れたくなる国です。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

スウェーデン基本情報|今すぐ行ける北欧の楽園

項目 内容
正式名称 スウェーデン王国(Konungariket Sverige)
首都 ストックホルム(Stockholm)
言語 スウェーデン語(英語通用度:非常に高い)
通貨 スウェーデン・クローナ(SEK)※1クローナ=約14円
時差 -8時間(サマータイム時は-7時間)
ビザ 90日以内の観光は不要
フライト時間 成田・羽田から約12〜14時間(乗り継ぎ1回)
電圧・プラグ 230V、Cタイプ(変換プラグ必須)

パスポートさえあれば、ビザなしで北欧の空気を吸いに行けます。英語がほぼ完璧に通じるので、初めてのヨーロッパ旅行にも最適。キャッシュレス社会なので、現金をほとんど使わずに旅できるのも魅力です。

スウェーデン旅行の費用|意外とコスパがいい北欧旅

「北欧は高い」というイメージがありますが、実は工夫次第で驚くほどリーズナブルに楽しめます。特に夏のセール時期や、早期予約を活用すれば、東京〜沖縄往復とほぼ同じ予算でストックホルムに行けてしまうことも。

航空券の相場

シーズン 往復料金(目安) 特徴
オフシーズン
(11〜3月)
7〜10万円 冬景色・オーロラ狙い
ミドルシーズン
(4〜5月、9〜10月)
10〜14万円 過ごしやすい気候
ハイシーズン
(6〜8月)
14〜20万円 白夜・夏至祭のベストシーズン

お得に航空券を取るコツ

フィンランド航空やスカンジナビア航空(SAS)の早期割引を狙いましょう。出発3〜4か月前の予約で、ピークシーズンでも12万円台が見つかることも。また、北欧3国周遊チケットを使えば、複数都市を回っても片道料金とほぼ同額になります。

宿泊費の相場

タイプ 1泊あたり おすすめポイント
ホステル(ドミトリー) 2,500〜4,000円 バックパッカーに人気
ホステル(個室) 7,000〜10,000円 プライベート確保
3つ星ホテル 12,000〜18,000円 スタンダードな快適さ
4つ星ホテル 20,000〜30,000円 朝食ビュッフェ充実
高級ホテル 35,000円〜 北欧デザインの極上空間

ストックホルムの中心部は宿泊費が高めですが、地下鉄で10分ほど離れたエリアなら、同グレードでも30%オフになることも。北欧らしいミニマルなデザインホテルは、むしろ郊外の方がおしゃれで快適です。

食費・現地交通費

項目 1日あたり 節約のコツ
食費(節約) 2,000〜3,000円 スーパーで自炊・カフェランチ
食費(普通) 5,000〜7,000円 レストラン1回+カフェ
食費(リッチ) 10,000円〜 北欧レストランでディナー
市内交通 1,000〜1,500円 72時間パス購入がお得
観光施設入場料 1,500〜3,000円 ストックホルムパス活用

スーパー活用で食費を半額に

ICAやCoopといったスーパーマーケットは、北欧旅行者の強い味方。サーモンのマリネ、ミートボール、チーズ、オーガニックパンなど、本格的な北欧食材が驚くほど安く手に入ります。ホテルの朝食をスキップして、スーパーのパンとヨーグルトで済ませれば、1食200〜300円。浮いたお金でカフェのシナモンロールを楽しみましょう。

総額モデルケース|4泊6日で計算

節約旅行

15〜20万円

ホステル泊・自炊中心

  • 航空券: 9万円
  • 宿泊: 3.5万円
  • 食費・交通: 2.5万円

スタンダード

25〜35万円

3つ星ホテル・観光充実

  • 航空券: 12万円
  • 宿泊: 7万円
  • 食費・交通・観光: 6万円

リッチ旅行

40〜60万円

高級ホテル・北欧グルメ満喫

  • 航空券: 15万円
  • 宿泊: 14万円
  • 食費・交通・観光: 11万円

北欧旅行は確かに東南アジアより高いですが、その分、治安の良さ、清潔さ、デザインの美しさは格別。しかも英語が通じるストレスフリーな環境で、初めての海外旅行でも安心して楽しめます。

ストックホルム観光スポット|水の都の絶景を巡る

14の島々から成る「水の都」ストックホルム。中世の面影を残す旧市街から、モダンな美術館、王宮まで、歩くだけでワクワクが止まりません。地下鉄の駅ですら芸術作品という、北欧デザインの美意識に圧倒されます。

ガムラスタン(旧市街)|おとぎ話の世界へタイムスリップ

石畳の細い路地に、オレンジ、黄色、赤のカラフルな建物がひしめくガムラスタン。中世から残る街並みは、まるでジブリ映画の舞台のよう。迷路のような路地を歩けば、小さなアンティークショップ、北欧雑貨のブティック、老舗カフェが次々と現れます。

特にストールトリエット広場(Stortorget)は、ストックホルムで最も美しい広場。赤や黄色のギルドハウスが並び、中央の噴水を囲むようにカフェのテラス席が並びます。冬にはクリスマスマーケットが開かれ、グロッグ(ホットワイン)の湯気が立ち上る光景は、北欧の冬の風物詩です。

路地裏にひっそり佇む「モーテン・トローツィグ・グレン(Mårten Trotzigs Gränd)」は、幅わずか90cmの最狭路地。ここを通り抜けるだけで、冒険心がくすぐられます。夕暮れ時、オレンジ色の街灯が灯り始めると、旧市街全体が魔法にかかったように幻想的になります。

王宮(Kungliga Slottet)|現役の王宮で衛兵交代式

ガムラスタンの北端にそびえる王宮は、現在も国王が執務に使う現役の宮殿。600以上の部屋を持ち、ヨーロッパ最大級の規模を誇ります。王宮内部は一般公開されており、豪華絢爛な謁見の間、王冠や宝石が並ぶ宝物館、古代ローマの彫刻が展示されている博物館など、見どころが満載。

毎日12時15分(日曜は13時15分)に行われる衛兵交代式は必見。音楽隊の演奏とともに、紺と金の制服に身を包んだ衛兵が行進する姿は、まさに北欧の伝統美。早めに行って最前列を確保しましょう。

ヴァーサ号博物館|17世紀の軍艦がそのまま展示

ユールゴーデン島にあるこの博物館には、1628年に沈没した巨大軍艦ヴァーサ号が、333年ぶりに引き揚げられた姿のまま展示されています。全長69メートル、高さ52メートルの圧倒的なスケールに、誰もが息を呑みます。

暗い館内に浮かび上がる船体は、まるで時が止まったかのよう。精巧な木彫りの装飾、大砲の砲門、船員たちの遺品まで、17世紀のスウェーデン海軍の姿がリアルに蘇ります。歴史好きでなくても、その迫力に圧倒されること間違いなし。

ドロットニングホルム宮殿|世界遺産の夏の離宮

ストックホルム中心部から船で約1時間、メーラレン湖に浮かぶように佇む宮殿。現在も王族が居住する現役の宮殿でありながら世界遺産という、世界的にも珍しい場所です。

フランスのヴェルサイユ宮殿をモデルにしたバロック様式の庭園は、幾何学的に配置された花壇、噴水、彫刻が見事。夏には緑豊かな庭を散策し、冬には雪化粧した静寂の美しさを楽しめます。宮殿内部のシアターは、18世紀の舞台装置がそのまま残る貴重な空間で、今もオペラやバレエが上演されています。

その他の必見スポット

ストックホルム市庁舎

ノーベル賞晩餐会が開かれる「青の間」は圧巻。塔の上からの眺めも絶景

スカンセン野外博物館

19世紀のスウェーデンの暮らしを再現。ヘラジカやトナカイにも会える

ABBA博物館

世界的バンドABBAの世界を体験。カラオケブースで歌えます

モダンミュージアム

ピカソやダリのコレクション。北欧モダンアートの殿堂

フォトグラフィスカ

世界最高峰の写真美術館。カフェからの海の眺めも最高

セーデルマルム地区

ヒップスターの聖地。ヴィンテージショップとカフェの宝庫

スウェーデングルメ|北欧の味覚に舌鼓

正直に言います。スウェーデン旅行の魅力の30%は「食」です。新鮮なサーモン、濃厚なミートボール、素朴なシナモンロール。北欧の食材は、シンプルながら素材の味が際立つ魔法のような美味しさ。特に夏のシーフードと冬の温かいスープは、一度食べたら忘れられません。

絶対に食べたい定番グルメ

料理名 どんな料理? 価格目安
ミートボール
(Köttbullar)
クリーミーなソースに絡む肉団子。マッシュポテトとリンゴンベリージャムを添えて。IKEAで食べたあの味を本場で! 1,200〜2,000円
グラブラックス
(Gravlax)
サーモンをディルと塩で漬けたマリネ。とろけるような食感と爽やかな香り。朝食の定番 1,500〜2,500円
ニシンの酢漬け
(Sill)
スウェーデン伝統の保存食。クリーム、マスタード、玉ねぎなど様々な味付けで。スモーガスボードに必須 500〜1,000円
トナカイ肉
(Ren)
北部サーミ族の伝統食。クセがなく柔らかい赤身肉。リンゴンベリーソースで 2,500〜4,000円
エビサンド
(Räkmacka)
山盛りの小エビにレモンとディルを添えたオープンサンド。夏の海辺カフェで食べるのが最高 1,500〜2,500円
ピッティパンナ
(Pytt i Panna)
角切り肉とじゃがいもを炒めた家庭料理。目玉焼きとビーツを添えて。B級グルメの王様 1,000〜1,500円
プリンセスケーキ
(Prinsesstårta)
緑のマジパンで覆われたスポンジケーキ。クリームとジャムの甘さが絶妙。見た目もかわいい 500〜800円/1ピース

カフェ文化|フィーカを体験しよう

スウェーデン人の生活に欠かせない「フィーカ(Fika)」。これは単なるコーヒーブレイクではなく、人生を豊かにする大切な時間という文化です。午前10時と午後3時、オフィスでも家でもカフェでも、みんなが一斉にコーヒーとお菓子でひと息つきます。

スイーツ 特徴 価格
シナモンロール
(Kanelbulle)
フィーカの定番。シナモンとカルダモンの香りが病みつきに。10月4日はシナモンロールの日! 300〜500円
カルダモンロール
(Kardemummabulle)
シナモンロールより爽やかな香り。カルダモン好きにはたまらない 300〜500円
セムラ
(Semla)
2〜3月限定のカルダモンパン。アーモンドペーストと生クリームたっぷり 400〜600円
クッキー各種
(Kakor)
ジンジャークッキー、オートミールクッキーなど。素朴で優しい甘さ 200〜400円

おすすめカフェ3選

Vete-Katten(ヴェーテカッテン): 1928年創業の老舗。クラシックな内装で、地元民も観光客も行列を作る名店。プリンセスケーキが絶品。

Café Pascal: セーデルマルムの隠れ家的カフェ。手作りケーキとアートな雰囲気が魅力。

Drop Coffee: スペシャルティコーヒーの名店。豆の香りが店内に広がり、コーヒー好きの聖地。

スモーガスボード|北欧ビュッフェの極み

スウェーデン式ビュッフェ「スモーガスボード(Smörgåsbord)」は、一度は体験すべき食の祭典。ニシンの酢漬けから始まり、サーモン、ミートボール、チーズ、パン、デザートまで、北欧の味が一堂に会します。

特にクリスマスシーズンの「ユールボード(Julbord)」は豪華絢爛。ハム、ソーセージ、ハーリングブレッド(発酵ニシン以外)、リンゴンベリーソースなど、50種類以上の料理が並びます。ホテルやレストランで11月末〜12月にかけて提供されるので、冬旅行なら絶対に予約を。

食事エリアガイド

エステルマルム市場

1888年創業の屋内マーケット。チーズ、サーモン、デリが充実。ランチにも最適

セーデルマルム

ヒップなレストラン街。ビーガン、オーガニック、フュージョンなどトレンド料理が集結

ガムラスタン

伝統的なスウェーデン料理店が多い。観光客向けだがクオリティは高い

ノールマルム

高級レストラン街。ミシュラン星付き店も点在。ディナーならここ

北欧デザイン&ショッピング|IKEAの本場で雑貨三昧

スウェーデンと言えば、洗練された北欧デザイン。シンプルで機能的、それでいて温かみのあるデザインは、世界中で愛されています。ストックホルムは、そんな北欧デザインの発信地。雑貨好きなら、スーツケースが足りなくなること間違いなしです。

必見デザインスポット

Designtorget

スウェーデンデザイナーの雑貨専門店。キッチン用品から文房具まで、センスの塊

Granit

北欧インテリア雑貨のチェーン。モノトーンのキッチングッズが人気

Åhléns City

デパート。北欧ブランドが一堂に会する。お土産探しに最適

Svenskt Tenn

高級インテリアブランド。ヨーゼフ・フランクのテキスタイルは芸術品級

NK(ノールマルムストルグ)

1902年創業の老舗デパート。北欧ラグジュアリーブランドが揃う

セーデルマルムの古着街

ヴィンテージショップが密集。北欧ブランドの掘り出し物に出会える

おすすめお土産

お土産 おすすめポイント 価格目安
ダーラヘスト
(木彫りの馬)
スウェーデンの伝統工芸品。赤い馬が定番だが、様々な色やサイズがある 500〜5,000円
テキスタイル アルメダールやボラスのキッチンタオルは実用的でおしゃれ 1,000〜3,000円
リンゴンベリージャム 北欧の味。肉料理にもパンにも合う万能ジャム 500〜800円
オーガニックコスメ L:a BruketやMildaなど、自然派コスメが人気 2,000〜5,000円
サルミアッキ 塩味の黒いキャンディ。北欧名物だが好き嫌いが分かれる。ネタ土産に 300〜500円
カフェグッズ Rorstrand、GustavbergなどスウェーデンブランドのマグやプレートDalahäst柄も 2,000〜10,000円

免税(Tax Free)で最大19%お得に

EU圏外の旅行者は、同じ店で200SEK以上買い物すると免税対象。会計時に「Tax Free, please」と伝え、書類をもらいます。帰国時に空港でスタンプを押してもらい、還付カウンターで現金またはカード払い戻し。19%還付されるので、高額商品ほどお得です。

他都市・エリア紹介|ストックホルム以外の魅力

スウェーデンは、首都以外にも個性豊かな都市や大自然が広がっています。中世の街並みが残るヨーテボリ、大学都市ルンド、オーロラの聖地キルナ。少し足を延ばせば、まったく違う表情のスウェーデンに出会えます。

ヨーテボリ(Göteborg)

「スウェーデンのポートランド」と呼ばれるおしゃれな港町。運河クルーズ、北欧最大級の遊園地リセベリ、新鮮なシーフードが魅力。ストックホルムより物価が少し安い。

アクセス: ストックホルムから高速鉄道で3時間

マルメ(Malmö)

デンマークのコペンハーゲンと橋で繋がる国際都市。モダン建築とグリーンスペースが融合。旧市街リラ・トリエットは中世の面影そのまま。

アクセス: ストックホルムから高速鉄道で4.5時間、コペンハーゲンから電車で35分

ウプサラ(Uppsala)

北欧最古の大学都市。13世紀の大聖堂、リンネ(植物学者)の庭園、学生で賑わうカフェ街。知的な雰囲気に浸れる。

アクセス: ストックホルムから電車で40分。日帰り可能

キルナ(Kiruna)

北極圏に位置するオーロラの聖地。世界初のアイスホテル(ICEHOTEL)、サーミ族の文化体験、冬は極夜、夏は白夜。人生で一度は見たい絶景がここに。

アクセス: ストックホルムから国内線で1.5時間、または寝台列車で15時間

ヴィスビュー(Visby)

バルト海に浮かぶゴットランド島の中世都市。城壁に囲まれた旧市街は世界遺産。8月の中世週間は、街全体がタイムスリップ。「魔女の宅急便」のモデルとも。

アクセス: ストックホルムからフェリーで3時間、または飛行機で40分

スウェーデン・ラップランド

北部一帯の広大な自然エリア。トレッキング、カヌー、ヘラジカ観察、サウナと湖水浴。夏は白夜ハイキング、冬は犬ぞり体験。究極の大自然がここに。

アクセス: キルナ、ルレオ、アビスコなどが拠点

ベストシーズン|いつ行くべき?四季の魅力

スウェーデンは四季がはっきりしており、それぞれに異なる魅力があります。白夜の夏、紅葉の秋、雪景色の冬、花咲く春。どの季節を選ぶかで、旅の印象がガラリと変わります。

春(4〜5月)

おすすめ度: ★★★☆☆

長い冬が終わり、一斉に花が咲き始める季節。日照時間が急激に長くなり、街全体が明るい雰囲気に。桜やチューリップが咲き、カフェのテラス席が賑わいます。

気温: 5〜15℃ / 注意: まだ肌寒い日も

夏(6〜8月)

おすすめ度: ★★★★★

ベストシーズン! 白夜で夜11時まで明るく、観光時間が長い。夏至祭(6月下旬)は国を挙げてのお祭り。湖で泳いだり、群島クルーズを楽しんだり、アクティビティ満載。

気温: 18〜25℃ / 注意: ホテルが混むので早期予約必須

秋(9〜10月)

おすすめ度: ★★★★☆

紅葉が美しい季節。森が黄金色に染まり、きのこ狩りやベリー摘みのシーズン。観光客が減り、ゆったりと街歩きを楽しめます。10月からオーロラシーズンも始まります。

気温: 8〜15℃ / 注意: 日照時間が短くなる

冬(11〜3月)

おすすめ度: ★★★★☆

雪景色とクリスマスマーケットが魅力。12月のユールボード(クリスマスビュッフェ)は必食。北部ではオーロラ&アイスホテル体験。航空券が安く、冬ならではの体験が待っています。

気温: -5〜3℃ / 注意: 防寒必須、日照時間が極端に短い

結論: 6〜8月の夏がベスト、冬のオーロラも捨てがたい

初めてのスウェーデンなら、6〜8月の夏が断然おすすめ。白夜で観光時間が長く、気候も快適で、アクティビティも豊富。ただし、冬のオーロラやアイスホテル、クリスマスマーケットも唯一無二の体験。冒険好きなら、真冬のラップランドへ飛び込むのもアリです。

実用情報|旅を快適にする知識

通信・インターネット

スウェーデンはヨーロッパ屈指のネット大国。カフェ、ホテル、空港、地下鉄、バスまで、ほぼどこでもWi-Fiが使えます。それでも、やはり自分専用の通信手段があると安心。

方法 料金 メリット・デメリット
eSIM 1週間 1,500〜2,500円 【◎】即日開通、SIM入れ替え不要。Airalo、Ubigi、Hokaflyなどが便利
現地SIM 10GB 2,000〜3,000円 【◎】コスパ最高。Telia、Tele2などが空港で購入可。SIMフリー端末必要
Wi-Fiレンタル 1日 1,200〜1,800円 【△】複数人でシェア可。荷物が増える、充電管理が面倒
フリーWi-Fi 無料 【△】カフェやホテルで使える。セキュリティリスクあり

おすすめはeSIM

出発前にアプリで購入してQRコードをスキャンするだけ。空港に着いた瞬間から使えて、SIMの入れ替えも不要。複数国周遊プランもあるので、北欧3国を回る場合も便利です。

空港アクセス

ストックホルムの玄関口はアーランダ空港(ARN)。市内まで約40km、アクセス方法は複数あります。

交通手段 料金 所要時間・特徴
アーランダ・エクスプレス
(特急列車)
片道 320SEK
(約4,500円)
【最速】20分で中央駅。快適だが高い。早期予約で20%割引
通勤電車
(Pendeltåg)
片道 180SEK
(約2,500円)
【コスパ◎】45分。普通の通勤列車だが快適。ストックホルムパスで無料
Flixbus 片道 99SEK〜
(約1,400円)
【激安】50〜60分。Wi-Fi付き。早朝・深夜便あり
タクシー 定額 500〜600SEK
(約7,000〜8,500円)
【楽】40分。3〜4人で割れば意外とコスパ良し

市内交通

ストックホルムの公共交通は、地下鉄、バス、トラム、フェリーが統合されており、1枚のチケットで全て乗れます。特に地下鉄(Tunnelbana)は、駅ごとに異なるアート作品が施され、「世界最長の美術館」と呼ばれています。

チケット 料金 おすすめ度
単発チケット(75分) 39SEK(約550円) 【△】割高。数回乗るなら定期券がお得
24時間パス 165SEK(約2,300円) 【◎】1日観光に最適
72時間パス 330SEK(約4,600円) 【◎◎】3〜4日滞在なら絶対これ
7日間パス 430SEK(約6,000円) 【◎】長期滞在向け

ストックホルムパス(Stockholm Pass)

観光施設の入場料+公共交通がセットになったお得なパス。60以上の観光スポットが無料になり、王宮、ヴァーサ号博物館、市庁舎ツアー、群島クルーズなどが含まれます。2日券(約10,000円)以上なら確実に元が取れます。公式サイトで事前購入がおすすめ。

キャッシュレス天国|現金はほぼ不要

スウェーデンは世界で最もキャッシュレス化が進んだ国。トイレのチップですらカード払いできます。現金を受け付けない店も多いので、クレジットカードは必携。VisaかMastercardがあれば、ほぼ全ての場所で使えます。

  • 屋台の hot dog スタンドもカードOK
  • 公共トイレの10SEKもカード払い
  • チップも含めてカード決済可能
  • 現地の若者は財布を持ち歩かない人も多い

一応、念のため少額の現金(500〜1,000SEK)を持っておくと安心ですが、ほぼ出番はありません。

現地で使えるスウェーデン語フレーズ

英語がほぼ完璧に通じるスウェーデンですが、簡単な挨拶をスウェーデン語でするだけで、現地の人の笑顔が3倍増えます。

スウェーデン語 読み方 意味
Hej ヘイ こんにちは
Tack タック ありがとう
Tack så mycket タック・ソ・ミッケ どうもありがとう
Ursäkta ユーシェクタ すみません
Ja / Nej ヤー / ネイ はい / いいえ
Skål スコール 乾杯!
Hej då ヘイ・ドー さようなら

旅の注意事項

治安は良好だが、スリに注意

北欧は世界的に見ても治安が良い地域ですが、観光地や地下鉄ではスリや置き引きが報告されています。特にガムラスタン、中央駅、T-Centralen(地下鉄中央駅)では、貴重品は前に抱えるバッグに。夜の一人歩きも、明るいエリアなら問題ありません。

チップ文化

基本的にチップは不要ですが、レストランで特別良いサービスを受けた場合は5〜10%程度を渡すと喜ばれます。カード払いの際、端末にチップ金額を入力する画面が出ることもありますが、スキップしてOKです。

日照時間の極端な変化

夏は夜11時まで明るく、冬は午後3時に暗くなります。特に冬に訪れる場合は、日照不足によるメンタルへの影響に注意。ビタミンDサプリや、カフェでのフィーカタイムを大切にしましょう。逆に夏の白夜は、遮光カーテンのある宿を選ぶと快眠できます。

アルコール販売規制

スウェーデンでは、アルコール度数3.5%以上の酒類は国営ストア「Systembolaget(システムボラーゲット)」でしか買えません。営業時間は平日10〜19時、土曜は10〜15時、日曜・祝日は休業。レストランやバーでは普通に飲めますが、持ち帰りワインやビールを買いたい場合は要注意です。

まとめ|北欧の空気を吸いに行こう

飛行機を降りた瞬間の澄んだ空気、石畳の旧市街に響く足音、カフェから漂うシナモンロールの甘い香り。スウェーデンは、一度訪れたら忘れられない国です。

白夜の夏に訪れれば、夜11時まで続く青い空の下で群島クルーズを楽しめます。冬に訪れれば、雪に覆われた街でグロッグを飲みながら、クリスマスマーケットの温かな灯りに包まれます。北欧デザインに囲まれ、新鮮なサーモンとミートボールを頬張り、フィーカでゆったりとコーヒーを楽しむ。そんな贅沢な時間が、スウェーデンには流れています。

治安が良く、英語が通じ、公共交通が発達していて、初めての海外旅行でも安心して楽しめる。それでいて、日本では味わえない圧倒的な自然と文化が待っている。スウェーデンは、「安心」と「冒険」が両立する、奇跡のような国です。

「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。フライトを検索して、北欧の風を感じに行きましょう。ストックホルムの街角で、きっとあなたを待っています。

Välkommen till Sverige!(スウェーデンへようこそ!)

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