イタリア旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

日本から約12時間。飛行機のドアが開いた瞬間、地中海の陽射しと潮風が頬を撫で、石畳の街角からはエスプレッソの香ばしい香りとトマトソースの甘い匂いが漂ってきます。古代ローマの遺跡、ルネサンスの芸術、モードの都ミラノ、青く輝く地中海――世界中の旅人を魅了し続ける永遠の憧れの国、イタリア。一度訪れたら、必ず「また来たい」と思う国です。この記事を読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

イタリアってどんな国?基本情報

項目 内容
正式名称 イタリア共和国(Repubblica Italiana)
首都 ローマ(Roma)
公用語 イタリア語(観光地では英語も通じる)
通貨 ユーロ(€)1ユーロ = 約160円(2026年2月)
時差 日本より8時間遅れ(サマータイムは7時間)
ビザ 90日以内の観光は不要(パスポート残存期間90日以上必要)
フライト時間 成田・羽田からローマまで直行便で約12〜13時間
世界遺産数 59件(世界第1位!)

パスポートさえあれば、今すぐ行けます。イタリアは世界遺産の宝庫であり、一つの国を旅するだけで古代から現代まで2500年の歴史を体感できる、旅人にとって最高の舞台です。

イタリア旅行にかかる費用は?

正直に言います。イタリアは、ヨーロッパの中では意外とコスパが良い国です。航空券次第で節約も贅沢もできる自由度の高さが魅力。ここでは3泊5日を想定して、リアルな費用を見ていきましょう。

航空券の相場

シーズン 経由便(往復) 直行便(往復)
オフシーズン(11〜3月) 7〜10万円 15〜18万円
ハイシーズン(4〜6月、9〜10月) 12〜16万円 20〜25万円
真夏・年末年始 15〜20万円 25〜35万円

航空券の節約ポイント

ドバイ経由やイスタンブール経由なら7万円台から見つかることも!出発3〜4ヶ月前の火曜・水曜出発が狙い目です。セール時期(1月・9月)は要チェック。

宿泊費の相場(1泊あたり)

宿泊タイプ 相場 特徴
ドミトリー 2,500〜4,000円 バックパッカー向け。交流も楽しめる
エコノミーホテル 6,000〜10,000円 清潔・駅近・朝食付きが多い
中級ホテル 12,000〜18,000円 快適性と立地の両立。スタンダード
高級ホテル 25,000〜50,000円 歴史的建造物・五つ星の贅沢

イタリアではアグリツーリズモ(農家民泊)も人気。田舎の農家に泊まって自家製ワインと手料理を楽しむ体験は、ホテルでは味わえない特別な思い出になります。

3泊5日の総額目安

節約旅行

15〜20万円

経由便 + ドミトリー/エコノミーホテル + 自炊多め

スタンダード旅行

25〜35万円

直行便 or 経由便 + 中級ホテル + レストラン中心

リッチ旅行

40〜60万円

直行便ビジネス + 高級ホテル + 贅沢グルメ三昧

25万円あればイタリアを満喫できる――東京からロンドンやパリに行くのとほぼ同じ予算で、世界遺産とグルメの宝庫を旅できるのです。これがイタリア旅行の魅力です。

絶対外せない!イタリアの観光スポット

世界遺産59件を誇るイタリア。その中でも「初めてのイタリア旅行で絶対訪れるべき場所」を厳選してご紹介します。どこを切り取っても絵になる国――その言葉の意味を実感してください。

コロッセオ(ローマ)

地下鉄Colosseo駅から地上に出た瞬間、目の前に広がる巨大な円形闘技場。紀元80年に完成した古代ローマの象徴は、2000年の時を経てもなお圧倒的な存在感を放っています。石造りのアーチが幾重にも重なり、かつて5万人の観衆が剣闘士の戦いに熱狂した場所――そう想像するだけで鳥肌が立ちます。

内部に入ると、地下の闘技場構造や猛獣の檻跡が見学できます。夕暮れ時、オレンジ色の陽光に照らされたコロッセオは息を呑むほど美しく、ローマの街全体が映画のワンシーンのように見えます。「ここが世界の中心だった」――そう実感できる場所です。

チケット予約は必須

公式サイトで事前予約がおすすめ。当日券は2〜3時間待ちも。フォロ・ロマーノとパラティーノの丘を含む共通券(18€)がお得です。

ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂(バチカン市国)

世界最小の国家・バチカン市国に、世界最大級の美術コレクションがあります。全長7kmにも及ぶヴァチカン美術館の廊下を歩けば、ラファエロの間、地図のギャラリー、タペストリーのギャラリーと、どこを見ても芸術の傑作だらけ。そして辿り着く最後の部屋が、ミケランジェロの『天地創造』『最後の審判』が天井と壁面を埋め尽くすシスティーナ礼拝堂です。

あまりの美しさに、首が痛くなるまで見上げてしまう――誰もがそうなります。神が人間アダムに命を吹き込む瞬間を描いた『アダムの創造』の指先、圧倒的な構図の『最後の審判』。教科書で見た絵が、目の前に広がっている。その感動は言葉になりません。

朝イチか夕方がベスト

開館直後(8:00〜9:00)または閉館前(16:00以降)が狙い目。水曜午前はローマ法王の一般謁見日で混雑します。ガイドツアーなら優先入場可能。

フィレンツェ歴史地区とドゥオーモ

「花の都」フィレンツェは、街全体が世界遺産。アルノ川にかかるヴェッキオ橋を渡り、石畳の路地を歩けば、ルネサンスの息吹が今も色濃く残ります。そして中心に聳え立つのが、大理石の白・緑・ピンクで彩られたドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)。その美しさは、見た瞬間に「ああ、これがイタリアだ」と実感させてくれます。

ドゥオーモのクーポラ(円蓋)に登れば、463段の階段を経て、フィレンツェの赤い屋根が一望できる絶景が待っています。汗をかきながら登った先で見る景色は、旅の最高の思い出になるでしょう。ウフィツィ美術館ではボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』『春』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』など、美術の教科書に載っている名画の実物を次々と目にできます。

ヴェネツィア(水の都)

車のない街。運河がすべての道になっている奇跡の都市。サンタ・ルチア駅を出た瞬間に広がる水の風景に、誰もが言葉を失います。ゴンドラがゆっくりと進み、古い建物が運河に映り込む光景は、まるで絵画の中に入り込んだよう。この世界に、こんな街が実在するなんて。

サン・マルコ広場では、壮麗なサン・マルコ寺院と鐘楼、そして広場を囲むカフェの優雅な雰囲気を楽しめます。リアルト橋から見下ろす大運河(カナル・グランデ)の景色、夕暮れ時に運河が黄金色に染まる瞬間――ヴェネツィアは、歩いているだけで心が満たされる街です。迷路のような細い路地を歩き、橋を渡るたびに新しい風景が現れる。その体験こそがヴェネツィアの魅力です。

その他の必見スポット

ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)

白亜のゴシック建築。屋上から見るミラノの街並みは圧巻

ピサの斜塔

実際に見ると想像以上に傾いている!記念撮影必須

青の洞窟(カプリ島)

神秘的な青い光に包まれる海の洞窟。一生に一度は体験したい

ポンペイ遺跡

火山噴火で埋もれた古代都市。当時の生活がそのまま残る

アマルフィ海岸

断崖に張り付く美しい街並み。世界一美しい海岸線

チンクエ・テッレ

カラフルな5つの村。断崖絶壁に寄り添う秘境リゾート

イタリアで食べるべき絶品グルメ

正直に言います。イタリア旅行の70%は「食」です。パスタ、ピザ、ジェラート、ティラミス――日本でもお馴染みの料理が、本場では別次元の美味しさ。そして地方ごとに全く違う食文化を持つのがイタリアの奥深さです。

絶対食べたいイタリア料理

料理名 どんな料理? 相場
ピザ・マルゲリータ トマト、モッツァレラ、バジル。シンプルこそ至高。もっちり生地の薪窯焼き 6〜12€
カルボナーラ ローマ発祥。卵黄、ペコリーノチーズ、グアンチャーレの濃厚ソース。クリーム不使用が本場流 10〜15€
リゾット・アッラ・ミラネーゼ サフランの黄金色。バターの香りとお米の食感が絶妙 12〜18€
オッソブーコ ミラノ風仔牛すね肉の煮込み。骨髄まで美味しいミラノの郷土料理 18〜25€
ジェラート イタリアンアイス。濃厚なのに軽い口どけ。一日2回は食べたい 3〜5€
ティラミス マスカルポーネとエスプレッソの魔法。本場の味は別格 5〜8€
生ハム&チーズ盛り合わせ プロシュート、パルミジャーノ、モッツァレラ。ワインと一緒に 10〜18€
アクアパッツァ 白身魚の水煮。トマト、オリーブ、ハーブの香りが広がる南イタリア料理 15〜22€

地方別グルメの違い

イタリアは統一国家になったのが1861年。それ以前は独立した都市国家の集まりだったため、地方ごとに料理が全く違います。北部はバター・リゾット・肉料理、南部はオリーブオイル・パスタ・魚料理が中心。この違いを楽しむのも旅の醍醐味です。

ローマ

カルボナーラ、アマトリチャーナ、カチョ・エ・ペペ。パスタの聖地

ナポリ

ピザ発祥の地。マルゲリータは必食。モッツァレラが絶品

フィレンツェ

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)。肉好き必見

ボローニャ

ボロネーゼ(ラグーソース)、トルテッリーニ。美食の都

ミラノ

リゾット、オッソブーコ、パネットーネ。洗練された北部料理

シチリア

アランチーニ(ライスコロッケ)、カンノーロ。アラブ文化の影響

イタリアンワインとカフェ文化

イタリアはフランスを抜いて世界最大のワイン生産国。キャンティ(トスカーナ)、バローロ(ピエモンテ)、プロセッコ(ヴェネト)など、地方ごとに個性的なワインが揃います。レストランではハウスワイン(Vino della casa)をグラスで3〜5€から楽しめるのも嬉しいポイント。

そしてカフェ文化も忘れてはいけません。イタリア人の朝はエスプレッソとコルネット(クロワッサン)から始まり、昼食後にもう一杯。バールのカウンターで立ち飲みするエスプレッソは1€。これが最高に美味しい瞬間です。カプチーノは午前中だけ飲むのがイタリア流。午後はエスプレッソかマキアートが定番です。

レストランのマナー

イタリアでは「コペルト(Coperto)」という席料が1〜3€かかります。サービス料は「Servizio」として別途加算されることも。チップは基本不要ですが、サービスが良ければ5〜10%程度を置くとスマートです。

イタリアならではの体験

観光だけでは物足りない。イタリアには「その場所でしかできない体験」が山ほどあります。一生の思い出になる特別な時間を過ごしてください。

1. ゴンドラに乗ってヴェネツィアの運河を巡る

ヴェネツィアといえばゴンドラ。狭い運河をゴンドリエーレ(漕ぎ手)が巧みに操り、古い橋の下をくぐり抜ける体験は、まさにヴェネツィアならでは。昼間も良いですが、夕暮れ時のゴンドラは格別です。オレンジ色に染まる運河、窓から漏れるランプの光、遠くから聞こえる鐘の音――映画の主人公になった気分になれます。料金は約80€/30分(最大6名まで)。高く感じるかもしれませんが、一生に一度の体験として絶対おすすめです。

2. トスカーナのワイナリーツアー

フィレンツェから少し足を延ばせば、絵画のような丘陵地帯が広がるトスカーナ地方。糸杉が並ぶ道、ブドウ畑、オリーブ畑――この風景の中でワイナリーを巡るツアーは、イタリアで最も贅沢な時間の使い方の一つです。キャンティ地方のワイナリーでは、醸造所見学とテイスティングができ、自家製オリーブオイルやサラミも試食できます。緑の丘に囲まれたテラスで飲むワインは、人生のベストワインになるかもしれません。

3. イタリア料理教室で本場の味を習う

ローマ、フィレンツェ、ボローニャなどで開催される料理教室は、旅の素晴らしい思い出になります。マンマ(イタリアのお母さん)から手打ちパスタの作り方を教わり、一緒に食事をする――そんな体験は、レストランでは味わえない温かさがあります。半日コースで50〜80€程度。作った料理は自分で食べられるので、ランチ代込みと考えればお得です。帰国後も家でイタリア料理を再現できるのが最高の土産です。

4. オペラ鑑賞(ミラノ・スカラ座)

ミラノのスカラ座は世界三大オペラハウスの一つ。豪華な内装、天井画、シャンデリア――劇場自体が芸術作品です。イタリアオペラの本場で、ヴェルディやプッチーニの傑作を鑑賞する体験は、一生の宝物になります。チケットは20€から購入可能(立ち見席)。ドレスコードは特にありませんが、少しおしゃれをして行くと気分が上がります。公式サイトで事前予約がおすすめ。

5. 温泉リゾート(トスカーナ)

意外かもしれませんが、イタリアは温泉大国。トスカーナ州のサトゥルニア温泉は、無料で入れる野天風呂として有名です。ターコイズブルーの温泉が滝のように流れ落ち、石灰棚に溜まった湯に浸かれます。周囲は大自然だけ――イタリアと温泉の組み合わせという意外性が最高です。タオルと水着を持って行きましょう。

ヴェスパレンタル

イタリアの象徴ヴェスパに乗って街を走る体験ツアー(ローマ)

革製品工房見学

フィレンツェの職人技を間近で見学。オーダーメイドも可能

アウトレットショッピング

プラダ、グッチの本場で免税価格。日本の半額以下も

トリュフ狩り体験

犬と一緒に森でトリュフ探し(ピエモンテ・ウンブリア)

ローマ以外の魅力的な都市

イタリアは都市ごとに個性が全く違います。ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアは「御三家」ですが、他の都市も魅力満載。時間があれば訪れてほしい場所を紹介します。

ミラノ

「イタリアのパリ」と呼ばれるモードの都。ドゥオーモ、最後の晩餐、ガレリア、スカラ座――芸術と流行の最先端が集まる洗練された街。ショッピング好きには天国です。

ローマから高速列車で約3時間

ナポリ

ピザ発祥の地にして南イタリアの熱気溢れる街。混沌とした活気、路地裏の下町感、そしてヴェスヴィオ火山と海の絶景。カオスとエネルギーの街です。

ローマから高速列車で約1時間10分

ヴェローナ

「ロミオとジュリエット」の舞台。ジュリエットの家のバルコニー、古代ローマ円形闘技場、中世の街並み――ロマンティックな雰囲気に包まれた街。

ヴェネツィアから列車で約1時間20分

ボローニャ

「美食の都」。ボロネーゼ発祥の地で、グルメの聖地。ヨーロッパ最古の大学があり、学生が集う活気ある街。アーケード(ポルティコ)の街並みも美しい。

フィレンツェから列車で約40分

シエナ

中世の姿をそのまま残す美しい丘の街。カンポ広場での競馬「パリオ」、ドゥオーモの内部装飾――トスカーナの宝石と呼ばれる名所です。

フィレンツェからバスで約1時間半

トリノ

イタリア統一運動の中心地で、王宮のある優雅な都。エジプト博物館、自動車博物館、そして美味しいチョコレート。冬季オリンピック開催地。

ミラノから列車で約1時間

イタリア旅行のベストシーズンは?

イタリアは四季がはっきりしており、それぞれにメリット・デメリットがあります。目的によってベストシーズンは変わります。予算と目的に合わせて選んでください。

春(3〜5月)

おすすめ度:★★★★★
気温:15〜25℃
花が咲き乱れ、観光に最適。復活祭(4月)は混雑するものの、街全体が華やかな雰囲気に包まれます。

観光のゴールデンシーズン

夏(6〜8月)

おすすめ度:★★★☆☆
気温:25〜35℃
暑さは厳しいが、海辺リゾートは最高。8月は地元民がバカンスで街を離れるため、レストランが休みになることも。

ビーチリゾートならベスト

秋(9〜11月)

おすすめ度:★★★★★
気温:15〜25℃
収穫祭、ワイン祭り、トリュフ祭りが各地で開催。食の祭典を楽しむなら秋がベスト。紅葉も美しい。

グルメ旅に最高の季節

冬(12〜2月)

おすすめ度:★★★☆☆
気温:5〜15℃
航空券・ホテルが安い。クリスマスマーケット、ミラノのスカラ座シーズン開幕など冬ならではの魅力も。南部は温暖。

節約派・美術館巡りに最適

結論:4〜6月または9〜10月がベストシーズンです。天候が安定し、気温も快適。観光にも食にも最高の時期です。ただし、冬の航空券の安さも捨てがたく、美術館巡りメインなら冬もおすすめです。

旅行前に知っておくべき実用情報

通信・Wi-Fi・eSIM

イタリアでインターネットを使う方法は主に3つ。一番おすすめはeSIMです。日本で事前購入し、現地到着後すぐに使えます。Airalo、Ubigi、Holafly などのアプリで5GB/7日間プランが1,000〜1,500円程度。SIMカードの差し替え不要で設定も簡単。

方法 料金目安 メリット/デメリット
eSIM 1,000〜1,500円/7日 設定簡単・即使える / 対応機種限定
Wi-Fiレンタル 1,000円/日 複数人でシェア可 / 荷物になる・充電必要
現地SIM 2,000〜3,000円/月 長期滞在向き / 購入に手間

空港から市内へのアクセス

ローマ・フィウミチーノ空港(FCO)の場合、市内中心部まで約30km。レオナルド・エクスプレスという空港鉄道がテルミニ駅まで直通32分で結んでいます(片道14€)。タクシーは定額制48€(市内中心部まで)。早朝・深夜便ならタクシーが便利です。

ミラノ・マルペンサ空港(MXP)の場合、マルペンサ・エクスプレスが中央駅まで約50分(片道13€)。ベルガモ空港(BGY)はLCC専用で、ミラノ中心部までバスで約1時間(片道5€)。

イタリア国内の移動手段

鉄道が最強。イタリアの鉄道網は発達しており、主要都市はすべて高速列車で結ばれています。Trenitalia(国鉄)とItalo(民営)が運行し、早期予約すればローマ〜ミラノ間が20€台から。当日購入だと60〜90€になるため、予約は早めが鉄則です。

区間 所要時間 料金目安
ローマ→フィレンツェ 約1時間30分 20〜60€
ローマ→ヴェネツィア 約3時間45分 25〜80€
ローマ→ミラノ 約3時間 30〜90€
フィレンツェ→ヴェネツィア 約2時間 20〜60€

鉄道予約のコツ

TrenitaliaとItaloの公式サイトまたはアプリで予約。出発2〜3ヶ月前から予約可能で、早期割引(Super Economy)なら最大60%オフ。チケットはモバイルアプリで表示できるのでプリント不要です。

使えるイタリア語フレーズ

観光地では英語が通じますが、イタリア語で話しかけると喜ばれます。少しの努力が大きな笑顔を生みます。

日本語 イタリア語 発音
おはよう/こんにちは Buongiorno ボンジョルノ
こんばんは Buonasera ボナセーラ
ありがとう Grazie グラツィエ
どういたしまして Prego プレーゴ
すみません Scusi スクージ
英語は話せますか? Parla inglese? パルラ インゲレーゼ?
これをください Questo, per favore クエスト ペル ファヴォーレ
会計をお願いします Il conto, per favore イル コント ペル ファヴォーレ
美味しい! Buonissimo! ボニッシモ!

注意すべきこと・安全対策

スリ・置き引きに要注意

イタリアの観光地では、スリや置き引きが多発しています。特にローマのテルミニ駅周辺、ミラノ中央駅、ヴェネツィアのサン・マルコ広場、地下鉄車内では要注意。リュックは前に抱える、貴重品はジッパー付き内ポケットに入れるが基本です。

また、署名を求めてくる募金詐欺、花を無理やり渡してくる物売り、写真撮影を手伝う振りをして荷物を奪う手口もあります。知らない人に声をかけられたら警戒してください。

シエスタ(昼休み)文化

イタリアでは13:00〜15:30頃に昼休みを取る店が多く、レストラン以外は閉まっています。美術館は営業していることが多いですが、小さな商店や銀行は閉店。計画的に動きましょう。

日曜・祝日は店が閉まる

日曜日は多くの店が休業します。観光地のレストランやカフェは営業していますが、スーパーやショップは閉店。日曜に買い物したい場合は、駅構内や観光地の店を狙いましょう。

トイレ事情

公衆トイレは少なく、有料(0.5〜1€)のところも多いです。カフェやレストランで何か注文すればトイレを借りられるので、エスプレッソ(1€)を注文して利用するのがスマート。駅や美術館にもトイレがありますが、混雑することも。

お土産のおすすめ

オリーブオイル

トスカーナ産のエクストラバージンオイルが絶品。スーパーで購入可能

バルサミコ酢

モデナ産の伝統的バルサミコ。熟成度で価格差大

革製品

フィレンツェの革財布・バッグ。職人技の逸品

パスタ・パスタソース

高級乾燥パスタやトリュフソースはお土産に最適

ワイン

キャンティ、バローロ、ブルネッロなど名産地のワイン

バーチ・チョコレート

ペルージャのチョコレート。イタリア人も大好き

モデルプラン:初めてのイタリア4泊6日

初めてのイタリア旅行なら、ローマ→フィレンツェ→ヴェネツィアの黄金ルートがおすすめ。4泊6日で主要3都市を巡る王道プランをご紹介します。

【1日目】成田/羽田 → ローマ

午前便で出発、夕方〜夜にローマ着。ホテルチェックイン後、テルミニ駅周辺で軽く食事。時差ボケ対策のため早めに就寝。

【2日目】ローマ観光

午前:コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘
午後:トレヴィの泉、スペイン広場、真実の口
夕方:トラステヴェレ地区でディナー(ローマ下町グルメ)

【3日目】バチカン → フィレンツェ移動

午前:ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂
午後:高速列車でフィレンツェへ(約1.5時間)
夕方:ドゥオーモ外観見学、ヴェッキオ橋周辺散策

【4日目】フィレンツェ観光

午前:ウフィツィ美術館(事前予約必須)
午後:ドゥオーモのクーポラ登頂、アカデミア美術館(ダヴィデ像)
夕方:中央市場でトスカーナグルメ、皮革製品ショッピング

【5日目】ヴェネツィア観光

午前:高速列車でヴェネツィアへ(約2時間)
午後:サン・マルコ広場、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿
夕方:ゴンドラ乗船、リアルト橋周辺散策、運河沿いディナー
夜:ヴェネツィア発の深夜便、または早朝便のためヴェネツィア泊

【6日目】ヴェネツィア → 帰国

早朝便の場合は空港へ。午後便の場合はムラーノ島(ガラス工芸)やブラーノ島(カラフルな街)へ半日観光してから空港へ。

このプランなら、イタリアの「古代ローマ」「ルネサンス」「水の都」という3つの顔を効率的に体験できます。4泊6日でイタリアの魅力を凝縮した旅が実現します。

まとめ:イタリアで最高の旅を

飛行機のドアが開いた瞬間の地中海の風、石畳の路地から漂うエスプレッソとトマトソースの匂い、夕暮れ時にオレンジ色に染まるコロッセオ――この記事の冒頭で描いた光景は、きっとあなたの目の前に広がるはずです。

イタリアは、一度訪れたら必ず「また来たい」と思う国です。世界遺産59件、地方ごとに異なる食文化、芸術の宝庫、そして陽気で温かいイタリア人――すべてが旅人を魅了します。3泊5日で25万円あれば、ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアの黄金ルートを満喫できます。節約すれば15万円でも十分楽しめる懐の深さも魅力です。

ベストシーズンは春(4〜6月)と秋(9〜10月)。気候も良く、食も美味しく、観光にも最適です。航空券は3〜4ヶ月前、美術館のチケットは1ヶ月前に予約すれば安心です。eSIMを使えば到着後すぐにネットが使え、鉄道はアプリで予約できるので、旅の準備も簡単です。

スリには注意が必要ですが、基本的な対策をすれば大丈夫。貴重品管理をしっかりして、あとは心を開いてイタリアの魅力に身を委ねてください。イタリアは、人生で一度は訪れるべき国です。

「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。

さあ、フライトを検索して、イタリアへ飛び立ちましょう。
あなたの旅が、最高の思い出になりますように。

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