東南アジアの小さな富裕国。黄金に輝くモスク、水上集落に暮らす人々、手つかずの熱帯雨林——。
ブルネイは「知られざる秘境」ではありません。アジア屈指のイスラム文化と自然が融合した、唯一無二の国です。
人口わずか約45万人、オイルマネーで潤う平和な国家——。2026年、東南アジアの隠れた宝石ブルネイが、じわじわと旅行者の注目を集めています。
この記事では、費用、観光スポット、グルメ、ベストシーズンから実用情報まで、ブルネイ旅行のすべてをまとめました。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。
ブルネイの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 首都 | バンダルスリブガワン(Bandar Seri Begawan) |
| 時差 | -1時間(日本が9時のときブルネイは8時) |
| ビザ | 不要(14日以内の観光) |
| 通貨 | ブルネイドル(BND) 1BND ≒ 115円 |
| 言語 | マレー語(英語も広く通じる) |
| 電圧 / プラグ | 240V / 50Hz / Gタイプ(BF型、変換プラグ必要) |
| 治安 | 非常に良好(外務省の危険レベル0) |
ブルネイはイスラム教国家ですが、外国人旅行者への制限は比較的緩やか。ただし公共の場での飲酒は禁止されており、アルコール販売も行われていません。
ブルネイ旅行の費用|3泊4日でいくらかかる?
ブルネイは富裕国のため物価は東南アジアの中では高めですが、ホテルや食事は日本より安いものも多く、予算に応じた旅が可能です。
航空券
| カテゴリ | 往復の相場 |
|---|---|
| 直行便(ロイヤルブルネイ航空) | 6~12万円 |
| 経由便(シンガポール・クアラルンプール経由) | 5~9万円 |
ホテル(1泊あたり)
| カテゴリ | 1泊の相場 |
|---|---|
| ゲストハウス | 3,000~6,000円 |
| 中級ホテル | 6,000~15,000円 |
| 高級ホテル(エンパイア等) | 25,000円~ |
3泊4日のトータル費用
節約旅行
8~12万円
経由便 + ゲストハウス
スタンダード
12~18万円
直行便 + 中級ホテル
リッチ旅行
20~30万円
直行便 + 高級ホテル
ブルネイは小さな国のため、3泊4日あれば主要スポットを十分に回れます。予算は12~18万円が目安です。
ブルネイで絶対行きたい観光スポット
1. オマール・アリ・サイフディン・モスク

ブルネイを象徴する黄金のドームが美しいモスク。人工ラグーンに囲まれ、水面に映る姿は絵画のよう。夜のライトアップは必見です。
2. ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク

現スルタンの即位を記念して建てられた、東南アジア最大級のモスク。29個の黄金ドームが圧巻。内部見学も可能(礼拝時間外)。
3. カンポン・アイール(水上集落)


ブルネイ川に浮かぶ世界最大の水上集落。約3万人が水上生活を営む独特の文化圏。水上タクシーで集落内を巡るツアーが人気です。
4. ウル・テンブロン国立公園
手つかずの熱帯雨林が広がる国立公園。樹上のキャノピーウォークは地上60mの高さから熱帯雨林を一望できる絶景スポット。
5. ロイヤル・レガリア博物館
現スルタンの即位式で使われた黄金の戦車や王冠を展示。ブルネイ王室の豪華絢爛な世界を垣間見ることができます。入場無料。
6. エンパイア・ホテル
7つ星とも言われる超豪華リゾートホテル。宿泊しなくても、ビーチやプール施設を利用可能(デイユース)。夕日が美しいスポットとしても有名。
ブルネイグルメ|食べておきたい定番料理
1. アンブヤット(Ambuyat)
ブルネイの国民食。サゴヤシのでんぷんを練った、独特の食感の料理。専用の竹の箸で巻き取り、酸味のあるソースにつけて食べます。
2. ナシカトック(Nasi Katok)
ブルネイ版ワンプレート定食。ごはん、フライドチキン、サンバルソースのシンプルな組み合わせ。地元の人々が毎日食べる国民食です。
3. サテー(Satay)
マレー系の串焼き肉。甘辛いピーナッツソースをつけて食べる、東南アジアの定番料理。ブルネイでは屋台やレストランで広く提供されています。
4. ロティ・ジョン(Roti John)
卵とひき肉を挟んだブルネイ風ホットドッグ。ナイトマーケットで人気のB級グルメです。
5. ケラブ(Kelupis)
バナナの葉で包んだもち米のお菓子。ココナッツミルクの甘い風味が特徴。朝食やおやつに最適。
おすすめエリア|滞在拠点の選び方
バンダルスリブガワン(首都)

ブルネイ観光の拠点となる首都。モスク、水上集落、博物館など主要スポットが集中。ホテルや飲食店も充実しています。
ガドン地区
首都から車で15分の新興商業エリア。ショッピングモールやレストランが多く、現地の生活を体験できます。
テンブロン地区
熱帯雨林に囲まれたエコツーリズムエリア。国立公園へのアクセスに便利。自然好きにおすすめのエリアです。
ブルネイ旅行のベストシーズン

ブルネイは年間を通して熱帯雨林気候。気温は26~32℃と安定していますが、雨季と乾季があります。
| 時期 | 気候 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 2~4月(乾季) | 降水量が少なく晴天が多い。観光に最適。 | ★★★★★ |
| 5~7月 | 暑く湿度が高い。午後にスコールあり。 | ★★★★☆ |
| 8~10月 | 雨が増え始める時期。緑が鮮やか。 | ★★★☆☆ |
| 11~1月(雨季) | 降水量が多く、スコールが頻繁。 | ★★☆☆☆ |
ベストシーズンは2~4月の乾季。雨が少なく観光しやすい気候です。ただし年間を通して気温差は少ないため、雨季でも短時間のスコール対策をすれば十分楽しめます。
ブルネイ旅行の注意点
1. アルコール販売は禁止
イスラム国家のため、国内でのアルコール販売は一切禁止。持ち込みは空港で申告すれば可能(制限あり)ですが、公共の場での飲酒は厳禁です。
2. 服装に配慮を
モスク見学時は肌の露出を避けること。女性はスカーフ、男性も短パンは避けるのがマナー。多くのモスクで無料の貸し出しがあります。
3. ラマダン期間中の食事
イスラム暦の断食月(ラマダン)期間中は、日中に営業する飲食店が少なくなります。観光客用のレストランやホテルは通常営業している場合が多いです。
4. 公共交通機関が少ない
ブルネイは車社会のため、公共バスは限られています。タクシーアプリ(Dart)や、ツアー参加、レンタカー利用がおすすめ。
5. 金曜日の営業時間に注意
イスラム教の休日である金曜日は午前中のみ営業する店が多く、昼の礼拝時間(12~14時頃)は多くの施設が閉鎖します。
まとめ|ブルネイで未知の東南アジアを体験しよう
ブルネイは、タイやベトナムのような賑やかさはありませんが、静かで洗練されたイスラム文化と手つかずの自然が共存する唯一無二の国です。
黄金のモスク、水上集落、熱帯雨林——。日本人にはまだあまり知られていないからこそ、今こそ訪れる価値があります。
2026年、まだ見ぬ東南アジアへ。
ブルネイが、あなたを待っています。


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