日本からわずか7時間。飛行機を降りた瞬間、熱帯の湿った空気に包まれ、まばゆいペトロナスツインタワーがそびえ立ち、ラクサの香辛料の香りが漂ってくる——。
マレーシアは「アジアの多文化が交差する国」。マレー系、中華系、インド系が織りなす多様な文化と、驚くほどコスパの良い旅ができる国です。
世界中の旅行者を魅了する近代的な都市と熱帯のビーチ、圧倒的に安い物価、多国籍で刺激的なグルメ、日本人にも優しい治安——。物価は日本の約2分の1で、高級ホテルも驚くほどリーズナブル。初めての東南アジアにも、リピーターにも、マレーシアは完璧な選択肢です。
この記事では、費用、観光スポット、グルメ、ベストシーズンから実用情報まで、マレーシア旅行のすべてをまとめました。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。
マレーシアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 首都 | クアラルンプール(行政首都:プトラジャヤ) |
| フライト時間 | 東京→クアラルンプール 約7時間 / 関空→クアラルンプール 約6時間30分 |
| 時差 | −1時間(日本が正午のときマレーシアは午前11時) |
| ビザ | 不要(90日以内の観光)。パスポート残存6ヶ月以上が必要 |
| 通貨 | マレーシアリンギット(MYR / RM) 1リンギット ≒ 約39円(2026年2月時点) |
| 言語 | マレー語。都市部では英語が広く通じる。中華系エリアでは中国語も |
| 電圧 / プラグ | 240V / BFタイプ(変換プラグが必要) |
| 治安 | 都市部は比較的良好。スリ・置き引きには注意。夜間の単独行動は避ける |
ビザ不要で90日間滞在OK。パスポートと航空券さえあれば、今すぐ行けます。直行便も多く、LCCなら驚くほど安く往復できます。

マレーシア旅行の費用|4泊5日でいくらかかる?
マレーシア旅行最大の魅力は圧倒的なコストパフォーマンス。物価は日本の約2分の1で、1食300〜500円の本格的なグルメ、1泊4,000円台の快適なホテル、移動費も格安。「安いのにクオリティが高い」を体感できる国です。
航空券
| カテゴリ | 往復の相場 |
|---|---|
| LCC(AirAsia・Scoot・Zipairなど) | 3〜6万円(セール時は2万円台も) |
| 大手航空(ANA・JAL・マレーシア航空) | 6〜12万円 |
ホテル(1泊あたり)
| カテゴリ | 1泊の相場 |
|---|---|
| ゲストハウス・ドミトリー | 800〜2,000円 |
| 中級ホテル(3〜4つ星) | 4,000〜10,000円 |
| 高級ホテル(5つ星) | 12,000円〜(日本の半額以下で5つ星に泊まれる!) |
4泊5日のトータル費用
節約旅行
6〜9万円
LCC・ゲストハウス・屋台グルメ中心
スタンダード
10〜15万円
LCC・中級ホテル・レストラン込み
贅沢旅行
18〜30万円
大手航空・高級ホテル・スパ体験
マレーシアの観光スポット
ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)
高さ452m、88階建ての双子の超高層ビル。マレーシアのシンボルで、41階と42階をつなぐスカイブリッジからはクアラルンプール市街を一望できます。夜のライトアップは圧巻で、KLCC公園からの夜景撮影もおすすめ。

バトゥ洞窟
クアラルンプール郊外にあるヒンドゥー教の聖地。高さ42mの黄金のムルガン像と、272段のカラフルな階段が有名。洞窟内には鮮やかな寺院があり、野生の猿も生息。入場無料で行ける迫力のスポットです。

ランカウイ島
マレーシア屈指のビーチリゾート。免税の島として知られ、ショッピングも楽しめます。スカイブリッジやケーブルカーからの絶景、透明度の高い海でのシュノーケリング、マングローブツアーなど、アクティビティも豊富。

マラッカ歴史都市
ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地時代の建築が残る世界遺産。カラフルなオランダ広場、セントポール教会跡、ジョンカーストリートなど、異国情緒あふれる街並みが魅力。夜市も活気があります。

キナバル山
ボルネオ島サバ州にある標高4,095mの東南アジア最高峰。登山には許可証が必要ですが、キナバル公園だけでも熱帯雨林の自然を楽しめます。オランウータンやテングザルなどの野生動物に出会えるチャンスも。

ペナン島ジョージタウン
世界遺産の古都。ストリートアートとプラナカン文化で有名で、カラフルな壁画アート巡りが人気。中華系、インド系、マレー系の文化が融合した独特の街並みと、安くて美味しい屋台グルメが魅力です。
マレーシアグルメ|絶対食べたい料理
マレーシアはマレー系、中華系、インド系の多文化が融合したグルメ天国。スパイシーで複雑な味わい、ココナッツミルクの甘さとチリの辛さが絶妙にマッチした料理が特徴です。
ナシレマ
マレーシアの国民食。ココナッツミルクで炊いたご飯に、サンバルソース、ピーナッツ、小魚、ゆで卵、きゅうりを添えた朝食の定番。屋台なら200〜300円で食べられます。

ラクサ
ココナッツミルクベースのスパイシーな麺料理。ペナンのアッサムラクサ(酸っぱい魚ベース)と、クアラルンプールのカレーラクサ(まろやかなココナッツ風味)の2種類が有名。どちらも病みつきになる味です。
サテー
マレーシア風焼き鳥。鶏肉、牛肉、羊肉などを串刺しにして炭火で焼き、ピーナッツソースをつけて食べます。甘辛いソースとスパイシーな肉の組み合わせが絶品。
ロティチャナイ
インド系の薄焼きパン。外はパリパリ、中はもちもちの食感で、カレーやダルソースにつけて食べます。朝食や軽食に最適で、1枚100円前後。バナナやチーズ入りもあります。
バクテー
中華系の豚肉の薬膳スープ。スペアリブを漢方とニンニクで煮込んだ深い味わいで、朝食に食べるのが定番。クアラルンプールのチャイナタウンやクランの老舗店が有名です。
おすすめの食エリア
- ジャラン・アロー(クアラルンプール) — 屋台ストリート。夜になると活気づく
- ジョンカーストリート(マラッカ) — プラナカン料理と夜市
- ガーニードライブ(ペナン島) — 海沿いの屋台。チャークイティオが絶品
- セントラルマーケット(クアラルンプール) — フードコート併設の観光スポット
マレーシアのベストシーズン
マレーシアは年間を通して高温多湿の熱帯気候。雨季と乾季があり、訪れるエリアによってベストシーズンが異なります。
| 月 | 西海岸 (KL・マラッカ) |
東海岸 (ランカウイ) |
ボルネオ (コタキナバル) |
|---|---|---|---|
| 1月 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 2月 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 3月 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 4月 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 5月 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 6月 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 7月 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 8月 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 9月 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 10月 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 11月 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 12月 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
- 西海岸(クアラルンプール・マラッカ・ペナン): 11〜3月が乾季でベスト
- 東海岸(ランカウイ・ティオマン島): 3〜10月が乾季でベスト。11〜2月は雨季で海が荒れる
- ボルネオ(コタキナバル): 6〜8月が比較的乾燥
マレーシア旅行の実用情報
Wi-Fi・SIM
空港でプリペイドSIMを購入するのが最も便利。MaixisやCelcomなど主要キャリアのブースがあり、7日間で1,500円前後。ホテルやカフェでは無料Wi-Fiが使えます。
交通手段
- Grab — 配車アプリ。タクシーより安全で便利
- KLIAエクスプレス — 空港→市内28分の高速鉄道
- LRT/MRT — クアラルンプール市内の地下鉄・モノレール
- 長距離バス — 都市間移動は格安バスが便利
両替・お金
両替は市内の両替所がレートが良い。空港は手数料が高め。クレジットカード(Visa・Mastercard)は都市部で広く使えます。ATMでのキャッシングも可能。
注意点
- イスラム教徒が多数 — モスクや宗教施設では肌の露出を控える
- 左手は不浄 — 食事や握手は右手で
- スリ・置き引き — 繁華街や市場では貴重品管理を徹底
- 水道水は飲まない — ペットボトルの水を購入
まとめ|マレーシアは多文化が交差する楽園
近代的な都市と熱帯のビーチ、多国籍グルメと世界遺産、驚くほど安い物価——。マレーシアは何度訪れても新しい発見がある、多様性に満ちた国です。
日本からのアクセスも良く、ビザも不要。初めての東南アジアにも、リピーターにも、家族旅行にも、ひとり旅にも、マレーシアは完璧な選択肢です。
次の休みは、クアラルンプールの夜景を見に行きませんか?


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