エメラルドグリーンの海に浮かぶ白い砂浜。椰子の葉がそよぐ音、潮風に混じるバニラの甘い香り――インド洋に浮かぶ小さな島国モーリシャスは、「インド洋の貴婦人」と呼ばれるだけあって、どこを切り取っても絵画のような美しさです。水中に沈む滝、7色の大地、絶滅危惧種ドードー鳥の歴史…この島には、他の国では絶対に出会えない奇跡の景色が詰まっています。さあ、時差たった3時間、日本から約13時間のフライトで、あなただけの楽園へ飛び立ちましょう。
モーリシャス基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | モーリシャス共和国(Republic of Mauritius) |
| 首都 | ポートルイス(Port Louis) |
| 公用語 | 英語、フランス語(クレオール語も広く使用) |
| 通貨 | モーリシャス・ルピー(MUR) 1MUR = 約3.3円 |
| 時差 | 日本より-5時間(サマータイムなし) |
| フライト時間 | 成田/羽田から直行便なし。経由便で約13〜17時間 |
| ビザ | 60日以内の観光は不要(パスポート残存6ヶ月以上) |
| 電圧/プラグ | 220V/50Hz、Cタイプ・Gタイプ(変換プラグ必須) |
| 宗教 | ヒンドゥー教52%、キリスト教28%、イスラム教17% |
時差がわずか5時間、ビザも不要――これほど行きやすい楽園は他にありません。しかも、モーリシャスは世界でも有数の治安の良さを誇る国。女性の一人旅やハネムーナーにも安心です。多民族国家ならではの多様な文化が混ざり合い、フランス料理、インド料理、中華料理が同じテーブルに並ぶ奇跡のような食文化も魅力のひとつです。
モーリシャス旅行の費用
楽園と聞くとどうしても高額なイメージがありますが、実はモーリシャスは意外にも幅広い予算で楽しめる国です。高級リゾートからローカルゲストハウスまで選択肢が豊富で、予算に合わせたプランニングができます。ただし、直行便がないため航空券は経由便を利用することになり、旅行時期や経由地によって大きく価格が変動します。
航空券の目安
| 経由地 | 価格帯(往復) | フライト時間 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| シンガポール経由 | 8〜15万円 | 約13〜15時間 | 最短ルート。シンガポール航空利用で快適 |
| ドバイ経由 | 10〜18万円 | 約16〜18時間 | エミレーツ航空。ドバイ観光も楽しめる |
| 香港経由 | 9〜14万円 | 約14〜16時間 | キャセイパシフィック利用。乗り継ぎスムーズ |
| パリ経由 | 12〜20万円 | 約17〜20時間 | エールフランス。フレンチコロニアル文化を満喫 |
お得に予約するコツ
早期予約(出発6ヶ月前)なら7万円台も狙えます!特にオフシーズン(5〜9月)は驚くほどリーズナブル。また、金曜・土曜出発を避けるだけで2〜3万円安くなることも。Google FlightsやSkyscannerで価格推移をチェックして、ベストタイミングで予約しましょう。
ホテルの目安
| タイプ | 1泊料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゲストハウス | 3,000〜6,000円 | ローカル体験重視。朝食付きが多い |
| 3つ星ホテル | 8,000〜15,000円 | 清潔で快適。ビーチアクセス良好 |
| 4つ星リゾート | 20,000〜40,000円 | プライベートビーチ、スパ、オールインクルーシブ |
| 5つ星ラグジュアリー | 50,000〜150,000円 | 超高級リゾート。ワンアンドオンリー、フォーシーズンズなど |
モーリシャスといえば高級リゾートのイメージが強いですが、実は3つ星クラスでも十分美しいビーチにアクセスできます。ハネムーンなら奮発して5つ星リゾートで過ごすのも一生の思い出になるでしょう。オールインクルーシブプランなら食事・ドリンク・アクティビティがすべて込みなので、滞在中の出費を気にせず楽しめます。
総予算の目安(5泊7日)
節約旅行
15〜20万円
ゲストハウス + 自炊中心
- 航空券:8〜10万円
- 宿泊:2〜3万円
- 食費・交通:3〜5万円
- 観光・アクティビティ:2万円
スタンダード旅行
30〜45万円
3〜4つ星ホテル + レストラン
- 航空券:12〜15万円
- 宿泊:10〜15万円
- 食費・交通:5〜8万円
- 観光・アクティビティ:3〜7万円
ラグジュアリー旅行
60〜150万円
5つ星リゾート + オールインクルーシブ
- 航空券:15〜20万円(ビジネスクラス)
- 宿泊:25〜75万円
- 食費込み(オールインクルーシブ)
- スパ・プライベートツアー:20〜35万円
驚いたことに、モーリシャスは予算15万円から楽しめる楽園なんです。もちろん、一生に一度のハネムーンなら100万円超のラグジュアリープランで夢のような時間を過ごすのもあり。あなたのスタイルに合わせて、自由に組み合わせましょう。
モーリシャスの絶景観光スポット
小さな島国でありながら、モーリシャスには世界中の旅行者を魅了する奇跡の景色が詰まっています。海の中に滝が流れる錯覚の絶景、7色に輝く大地、手つかずの自然が残る離島…どれもSNSで見たことがあるあの景色です。ここでは、絶対に外せないメインスポットと、知る人ぞ知る穴場スポットを紹介します。
水中の滝(Le Morne Underwater Waterfall)
モーリシャス最大の絶景がこれ。ル・モーン半島の沖合を上空から見下ろすと、まるで海の中に巨大な滝が流れ落ちているように見える奇跡の光景です。実際には砂と堆積物が海流によって動いているだけなのですが、その錯視効果は圧倒的。セスナ機やヘリコプターから見下ろした瞬間、思わず息を呑むはずです。
この絶景を体験するには、ヘリコプターツアーが必須。15分の遊覧飛行で約15,000円〜20,000円と決して安くはありませんが、一生に一度は見るべき価値があります。朝の光が差し込む時間帯が最も美しく、海の青とのコントラストが際立ちます。ル・モーン山の世界遺産の景観も同時に楽しめるので、カメラは絶対に忘れずに。
ちなみに、ル・モーン山麓のビーチからでも美しい景色を楽しめます。ターコイズブルーの海と白い砂浜、背後にそびえる岩山…まさに絵葉書のような光景です。ハイキングコースもあるので、時間があればぜひ登ってみてください。
シャマレルの7色の大地(Seven Colored Earth)
赤、茶、紫、青、緑、黄、灰色――火山活動によって生まれた色とりどりの土が波のように連なる不思議な光景。これがシャマレルの7色の大地です。この土地は約350万年前の火山活動で生まれた鉱物を多く含み、酸化によって色が変化しました。雨が降っても色が混ざらないという不思議な性質があり、地質学的にも非常に珍しい場所です。
入場料は大人200MUR(約660円)とリーズナブル。展望台からの景色はもちろん、近くにあるシャマレル滝(高さ100m)も必見です。滝つぼまで降りることはできませんが、展望台からでも十分に迫力があります。周辺にはラム酒工場やカフェもあるので、半日ゆっくり過ごすのがおすすめ。お土産に7色の土を小瓶に詰めたものも売られています。
午前中の光が最も美しく、色のコントラストが際立ちます。週末は観光客で混雑するので、平日の朝イチに訪れるのが正解。ポートルイスから車で約1時間半、レンタカーかツアーでアクセス可能です。
イル・オ・セルフ島(Île aux Cerfs)
「これが楽園か」と思わず声が漏れるほどの美しさ。イル・オ・セルフ島は、モーリシャス本島の東海岸沖に浮かぶ無人島で、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの遠浅の海が広がるリゾートアイランドです。かつて野生の鹿(フランス語でcerf)が生息していたことからこの名がつきました。
本島からボートで約10分。日帰りツアーが1,500MUR(約5,000円)前後で、ランチやシュノーケリングセットが含まれています。島内にはレストラン、バー、ウォータースポーツ施設が揃い、パラセーリングやジェットスキーも楽しめます。ただし、本当にのんびりしたいなら、ビーチチェアを借りて何もせずにただ海を眺める時間が最高です。
海の透明度は抜群で、浅瀬でも熱帯魚が泳いでいます。シュノーケリングをすれば色とりどりの魚やサンゴ礁に出会えます。午後になると団体ツアー客が増えるので、静かな時間を楽しみたいなら午前中がベスト。日焼け止めとサングラスは必携です。
ポート・ルイス(首都)
モーリシャスの首都ポート・ルイスは、ビーチリゾートとは一味違う文化と歴史の街。フランス植民地時代の建築、インド系移民のヒンドゥー寺院、中華街、イスラムモスクが混在するカオスな雰囲気がたまりません。セントラルマーケットでは新鮮なフルーツ、スパイス、手工芸品が並び、地元の人々の活気に触れられます。
必見スポットは「ブルーペニー・ミュージアム」。世界で最も希少な切手のひとつ「ブルーペニー」と「レッドペニー」が展示されており、切手マニアでなくても歴史的価値に驚かされます。また、アプラヴァシ・ガート(移民受け入れ施設跡)は世界遺産に登録されており、モーリシャスの多民族国家としての歴史を学べます。
ウォーターフロント地区はおしゃれなレストランやショップが並び、夜景も美しいエリア。ただし、夜間の一人歩きは避け、貴重品管理には注意しましょう。治安は比較的良好ですが、観光地特有のスリには要注意です。
その他の見逃せないスポット
グラン・バッサン(Grand Bassin)
ヒンドゥー教の聖地。巨大なシヴァ神像と美しい湖。年に一度の祭り「マハー・シヴァラートリー」は必見
ブラック・リバー・ゴージズ国立公園
手つかずの熱帯雨林。絶滅危惧種のピンク・ピジョンやモーリシャス・カカトエが生息。トレッキングコース充実
タマリン・ビーチ(Tamarin Beach)
サーファーの聖地。イルカウォッチングツアーも人気。のんびりした雰囲気が心地良い
カゼラ自然公園(Casela Nature Parks)
ライオンウォーク、ジップライン、クワッドバイクなど冒険アクティビティ満載。家族連れに人気
パンプルムース植物園(Pamplemousses)
南半球最古の植物園。巨大な睡蓮ヴィクトリア・レギアや85種類のヤシの木。緑陰の散歩が心地よい
ロチェスター滝(Rochester Falls)
幅広の岩盤を流れる珍しい滝。地元の人々の憩いの場。写真映え抜群
モーリシャスのグルメ
正直に言います。モーリシャス旅行の30%は「食」です。フランス植民地時代の洗練された料理、インド系移民のスパイシーなカレー、中華料理、クレオール料理…この小さな島には世界中の味が凝縮されています。しかも新鮮なシーフード、トロピカルフルーツ、ラム酒といった地元食材が加わることで、他のどこでも味わえない唯一無二の食文化が生まれました。
レストランの価格帯も幅広く、屋台のストリートフードなら1食200MUR(約660円)、ローカルレストランで500〜1,000MUR(約1,650〜3,300円)、高級レストランなら2,000MUR以上(約6,600円〜)です。ぜひ、高級店と屋台の両方を体験してください。
絶対食べたいモーリシャス料理
| 料理名 | どんな料理? | 価格目安 |
|---|---|---|
| ダル・プリ(Dholl Puri) | インド系の国民食。豆ペーストを薄いクレープで包み、カレーやチャツネをつけて。モチモチ食感がクセになる | 50〜100MUR |
| ビリヤニ(Biryani) | スパイスたっぷりの炊き込みご飯。チキン、マトン、シーフードから選べる。香りだけでご飯3杯いける | 200〜500MUR |
| マインボウフ(Mine Bouffe) | 中華風の焼きそば。野菜たっぷり、海鮮やチキンが入る。甘辛いソースが絶妙 | 150〜300MUR |
| カレー・オクトパス(Curry Octopus) | クレオール料理の代表格。柔らかく煮込まれたタコのカレー。ココナッツミルクのコクが最高 | 300〜600MUR |
| ガトー・ピマン(Gateau Piment) | ピリ辛の豆コロッケ。外はサクサク、中はホクホク。ビールのおつまみに最適 | 30〜60MUR |
| ルガイユ・ソーセージ(Rougaille Sausage) | トマトベースのスパイシーソースで煮込んだソーセージ。ご飯が進む進む | 200〜400MUR |
| グリルド・フィッシュ(Grilled Fish) | その日獲れた魚をシンプルにグリル。レモンとハーブだけで素材の美味しさが引き立つ | 400〜800MUR |
| アル―・フリ(Alouda) | 甘いミルクドリンク。タピオカとバジルシード入り。暑い日の水分補給に | 50〜80MUR |
トロピカルフルーツ天国
モーリシャスのフルーツは別格です。マンゴー、パパイヤ、パッションフルーツ、ライチ、パイナップル…どれも完熟で甘みが濃厚。特にライチは11〜1月が旬で、日本では考えられない安さ(1kg 100MUR = 約330円)で手に入ります。市場やビーチの屋台で買って、その場でかぶりつく贅沢を味わってください。
また、モーリシャス産のバニラは世界最高峰の品質。マダガスカルと並ぶバニラの名産地で、香りの深さが違います。お土産にバニラビーンズを買うのもおすすめです。
おすすめグルメエリア
ポート・ルイス セントラルマーケット
ローカルフードの聖地。ダル・プリやガトー・ピマンを食べ歩き。フルーツも格安
グラン・ベイ(Grand Baie)
リゾートエリアのレストラン街。シーフードバーベキューとサンセットが最高
フリック・アン・フラック(Flic-en-Flac)
ビーチ沿いのカジュアルレストラン。フレッシュジュースとクレオール料理がおいしい
ポート・マトゥラン(Port Mathurin)
ロドリゲス島のローカルタウン。タコのカレーが絶品。のんびりした雰囲気
グルメのコツ
ローカルレストランでは「Menu du Jour(本日のメニュー)」を頼むのがお得。前菜、メイン、デザートのセットで500MUR前後です。また、飲料水は必ずボトル入りを。水道水は飲まないようにしましょう。チップは必須ではありませんが、良いサービスには10%程度が目安です。
モーリシャスならではの体験
ただビーチでのんびりするだけではもったいない!モーリシャスには、この島でしかできない特別な体験がたくさんあります。ここでは、旅の思い出を何倍にも濃くする、おすすめアクティビティと文化体験を紹介します。
イルカと一緒に泳ぐ
タマリン・ビーチ沖では、早朝にハシナガイルカの群れに出会えます。ボートで沖合に出て、イルカの群れを見つけたらシュノーケリング装備で海へ。野生のイルカが目の前を優雅に泳ぐ光景は、一生忘れられない思い出になります。イルカは好奇心旺盛で、人間に近づいてくることも。
ツアーは早朝6時頃スタート。料金は1,500〜2,500MUR(約5,000〜8,300円)で、朝食やシュノーケリングセットが含まれます。遭遇率は90%以上と高確率。ただし、イルカを追いかけたり触ったりするのは禁止。あくまで彼らの領域にお邪魔している意識で、マナーを守って楽しみましょう。
ラム酒工場見学とテイスティング
モーリシャスはサトウキビの大産地。そのサトウキビから作られるラム酒は世界的に高い評価を受けています。特に「シャマレル・ラム(Chamarel Rum)」や「ニュー・グローブ(New Grove)」は、カクテルではなくストレートで味わうべき上質なラム酒です。
工場見学では蒸留プロセスを学び、樽熟成中のラム酒の香りを楽しみ、最後にテイスティング。お気に入りの1本を見つけたら、その場で購入できます。お土産にも最適で、空港の免税店より安いことも。見学ツアーは500MUR前後(約1,650円)で、予約推奨です。
水中散歩(シーウォーカー)
泳げなくても大丈夫!シーウォーカーは、ヘルメット型の装備を被って海底を歩くアクティビティ。ヘルメット内には常に空気が供給されるので、メガネをかけたままでもOK。海底を歩きながら、目の前を泳ぐ熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。
イル・オ・セルフ島やベル・マール周辺で体験可能。料金は3,000〜4,000MUR(約10,000〜13,200円)。8歳以上から参加でき、家族連れにも人気です。水中カメラをレンタルして、海底での記念撮影もお忘れなく。
ヨガリトリート
美しいビーチを眺めながらのサンライズヨガは、モーリシャスならではの贅沢体験。多くのリゾートホテルでヨガクラスが開催されており、波の音を聞きながら心身をリセットできます。中には数日間のヨガリトリートプログラムを提供するリゾートも。日常から離れて、自分と向き合う時間を持ちましょう。
スパ&ウェルネス
モーリシャスのスパは世界クラス。トロピカルフルーツやサトウキビを使ったオリジナルトリートメント、火山石を使ったホットストーンマッサージ、アーユルヴェーダなど、多彩なメニューが揃います。海を見渡すオープンエアのトリートメントルームで受けるマッサージは、まさに至福のひととき。料金は2,000〜5,000MUR(約6,600〜16,500円)と日本より割安です。
モーリシャスの他エリア紹介
本島だけでも十分に楽しめますが、時間があればぜひ周辺の島々にも足を伸ばしてみてください。それぞれが異なる魅力を持ち、本島とはまた違った楽園が待っています。
ロドリゲス島(Rodrigues Island)
本島から東へ560km、飛行機で1時間半。手つかずの自然が残る「モーリシャスの50年前」のような島。サンゴ礁のラグーン、洞窟探検、タコのカレーが名物。のんびりした時間が流れます。
アクセス: 国内線で1日2便
グラン・ベイ(Grand Baie)
モーリシャス随一のリゾートタウン。ショッピング、レストラン、ナイトライフが充実。カタマランクルーズの拠点としても人気。週末はビーチパーティーで賑わいます。
アクセス: ポートルイスから車で30分
ベル・マール(Belle Mare)
モーリシャス東海岸の高級リゾートエリア。10kmにわたる白砂ビーチは圧巻。5つ星リゾートが軒を連ね、ゴルフ場も充実。ハネムーンに最適です。
アクセス: 空港から車で40分
フリック・アン・フラック(Flic-en-Flac)
西海岸の人気ビーチタウン。サンセットが美しく、シュノーケリングスポットとして有名。レストランも充実し、ダイビングショップも多数。
アクセス: 空港から車で1時間
マエブール(Mahébourg)
歴史あるフィッシングビレッジ。月曜の朝市は活気があり、ローカル体験に最適。国立歴史博物館やブルー・ベイ海洋公園も近く、穴場エリアです。
アクセス: 空港から車で15分
ル・モーン(Le Morne)
世界遺産の山と絶景ビーチ。カイトサーフィンの世界的メッカ。高級リゾートが点在し、静かで洗練された雰囲気。大人の隠れ家的エリアです。
アクセス: 空港から車で1時間
モーリシャスのベストシーズン
南半球に位置するモーリシャスは、日本とは季節が逆。一年を通じて温暖ですが、訪れる時期によって楽しみ方が変わります。目的に合わせてベストシーズンを選びましょう。
春(9〜11月)★★★★★
気温: 20〜28℃
降水量: 少ない
海水温: 快適
ベストシーズン! 気候が安定し、雨も少なく、海も穏やか。ビーチアクティビティに最適。航空券もやや安め。観光客が少なく快適です。
夏(12〜3月)★★★☆☆
気温: 25〜33℃
降水量: 多い(サイクロン注意)
海水温: 温かい
暑くて湿度が高い。1〜3月はサイクロンの可能性あり。ただし、フルーツが豊富で、ライチやマンゴーが旬。クリスマス・年末年始は混雑します。
秋(4〜5月)★★★★☆
気温: 22〜29℃
降水量: やや多い
海水温: まだ温かい
夏の余韻が残る穏やかな季節。雨は減り始め、観光客も少なめ。ゴールデンウィークは混雑。航空券は高めです。
冬(6〜8月)★★★★☆
気温: 17〜25℃
降水量: 少ない
海水温: やや冷たい
乾季で天気が良く、観光に最適。ただし朝晩は冷えるので長袖が必要。ホエールウォッチングのシーズン(7〜10月)。ダイビングには少し寒い。
結論: 9〜11月がベスト!
天候、海のコンディション、航空券価格、混雑具合のすべてを考慮すると、9〜11月の春がベストシーズンです。特に10月は気候が安定し、海も穏やか。ビーチリゾートを満喫するなら間違いなくこの時期です。ただし、ホエールウォッチングが目的なら7〜10月、ライチを食べたいなら12〜1月を狙いましょう。
モーリシャス旅行の実用情報
通信・インターネット(eSIM推奨)
モーリシャスでは、eSIMが圧倒的に便利です。日本で事前に購入・設定しておけば、空港に着いた瞬間からインターネットが使えます。物理SIMカードの入れ替え不要、設定も簡単で、現地SIM購入の手間が省けます。
| サービス | データ量 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Airalo | 1GB / 7日間 | 約$5 (約750円) | 世界200カ国対応、追加チャージ可能 |
| Ubigi | 3GB / 30日間 | 約$12 (約1,800円) | 大容量プランが充実 |
| 現地SIM(Emtel) | 5GB / 30日間 | 約1,000MUR (約3,300円) | 空港や市内ショップで購入可 |
ホテルやカフェのWi-Fiも比較的充実していますが、屋外での地図検索やレストラン予約には自前の通信手段が必須。eSIMなら1日100円以下で使えるので、迷わず契約しましょう。
空港から市内へのアクセス
モーリシャスの玄関口は「サー・シウサガル・ラングーラム国際空港」(旧称: プレザンス空港)。本島南東部に位置し、首都ポートルイスまで約50km、車で約1時間です。
| 交通手段 | 料金 | 所要時間 | メモ |
|---|---|---|---|
| ホテル送迎 | 無料〜1,500MUR | 40〜70分 | 事前予約制。リゾートホテルは無料送迎あり |
| タクシー | 1,500〜2,500MUR | 50〜70分 | メーター制ではない。事前に価格交渉必須 |
| バス | 35〜50MUR | 90〜120分 | 激安だが時間がかかる。大荷物は大変 |
| レンタカー | 1,500〜3,000MUR/日 | 自由 | 国際免許証が必要。左側通行で運転しやすい |
初めてのモーリシャスならホテル送迎が安心です。リゾートホテルの多くは無料送迎サービスを提供しているので、予約時に確認しましょう。レンタカーは島内を自由に回りたい人向け。道路は整備されており、運転は比較的しやすいです。
覚えておきたい現地語フレーズ
公用語は英語とフランス語ですが、日常会話ではクレオール語(フランス語ベースの現地語)が使われます。観光地では英語が通じますが、ちょっとしたフレーズを覚えておくと、現地の人との距離がグッと縮まります。
| 日本語 | クレオール語 | 発音 |
|---|---|---|
| こんにちは | Bonzour | ボンジュール |
| ありがとう | Mersi | メルスィ |
| さようなら | Ala prosin | アラ・プロサン |
| いくらですか? | Conbien? | コンビアン? |
| おいしい | Bon | ボン |
| お願いします | Silvouple | シルブプレ |
治安と注意事項
モーリシャスはアフリカ大陸の中でも最も治安が良い国のひとつです。凶悪犯罪は少なく、女性の一人旅でも比較的安心して過ごせます。ただし、観光地特有のスリや置き引きには注意が必要です。
注意すべきポイント
- ビーチでの貴重品管理: 泳いでいる間に荷物を置きっぱなしにしない。ホテルのセーフティボックスを活用
- 夜間の一人歩き: ポートルイス市内や観光地以外のエリアでは避ける
- タクシーの価格交渉: メーターがないので、乗車前に必ず料金を確認
- 水道水: 飲まない。ボトル入りの水を購入すること
- 日焼け対策: 紫外線が非常に強い。SPF50以上の日焼け止め、帽子、サングラスは必携
- サイクロン: 1〜3月はサイクロンシーズン。天気予報をこまめにチェック
持って行くべきもの
モーリシャス旅行で特に重要な持ち物をリストアップします。ビーチリゾートだからこそ必要なアイテムもあるので、チェックリストとして活用してください。
- 変換プラグ(CタイプまたはGタイプ): 必須。日本のプラグは使えません
- 日焼け止め(SPF50+): 現地でも買えますが高額
- 水着・ラッシュガード: 日焼け防止にラッシュガードがおすすめ
- サングラス・帽子: 紫外線対策の必需品
- 防水ポーチ: ビーチやマリンアクティビティでスマホ・貴重品を守る
- 虫除けスプレー: 夕方以降、蚊が出ることがあります
- 薄手の長袖・羽織もの: 冷房対策、日焼け防止、モスク訪問時に
- 常備薬: 胃腸薬、頭痛薬など。現地で薬を探すのは大変
まとめ: モーリシャスで自分を解放する旅へ
エメラルドグリーンの海、白い砂浜、椰子の葉がそよぐ音、バニラの甘い香り――この記事の冒頭で描いた景色を、もう一度思い出してください。モーリシャスは、その景色がすべて現実になる場所です。水中の滝、7色の大地、絶品のクレオール料理、野生のイルカとの遭遇…どれもあなたを待っています。
日本から約13時間。時差はたった5時間。ビザも不要。ハードルは思っているより低く、でも得られる感動は想像以上に大きい。モーリシャスは、「いつか行きたい」ではなく、「今すぐ行ける楽園」なんです。
予算15万円からでも楽しめる柔軟性、世界トップクラスの治安の良さ、多民族文化が織りなす豊かな食文化。ハネムーンでも、一人旅でも、家族旅行でも、モーリシャスはあなたを温かく迎えてくれます。
「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。さあ、フライトを検索して、あなただけのモーリシャス・ストーリーを始めましょう。インド洋の貴婦人が、あなたを待っています。

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