ブルガリア旅行完全ガイド2025|観光・費用・治安を徹底解説

ベルベットのようなヨーグルトの味わい。石畳に響く教会の鐘の音。バラの谷から漂う甘く深い香り。そしてバルカン山脈に広がる緑豊かな大地。ブルガリアは、ヨーロッパの中でも特に「隠れた宝石」として知られる国です。日本からは少し遠いけれど、だからこそ訪れたときの感動は格別。古代トラキア文明から続く歴史、オスマン帝国の影響を受けた多様な文化、そして驚くほど親日的な人々。この記事では、ブルガリア旅行を計画するあなたに向けて、観光スポットから費用、治安、グルメまで徹底的に解説します。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

ブルガリアってどんな国?基本情報

ブルガリアは、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する国です。北にルーマニア、西にセルビアと北マケドニア、南にギリシャとトルコと国境を接し、東は黒海に面しています。面積は日本の約3分の1ほどで、人口は約700万人。首都ソフィアは、ヨーロッパでも有数の歴史ある都市として知られています。

まず驚くのは、その物価の安さ。EU加盟国でありながら、西ヨーロッパの半分以下で旅行できる国として、近年注目度が急上昇中。そしてなんといっても、日本人にとってうれしいのがビザ不要で最大90日間滞在できること。パスポートさえあれば、今すぐ行けます。

項目 内容
正式国名 ブルガリア共和国(Republic of Bulgaria)
首都 ソフィア(Sofia)
公用語 ブルガリア語(キリル文字使用)
通貨 レフ(BGN)、1レフ = 約85円
時差 日本より-7時間(サマータイムあり)
電圧 230V、50Hz、プラグタイプC
ビザ 90日以内の観光は不要
宗教 ブルガリア正教(東方正教会)が多数
気候 大陸性気候、四季がはっきり
治安レベル 比較的良好、夜間の単独行動は要注意

ブルガリア人は「うなずき」と「首振り」が日本と逆。首を縦に振ると「NO」、横に振ると「YES」の意味になるので、最初は混乱するかもしれません。でもこれも旅の醍醐味。慣れてくると、逆にクセになります。

ブルガリア旅行の費用はどれくらい?

「ヨーロッパ旅行って高そう」と思っていませんか?実はブルガリアは、EU加盟国の中でも圧倒的にコストパフォーマンスが高い国なんです。パリやローマの半額以下で、同じクオリティの旅が楽しめます。

航空券:日本からブルガリアへ

日本からブルガリアへの直行便はないため、ヨーロッパ主要都市(イスタンブール、ウィーン、フランクフルトなど)での乗り継ぎが必要です。所要時間は乗り継ぎ時間を含めて約15〜18時間。

シーズン エコノミー ビジネス 備考
オフシーズン(11〜3月) 7〜10万円 25〜35万円 冬季は特に安い
通常シーズン(4〜5月、9〜10月) 10〜14万円 30〜45万円 春と秋がベスト
ハイシーズン(6〜8月) 14〜20万円 45〜60万円 黒海リゾートシーズン

お得ポイント:ターキッシュエアラインズやオーストリア航空を使えば、10万円前後で往復できることも。早期予約とセール時期を狙えば、さらに安くなります。

ホテル・宿泊費:驚きの価格設定

ブルガリアの宿泊費は、西ヨーロッパの半額以下。しかもクオリティは決して低くありません。むしろ「この値段でこの設備?」と驚くはず。

宿泊タイプ 1泊あたり 特徴
ドミトリー 1,000〜2,000円 バックパッカー向け、清潔
ゲストハウス 2,500〜4,000円 アットホームな雰囲気
3つ星ホテル 4,000〜7,000円 コスパ最強クラス
4つ星ホテル 7,000〜12,000円 朝食ビュッフェ付き
5つ星ラグジュアリー 15,000〜25,000円 スパ・温泉付きも

ソフィア中心部の4つ星ホテルが1泊8,000円前後で泊まれるなんて、驚きじゃないですか?しかも朝食ビュッフェがついて、お部屋も広々。これがブルガリアの魅力です。

食費・観光費・交通費

現地での食事や観光にかかる費用も、驚くほどリーズナブル。レストランでビールを飲みながらメインディッシュを楽しんでも、1食1,000円以下で収まることがほとんど。

項目 目安料金
レストラン(ランチ) 500〜1,000円
レストラン(ディナー) 1,000〜2,000円
ストリートフード 200〜500円
カフェ(コーヒー) 150〜300円
ビール(レストラン) 200〜400円
地下鉄・バス(1回) 100円
タクシー(市内5km) 500〜800円
博物館・遺跡入場料 300〜800円
リラ修道院ツアー 3,000〜5,000円

東京でランチを食べるより安く、本格的なブルガリア料理のフルコースが楽しめます。これこそが、ブルガリア旅行の最大の魅力。贅沢しても財布が痛まない、そんな旅ができる国なんです。

4泊6日の総額シミュレーション

では実際に、4泊6日のブルガリア旅行でいくらかかるのか?3つのスタイル別に計算してみました。

節約旅行

10〜14万円

航空券8万 + ゲストハウス2万 + 食費・交通2万

エコノミー航空券、ゲストハウス、ローカル食堂中心。それでも十分楽しめます。

スタンダード

16〜22万円

航空券12万 + 3つ星ホテル3万 + 食費・観光5万

快適なホテル、レストランでのディナー、現地ツアー参加も可能。バランス型。

リッチ旅行

28〜40万円

航空券18万 + 5つ星ホテル8万 + 食費・体験10万

ラグジュアリーホテル、高級レストラン、プライベートツアー。それでもパリの半額以下。

注目すべきは、「リッチ旅行」でも40万円以下で収まるという事実。同じ内容をパリやロンドンでやろうとしたら、軽く80万円は超えます。ブルガリアなら、贅沢しても財布にやさしい。これが最大の魅力です。

絶対に訪れたい!ブルガリアの観光スポット

ブルガリアには、「え、こんなに美しい場所があったの?」と驚くような絶景が数え切れないほどあります。UNESCO世界遺産は9つ。古代ローマ遺跡、オスマン建築、そして息をのむような自然景観。ここでは、絶対に外せないスポットを紹介します。

リラの修道院(Rila Monastery)

ブルガリアを訪れるなら、リラの修道院は絶対に外せません。首都ソフィアから車で約2時間、リラ山脈の標高1,147メートルに位置するこの修道院は、ブルガリア正教の総本山であり、国の精神的支柱。10世紀に聖イヴァン・リルスキによって創建され、現在の建物は19世紀に再建されたものです。

修道院の門をくぐった瞬間、あなたは言葉を失うでしょう。中庭を囲む4階建てのアーケード、そして目の前に広がるのは、鮮やかな縞模様のフレスコ画で覆われた教会。赤・白・黒のストライプが特徴的な外壁は、まるでおとぎ話の世界から飛び出してきたよう。内部に足を踏み入れると、1,200点以上のフレスコ画が天井から壁一面を埋め尽くし、金色に輝くイコンがあなたを迎えます。

静寂に包まれた中庭で、修道僧たちの祈りの声が響く。周囲を取り囲む深い森と雪を頂いた山々。ここにいると、時間の流れが止まったような感覚に陥ります。UNESCO世界遺産に登録されているのも納得の、ブルガリアが誇る最高傑作です。

アクセスのコツ

ソフィアからの日帰りツアーが便利(3,000〜5,000円)。個人で行く場合は、バスでリラ村まで行き、そこからタクシーが一般的。修道院内部は無料ですが、博物館は有料(約500円)。肩と膝を隠す服装が必須です。

古都プロヴディフ(Plovdiv)

ローマ時代の円形劇場、オスマン帝国時代のモスク、そしてブルガリア復興期のカラフルな木造建築。プロヴディフは「生きた博物館」とも呼ばれる、ブルガリア第2の都市です。紀元前6000年頃から人が住んでいたとされ、世界で最も古い都市のひとつ。2019年には欧州文化首都に選ばれました。

旧市街を歩くと、まるでタイムスリップしたかのよう。石畳の細い路地、カラフルに塗られた19世紀の豪商の邸宅、壁に描かれた美しいフレスコ画。丘の上に登れば、古代ローマ劇場が姿を現します。紀元2世紀に建てられたこの円形劇場は、今でも夏にはコンサートや演劇が上演され、現役で使われているんです。座席に座って、2000年前のローマ市民と同じ景色を眺める。これ以上の歴史体験があるでしょうか?

そして忘れてはいけないのが、カプアナ地区のアートシーン。古い建物の壁一面に描かれたストリートアート、個性的なカフェやギャラリー。ここはブルガリアのアーティストたちが集まるクリエイティブな場所。コーヒーを飲みながら、地元のアーティストと会話するのも楽しい時間です。

ヴェリコ・タルノヴォ(Veliko Tarnovo)

「ブルガリアの京都」と呼ばれるヴェリコ・タルノヴォ。12〜14世紀にブルガリア第二帝国の首都として栄えたこの街は、ヤントラ川が大きく蛇行する断崖絶壁の上に築かれた要塞都市です。

街のシンボルは、丘の上にそびえるツァレヴェツ要塞。かつて王宮や大聖堂があった場所で、今は遺跡として公開されています。要塞の頂上まで登ると、眼下に広がるのは赤い屋根の家々と、蛇行する川が作り出す絶景。夕暮れ時には、街全体がオレンジ色に染まり、その美しさは息をのむほど。

夏の夜には「音と光のショー」が開催され、要塞全体がライトアップされながら、ブルガリアの歴史が音楽と映像で語られます。これは本当に感動的。地元の人たちも家族で見に来る、ブルガリアが誇る文化イベントです。

黒海沿岸リゾート(ヴァルナ・ネセバル)

「ブルガリアに海?」と驚くかもしれませんが、黒海沿岸は夏のリゾート地として、ヨーロッパ中から観光客が訪れる人気スポット。特に、ヴァルナとネセバルは外せません。

ヴァルナは「黒海の真珠」と呼ばれる港湾都市。美しいビーチ、ローマ浴場遺跡、そして世界最古の金製品が展示されている考古学博物館があります。紀元前4,600年の黄金のアクセサリーが、こんなに身近に見られるなんて驚きです。

一方、ネセバルは小さな半島にある古都。UNESCO世界遺産に登録された旧市街は、まるで中世の絵本の世界。石畳の路地、木造の伝統家屋、そして古代ビザンチン教会が点在しています。海沿いのレストランでシーフード料理を楽しみながら、夕日を眺める。これ以上の贅沢があるでしょうか?

バラの谷とカザンラク

5月末から6月初旬にかけて、ブルガリア中部のバラの谷は、世界で最も甘く美しい香りに包まれます。ここは、世界の高級香水の原料となるダマスクローズの一大生産地。早朝、まだ露が残る時間に摘まれたバラから、貴重なローズオイルが作られます。

カザンラクの街では、毎年6月第1週末に「バラ祭り」が開催され、街中がバラで飾られ、民族衣装を着た人々がパレードを行います。この時期に訪れるなら、絶対に参加してほしいイベント。バラ畑の中を歩き、花びらを摘み、ローズオイルの蒸留工程を見学する体験ツアーもあります。

そしてカザンラクには、もうひとつの見どころ。トラキア人の墳墓です。紀元前4世紀に作られたこの墓は、内部の壁画が驚くほど美しく保存されており、UNESCO世界遺産に登録されています。古代トラキア文明の謎に触れる、貴重な体験です。

その他の注目スポット

ボヤナ教会(ソフィア)

13世紀のフレスコ画がルネサンスを先取りしたと評価される世界遺産

ベロクラドチシュキ岩群

奇岩が立ち並ぶ自然公園。まるでファンタジー映画の世界

バチコヴォ修道院

11世紀創建、リラに次ぐ規模の修道院。聖母マリアのイコンが有名

シプカ峠記念教会

金色のドームが輝くロシア風教会。ロシア・トルコ戦争の記念碑

メルニク

ブルガリア最小の町。ワイナリーと砂のピラミッドが魅力

ソゾポル

黒海沿岸の古代ギリシャ植民都市。木造建築とビーチが美しい

ブルガリアのグルメ:ヨーグルトだけじゃない

正直に言います。ブルガリア旅行の30%は「食」で決まります。ブルガリア料理は、ギリシャ、トルコ、ルーマニア、セルビアの影響を受けた多様な味わい。そしてなんといっても、野菜とヨーグルトの国。新鮮なトマト、キュウリ、ピーマン、そして本場のヨーグルトを使った料理は、日本では絶対に味わえない美味しさです。

絶対に食べたいブルガリア料理

料理名 どんな料理? 価格
ショプスカサラダ トマト・キュウリ・玉ねぎに、すりおろした白チーズ(シレネ)をたっぷり。シャキシャキ食感とクリーミーなチーズが絶妙 300〜600円
バニツァ パイ生地の間にチーズと卵を挟んで焼いた朝食の定番。サクサク、とろーり。朝市で焼きたてを 150〜300円
カヴァルマ 豚肉または鶏肉を野菜・キノコと一緒に土鍋でグツグツ煮込んだシチュー。寒い日に最高 600〜1,200円
ムサカ じゃがいもと挽肉を層状に重ね、ヨーグルトソースで焼いたグラタン風。ギリシャ版とは一味違う 500〜1,000円
タラトール ヨーグルトベースの冷製スープ。キュウリ・ニンニク・ディル入り。夏の暑い日に最高にさわやか 200〜400円
ケバプチェ スパイスの効いた挽肉を棒状に成形して炭火焼き。ジュージュー音を立てて焼かれる様子がたまらない 400〜800円
サルミ ブドウの葉で米と肉を包んで煮込んだロールキャベツ風。ヨーグルトソースをかけて 500〜900円
ルカンカ ブルガリア風サラミ。スパイスが効いていて、ビールのお供に最高 300〜600円

そして忘れてはいけないのが、本場のブルガリアヨーグルト。日本で食べるヨーグルトとは別次元の濃厚さとなめらかさ。朝食にハチミツをかけて食べると、これだけで幸せになれます。スーパーで買えば1個50円ほど。毎日食べたくなる味です。

お酒も楽しもう

ブルガリアはワインの名産地でもあります。特に、赤ワイン用のマヴルッド種や白ワイン用のディミャット種は、ブルガリア固有の品種。レストランでグラスワインを頼んでも200〜400円ほど。気軽に試せます。

そして、ブルガリアの蒸留酒といえばラキア。ブドウや果物から作られる強いお酒で、アルコール度数40%以上。食前酒として小さなグラスで飲むのが伝統。最初は驚くかもしれませんが、慣れるとクセになります。

ブルガリアグルメを楽しめるエリア

ソフィア旧市街

観光客向けから地元民向けまで多様なレストランが集まるエリア

プロヴディフ・カプアナ地区

おしゃれなカフェやビストロが並ぶアートな食のエリア

バンスコ

山岳リゾート地。メハナ(伝統居酒屋)で郷土料理を堪能

黒海沿岸(ヴァルナ・ネセバル)

新鮮なシーフード料理が楽しめる港町レストラン

ブルガリアならではの体験

観光スポットを巡るのも楽しいけれど、旅の本当の醍醐味は「その国でしかできない体験」にあります。ブルガリアには、日本では絶対に味わえないユニークな文化体験がたくさんあります。

温泉でリラックス:知られざる温泉大国

実は、ブルガリアはヨーロッパ有数の温泉大国。全土に500以上の温泉があり、古代ローマ時代から温泉文化が根付いています。特に、ソフィア近郊のバンスコやヴェリングラードは温泉リゾート地として有名。日本のような露天風呂はありませんが、スパ施設が充実していて、マッサージやミネラル温泉浴を楽しめます。

ソフィア市内には、なんと「温泉が湧き出る公共の蛇口」があります。セントラル・ミネラル・バス付近で、地元の人たちがボトルに温泉水を汲んでいる光景を見かけるはず。飲泉も可能で、健康にいいとされています。

民族音楽とフォークダンス

ブルガリアの民族音楽は、独特のリズムで知られています。特に「不規則拍子」と呼ばれる複雑なリズムパターンは、ブルガリア音楽の最大の特徴。5拍子、7拍子、11拍子など、日本ではなかなか聴けないリズムが耳に心地よく響きます。

夏のフェスティバルシーズンには、各地で民族衣装を着た人々がホロ(輪になって踊る伝統的なダンス)を披露。観光客も参加できるので、ぜひ輪に加わってみてください。最初は難しいけれど、地元の人が優しく教えてくれます。

修道院に泊まる

リラ修道院やバチコヴォ修道院では、一部で宿泊が可能。質素な部屋と食事ですが、修道僧たちと同じ時間を過ごし、朝の祈りに参加する体験は、人生で忘れられない思い出になるはず。宿泊費は1泊1,500円ほど。予約は直接修道院に電話またはメールで。

バラ摘み体験(5月末〜6月初旬限定)

バラの谷では、早朝4時から始まるバラ摘み体験ツアーが人気。まだ露に濡れたダマスクローズを自分の手で摘み、その場でローズウォーターやローズオイルの製造工程を見学。摘んだバラは持ち帰ることもできます。お土産にもぴったり。

ワイナリーツアー

ブルガリアのワイン産地、メルニクやトラキア平原では、ワイナリー巡りが楽しめます。ワインセラーを見学し、テイスティングをしながら、ワイン造りの歴史を学ぶ。ブルガリアワインは日本ではまだあまり知られていないけれど、品質は非常に高く、価格は驚くほど安い。お土産に1本買って帰るのもおすすめです。

ブルガリアの主要都市・エリアガイド

ブルガリアは小さな国ですが、エリアごとに全く異なる魅力があります。首都ソフィアを拠点に、各地へ足を伸ばしてみましょう。

ソフィア(Sofia)

首都。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂、ヴィトシャ山、ボヤナ教会が見どころ

空港から地下鉄で20分

プロヴディフ(Plovdiv)

第2の都市。古代ローマ劇場、カラフルな旧市街、現代アートが融合

ソフィアからバスで2時間

ヴァルナ(Varna)

黒海の真珠。ビーチリゾート、ローマ浴場、考古学博物館が魅力

ソフィアから飛行機1時間

バンスコ(Bansko)

ピリン山脈のスキーリゾート。冬はスキー、夏はハイキングと温泉

ソフィアから車で2.5時間

ヴェリコ・タルノヴォ

古都。ツァレヴェツ要塞、音と光のショー、伝統工芸の街

ソフィアからバスで4時間

ネセバル(Nessebar)

世界遺産の古都。中世教会、木造建築、黒海のビーチが共存

ヴァルナから車で1時間

ブルガリア旅行のベストシーズンは?

ブルガリアは四季がはっきりしている国。それぞれのシーズンで全く違う表情を見せてくれます。あなたの旅のスタイルに合わせて、最適な時期を選びましょう。

春(3〜5月)

おすすめ度:★★★★☆

野花が咲き乱れ、緑が美しい季節。5月末〜6月初旬はバラの谷が満開に。気温15〜25℃で観光に最適。復活祭の時期は教会が華やかに。

夏(6〜8月)

おすすめ度:★★★★★

黒海リゾートが本格シーズン。ビーチ、音楽フェス、野外イベントが目白押し。気温25〜35℃。山岳地帯は涼しくハイキングに最適。観光客多め。

秋(9〜11月)

おすすめ度:★★★★★

紅葉が美しく、ワイン収穫祭が各地で開催。気温10〜20℃で過ごしやすい。観光客が減り、ゆったり観光できる。食材が豊富でグルメに最高。

冬(12〜2月)

おすすめ度:★★★☆☆

バンスコでスキー。温泉で温まる。クリスマス市が開催され雰囲気抜群。気温-5〜5℃。航空券が最安値。観光地は空いているが一部クローズも。

結論:ベストシーズンは5〜6月と9〜10月。この時期は気候が穏やかで、観光客も夏ほど多くなく、ゆったりと旅を楽しめます。特に、バラ祭りを体験したいなら6月第1週末。ワインと紅葉を楽しみたいなら9〜10月がベスト。

ブルガリア旅行の実用情報

通信・インターネット:eSIMが便利

ブルガリアでのインターネット接続は、eSIMが圧倒的に便利。現地SIMカードを買う手間もなく、日本を出発する前にオンラインで購入・設定できます。おすすめは「Airalo」「Holafly」「Ubigi」など。7日間3GBプランで1,000〜1,500円ほど。

現地SIMを使う場合は、空港や市内のA1、Vivacom、Telenorなどのキャリアショップで購入可能。プリペイドSIMは500円〜で、1GB追加が200円ほど。非常に安い。

カフェやホテル、レストランではほとんどWi-Fiが使えます。ソフィアやプロヴディフの中心部では、無料公衆Wi-Fiも整備されています。

空港から市内へのアクセス

ブルガリアの主要空港はソフィア空港(Sofia Airport)。市内中心部まで約10kmで、アクセスは簡単です。

交通手段 所要時間 料金
地下鉄(M2線) 20分 100円
路線バス(84, 384番) 30〜40分 100円
タクシー(OK Supertrans推奨) 15〜25分 800〜1,200円
Uber / Bolt 15〜20分 600〜1,000円

タクシー詐欺に注意

ソフィア空港では、正規タクシー以外の白タクが声をかけてくることがあります。必ず「OK Supertrans」の看板がある正規タクシー乗り場から乗車するか、UberやBoltアプリを使いましょう。メーター制で、空港〜市内は1,000円以下が相場です。

現地で使えるブルガリア語フレーズ

ブルガリア語はキリル文字を使うため、読むのは少し難しいかもしれません。でも、基本的な挨拶を覚えておくだけで、地元の人との距離がグッと縮まります。

日本語 ブルガリア語 発音
こんにちは Здравейте ズドラヴェイテ
ありがとう Благодаря ブラゴダリャ
すみません Извинете イズヴィネテ
はい Да
いいえ Не
お会計お願いします Сметката, моля スメトカタ、モリャ
いくらですか? Колко струва? コルコ ストルヴァ?
美味しい! Вкусно! フクスノ!

若い世代や観光地では英語が通じることが多いですが、地方では英語があまり通じないことも。Google翻訳アプリのカメラ機能を使えば、キリル文字のメニューや看板も簡単に翻訳できます。

治安と注意事項

ブルガリアの治安は、ヨーロッパの中では比較的良好。凶悪犯罪は少なく、日中の観光は安全です。ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要。

旅行中に気をつけること

  • 観光地や市場では、バッグを体の前に持つ
  • 夜間の単独行動は避け、人通りの多い道を歩く
  • タクシーは正規のものを利用(Uber/Boltが安全)
  • ATMは銀行内や明るい場所で使用する
  • 野良犬が多いエリアあり。触らない、近づかない
  • 水道水は基本的に飲用可能だが、ミネラルウォーターが安心
  • レストランではチップ10%が目安(義務ではない)

お金・両替・支払い

ブルガリアの通貨はレフ(BGN)。1レフ = 約85円(2025年1月現在)。EU加盟国ですが、まだユーロは導入されていません。

クレジットカード(Visa、Mastercard)は、ほとんどのホテル、レストラン、ショップで使えます。ただし、小さな商店や市場では現金のみのことも。ATMは街中にたくさんあり、日本のカードで問題なくキャッシング可能です。

両替は、空港よりも市内の両替所のほうがレートが良い傾向。ソフィア中心部には多くの両替所があります。日本円からの直接両替は難しいので、ユーロまたはドルを持っていくか、現地ATMでキャッシングがおすすめ。

電圧とプラグ

ブルガリアの電圧は230V、周波数50Hz。プラグタイプはC型(ヨーロッパ標準の2本丸ピン)。日本の電化製品を使う場合は、変換プラグと変圧器が必要です。最近のスマホやPCの充電器は100〜240V対応なので、変換プラグだけあればOK。

まとめ:ブルガリアで「隠れた宝石」を見つけよう

ベルベットのようなヨーグルト、石畳に響く教会の鐘の音、バラの谷から漂う甘く深い香り。冒頭で感じたこの感覚を、あなたも実際にブルガリアで体験してほしい。

ブルガリアは、観光ガイドブックの1ページに小さく載っている国かもしれません。でも、実際に訪れた人は口を揃えて言います。「もっと早く来ればよかった」と。

世界遺産の修道院、古代ローマの遺跡、黒海の美しいビーチ、バラの谷、温泉、そして驚くほど美味しいグルメ。これだけの魅力が詰まった国が、西ヨーロッパの半額以下で旅できるなんて信じられますか?

ブルガリア人は日本人に対してとても友好的。街で日本人だとわかると、笑顔で話しかけてくれたり、道を教えてくれたり。この温かさも、ブルガリア旅行の大きな魅力のひとつです。

「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。まだ観光客で溢れていない今のうちに、ブルガリアの「隠れた宝石」を見つけに行きましょう。きっと、あなただけの特別な思い出が待っています。

良い旅を!Приятно пътуване!(プリヤトノ・プトゥヴァネ)

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