空港を出た瞬間、ひんやりとしたオンタリオ湖からの風が頬を撫で、CNタワーがまるで未来都市の象徴のように街の中心に聳え立つ。メープルシロップの甘い香りに混じって、世界中の料理の匂いが漂ってくる——これがカナダ最大の都市、トロント。「人種のモザイク」と呼ばれるこの街では、一つの通りを歩くだけで5つの国を旅したような気分になれます。NYCの洗練とヨーロッパの落ち着き、そしてカナダらしいフレンドリーさが融合した街。読み終わるころには、きっと「次の週末、トロント行き」を検索しているはずです。
- トロントってどんな街? — カナダの多文化都市を知る
- 日本からトロントへのアクセス — 直行便で約12時間
- トロントの観光スポット — CNタワーから島まで
- トロントのグルメ — 世界中の味が一つの街に
- ショッピング — お土産からハイブランドまで
- エンターテインメント&ナイトライフ — 眠らない街
- 宿泊エリアガイド — どこに泊まるべきか
- 2泊3日モデルコース — 初めてのトロントを満喫
- トロントの交通事情 — 地下鉄・ストリートカー・自転車
- ベストシーズン — いつトロントに行くべきか
- 実用情報 — 知っておくべきこと
- トロント近郊の日帰りスポット — 足を伸ばしてみよう
- まとめ — 今すぐトロント行きを予約しよう
トロントってどんな街? — カナダの多文化都市を知る
正直に言います。トロントは「カナダの中で一番エキサイティングな街」です。人口約300万人、大都市圏では600万人を超え、カナダの経済・文化の中心地。でも、NYCのような喧騒ではなく、どこか余裕のある空気が流れています。
この街の最大の魅力は、多文化主義。住民の半数以上が外国生まれという驚異的な多様性を誇り、チャイナタウン、リトルイタリー、グリークタウン、コリアンタウン、そしてインド系が集まるリトルインディアまで、世界中の文化が共存しています。一日で世界一周できる街——それがトロント。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 公用語 | 英語(フランス語も広く通じる) |
| 通貨 | カナダドル(CAD)1CAD ≈ 110円 |
| 時差 | 日本より−14時間(サマータイム時−13時間) |
| ビザ | eTA(電子渡航認証)必須 7CAD、5年間有効 |
| 気候 | 四季が明確。夏25〜30℃、冬−5〜−15℃ |
| チップ文化 | レストラン15〜20%、タクシー10〜15% |
eTA(電子渡航認証)は事前にオンライン申請が必須。パスポートとクレジットカードがあれば5分で完了し、通常数分〜最大72時間で承認されます。これさえあれば、あとは飛行機に乗るだけです。
日本からトロントへのアクセス — 直行便で約12時間
成田・羽田からエア・カナダの直行便が毎日運航しており、所要時間は約12時間。時差ボケはありますが、機内でNetflixを見ているうちに到着する感覚です。
| 航空会社 | 路線 | 所要時間 | 運賃目安 |
|---|---|---|---|
| エア・カナダ | 成田/羽田 ⇔ トロント | 約12時間 | 往復8〜15万円 |
| ANA | 羽田 ⇔ トロント(季節運航) | 約12.5時間 | 往復10〜18万円 |
| 経由便(アメリカ系) | シカゴ/NY経由 | 15〜18時間 | 往復7〜12万円 |
閑散期(1〜3月、11月)なら往復7万円台も! エア・カナダのセールを狙えば、驚くほどリーズナブルにトロントに行けます。Google Flightsで価格アラートを設定しておくのがおすすめです。
アメリカ経由の場合は要注意
シカゴやニューヨーク経由の場合、ESTA(アメリカ電子渡航認証)も必要になります。カナダのeTAとは別に、21ドルで申請が必要です。乗り継ぎだけでもアメリカの土を踏むならESTAが必須という点に注意してください。
トロント・ピアソン国際空港から市内へ
空港から市内(ダウンタウン)まで約25km。アクセス方法は主に3つです。
| 交通手段 | 所要時間 | 料金 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| UPエクスプレス | 25分 | 12.35 CAD | ★★★★★ |
| TTCバス+地下鉄 | 60〜75分 | 3.25 CAD | ★★★☆☆ |
| タクシー/Uber | 30〜45分 | 50〜70 CAD | ★★★★☆ |
初めての旅行なら、UPエクスプレス一択です。15分間隔で運行し、ユニオン駅(市内中心部)まで直行。Wi-Fiも無料で快適そのもの。スーツケースを持っての移動でもストレスゼロです。
トロントの観光スポット — CNタワーから島まで
トロントの魅力は、都会的なランドマークと自然が共存していること。高層ビル群の中に突如として現れる緑豊かな公園、湖に浮かぶ静かな島々。一日で「都会のエネルギー」と「自然の癒し」の両方を感じられる街です。
CNタワー — トロントのシンボルを体感する
高さ553メートル。カナダ、いや北米を代表するランドマーク。エレベーターで地上342メートルの展望台まで約58秒で上昇すると、眼下にはオンタリオ湖と街並みが広がります。晴れた日にはナイアガラの滝の水しぶきまで見えることも。
そして、勇気のある人は「EdgeWalk」に挑戦を。地上356メートルの外周をハーネスを付けて歩くアクティビティで、風が吹き抜ける中、命綱一本で街を見下ろす体験は一生忘れられない思い出になります。高所恐怖症じゃなければ、絶対にやるべきです。
夜になるとライトアップされ、色が変わるCNタワーは圧巻。特にカナダの祝日や国際的なイベントの日には特別なカラーリングになるので、訪問前にチェックしてみてください。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 入場料 | 一般展望台 38 CAD、スカイポッド(最上部)50 CAD |
| EdgeWalk | 225 CAD(要予約) |
| 営業時間 | 9:00〜22:30(季節により変動) |
| アクセス | ユニオン駅から徒歩10分 |
ディスティラリー地区 — 石畳とアートが融合するおしゃれエリア
19世紀のウイスキー蒸留所をリノベーションしたこのエリアは、トロントで最もフォトジェニックな場所の一つ。石畳の道、赤レンガの建物、カフェやギャラリー、ブティックが並び、まるでヨーロッパの旧市街を歩いているような錯覚に陥ります。
特に週末は、アーティストマーケットやライブパフォーマンスが開催され、街全体がアートフェスティバルのよう。カフェの外のテラス席でラテを飲みながら、通りを行き交う人々を眺める時間は、トロント滞在の中で最も贅沢な瞬間かもしれません。
クリスマスシーズンにはトロント・クリスマス・マーケットが開催され、ヨーロッパスタイルのマーケットとイルミネーションで幻想的な雰囲気に包まれます。ホットワインを片手に、手作りのクリスマスオーナメントを眺める——これ以上の冬の過ごし方があるでしょうか?
ケンジントンマーケット — 世界一周できる市場
ここは「トロントの縮図」と呼ばれる場所。ボヘミアンな雰囲気のこのエリアには、ビンテージショップ、エスニック食材店、カフェ、レストランが無秩序に並び、歩いているだけでワクワクします。
一つの通りを歩くだけで、ジャマイカ料理、メキシカン、中華、イタリアン、中東料理と、世界中のグルメに出会えます。しかも価格はリーズナブル。10ドル以下で本格的なタコスやファラフェルが食べられるのは、この街の多文化主義のおかげ。
毎月最終日曜日には「Pedestrian Sundays」が開催され、車道が歩行者天国に。ストリートミュージシャンのライブ、路上マーケット、大道芸が繰り広げられ、街全体がお祭りムードになります。地元の人々のエネルギーを感じたいなら、この日を狙って訪れてください。
トロント・アイランズ — 都会の喧騒を忘れる湖上の楽園
ダウンタウンからフェリーでわずか15分。オンタリオ湖に浮かぶトロント・アイランズは、まるで別世界。高層ビル群を背景に、ビーチ、ピクニックエリア、サイクリングロードが広がる緑豊かな島々です。
夏の週末には地元の人々がピクニックバスケットを持って集まり、ビーチでのんびり過ごす光景が。自転車をレンタルして島を一周するのも最高で、対岸に見えるトロントのスカイラインは絵葉書のような美しさ。
特におすすめはサンセットの時間。CNタワーがオレンジ色に染まり、湖面がきらきらと輝く景色は、トロントで最もロマンティックな瞬間です。デートにもぴったり。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| フェリー料金 | 往復 8.70 CAD(大人) |
| 運航間隔 | 夏季15〜30分、冬季1時間 |
| 自転車レンタル | 1時間 10 CAD〜 |
| おすすめ | Centre Island(遊園地あり)、Ward’s Island(静かなビーチ) |
ロイヤル・オンタリオ博物館(ROM) — カナダ最大の博物館
恐竜の化石からエジプトのミイラ、中国の陶磁器まで、世界中の歴史と文化を一度に体験できるカナダ最大の博物館。特に目を引くのは、近未来的なガラスとアルミの外観——建築そのものがアート作品です。
子供向けの展示も充実しているので、家族旅行にもぴったり。特に恐竜エリアは圧巻で、ティラノサウルスの骨格標本の前では大人も子供も興奮します。
セントローレンス・マーケット — 食の宝庫
200年以上の歴史を持つ、トロント最古の市場。新鮮な野菜、チーズ、肉、魚、パン、スイーツが所狭しと並び、地元の人々で賑わっています。週末の朝は特に活気があり、まるでヨーロッパのマルシェのよう。
おすすめはCarousel Bakeryのピーミールベーコンサンドイッチ。カナダ版ベーコンエッグマフィンのようなもので、朝食にぴったり。行列ができていますが、待つ価値ありです。
その他の見逃せないスポット
カサ・ロマ
ゴシック様式の豪華な城。まるでヨーロッパの貴族の館
アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ
カナダを代表する美術館。モネ、ゴッホの作品も
ハイパーク
春は桜、夏は湖、秋は紅葉。市民の憩いの場
ホッケーの殿堂
カナダの国技を体感。ゴールキーパー体験も
ネイサン・フィリップス・スクエア
冬はアイススケート、夏はイベント会場に
トロント大学
ハリーポッターのような歴史的建築が美しいキャンパス
トロントのグルメ — 世界中の味が一つの街に
トロントで食に困ることはありません。いや、むしろ「どこで何を食べるか」で悩むほど選択肢が多すぎる街です。中華、イタリアン、インド、韓国、タイ、メキシカン、中東料理……世界中のグルメが本場の味で楽しめるのは、移民都市トロントならではの特権。
トロント名物グルメ — これを食べずには帰れない
| 料理名 | どんな料理? | 価格目安 |
|---|---|---|
| ピーミールベーコン | コーンミールでコーティングした豚ロース。ジューシーでヘルシー | 6〜8 CAD |
| プーティン | フライドポテト+グレイビーソース+チーズカード。カナダの国民食 | 8〜12 CAD |
| メープルシロップ料理 | パンケーキ、サーモン、デザートまで。カナダといえばメープル! | 10〜20 CAD |
| バタータルト | バター・砂糖・卵のフィリング。素朴で甘い伝統デザート | 3〜5 CAD |
| スモークミート | モントリオール発祥だがトロントでも大人気。パストラミ風のデリ | 12〜15 CAD |
| シーザーカクテル | クラマト(トマト+ハマグリジュース)ベースのカクテル。カナダ生まれ | 8〜12 CAD |
プーティンは外せません。 フライドポテトの上にグレイビーソースとチーズカードがかかった、見た目も味も「ザ・カナダ」な一品。Smoke’s PoutinerieやPoutiniといった専門店で本格的なバージョンを試してみてください。深夜まで営業している店も多く、夜遊び後のシメにもぴったりです。
エリア別グルメガイド — どこで何を食べるべきか
チャイナタウン
本格中華・飲茶の宝庫。Rol San(飲茶)、Mother’s Dumplings(餃子)が人気
リトルイタリー
本格ピザ・パスタ。Terroni、Buca Osteria & Barがおすすめ
コリアンタウン
韓国焼肉・チキン・カフェ。韓国にいるかのようなクオリティ
ケンジントンマーケット
エスニック料理の宝庫。タコス、ファラフェル、ジャマイカ料理
ヨークビル
高級レストラン街。記念日ディナーならここ
キングストリート・ウェスト
トレンディなレストラン・バーが集まるエリア
朝食・ブランチ文化 — 週末は行列必須
トロントの人々はブランチが大好き。週末の朝10時を過ぎると、人気店には長蛇の列ができます。エッグベネディクト、フレンチトースト、アボカドトーストといった定番メニューから、創作料理まで、選択肢は無限大。
おすすめは「Mildred’s Temple Kitchen」や「Saving Grace」。待ち時間30分以上は覚悟ですが、ふわふわのパンケーキと濃厚なメープルシロップの組み合わせは、待つだけの価値があります。
ショッピング — お土産からハイブランドまで
イートン・センター — カナダ最大のショッピングモール
ダウンタウンの中心にある巨大ショッピングモール。230以上の店舗が入り、H&M、Zara、Apple Store、Sephora、カナダブランドのRootsやLululemonまで何でも揃います。雨の日でも一日中楽しめる場所。
ヨークビル — 高級ショッピング街
Chanel、Louis Vuitton、Hermèsといったハイブランドが並ぶトロントの銀座。ウィンドウショッピングだけでも楽しいエリアで、街並みも洗練されています。カフェでのんびりするのも素敵。
カナダ土産のおすすめ
| お土産 | おすすめポイント | 価格目安 |
|---|---|---|
| メープルシロップ | 定番中の定番。スーパーで買えば安い | 8〜20 CAD |
| メープルクッキー | ばらまき土産に最適。軽くて配りやすい | 5〜10 CAD |
| アイスワイン | カナダ特産の極甘デザートワイン | 30〜100 CAD |
| Rootsのアパレル | カナダを代表するカジュアルブランド | 50〜150 CAD |
| ティムホートンズグッズ | カナダの国民的コーヒーチェーンのマグカップなど | 10〜25 CAD |
エンターテインメント&ナイトライフ — 眠らない街
スポーツ観戦 — NBAラプターズ&NHLメープルリーフス
トロントはスポーツの街。NBAのトロント・ラプターズ、NHLのトロント・メープルリーフス、MLBのトロント・ブルージェイズと、北米4大スポーツのうち3つのチームが本拠地を置いています。
特にホッケーの試合はカナダならではの熱狂ぶり。観客全員がチームカラーのブルーを着て応援する光景は圧巻です。チケットは公式サイトやStubHubで購入可能。試合前後にはスポーツバーで盛り上がるのもトロント流。
ライブミュージック&ナイトクラブ
King Street WestやQueen Street Westには、ライブハウスやナイトクラブが集中。特に週末は深夜まで(というか朝まで)賑わっています。ジャズ、インディーロック、EDM、ヒップホップと、ジャンルも多彩。
おすすめは「The Rivoli」(インディーバンドのライブ)や「Coda」(EDMクラブ)。ドレスコードは比較的緩めですが、スニーカーNGの店もあるので事前チェックを。
ルーフトップバー — 夜景と一緒に一杯
夏の夜はルーフトップバーで過ごすのがトロント流。CN Towersを眺めながらカクテルを楽しむ贅沢な時間。「Lavelle」や「The Chase」が人気で、特に金曜の夜は予約必須です。
宿泊エリアガイド — どこに泊まるべきか
ダウンタウン(ユニオン駅周辺)
観光に最適
CNタワー、ハーバーフロント、金融街が徒歩圏。空港アクセスも便利。ホテルは1泊150〜300 CAD。
おすすめ: Fairmont Royal York, Chelsea Hotel
ヨークビル
高級エリア
ハイブランド、高級レストランが集まる落ち着いたエリア。1泊200〜500 CAD。
おすすめ: Four Seasons, Hazelton Hotel
クイーン・ウェスト
おしゃれエリア
ビンテージショップ、カフェ、アートギャラリーが並ぶヒップなエリア。1泊100〜200 CAD。
おすすめ: Drake Hotel, Gladstone House
初めてのトロントなら、ダウンタウン(ユニオン駅周辺)一択です。主要観光スポットに徒歩でアクセスでき、地下鉄やストリートカーも便利。空港からのUPエクスプレスも直結しているので、移動が楽です。
2泊3日モデルコース — 初めてのトロントを満喫
1日目: ダウンタウン&ハーバーフロント
午前: 空港到着 → UPエクスプレスでユニオン駅へ → ホテルチェックイン → セントローレンス・マーケットで朝食(ピーミールベーコンサンドイッチ)
午後: CNタワーで展望台(1〜2時間) → ハーバーフロントを散策 → リプリー水族館(オプション)
夕方: トロント・アイランズへフェリーで移動 → サンセット鑑賞 → 対岸からのCNタワー夜景撮影
夜: ダウンタウンに戻り、King Street Westでディナー → ルーフトップバーで一杯
2日目: 文化&多文化体験
午前: ケンジントンマーケットで朝食&散策(カフェでラテ) → チャイナタウン見学
午後: ロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)で歴史探訪(2時間) → ヨークビルで高級ショッピング&カフェ休憩
夕方: ディスティラリー地区へ → 石畳の街並みを散策 → おしゃれなカフェやギャラリー巡り
夜: ディスティラリー地区のレストランでディナー → 夜のライトアップを楽しむ
3日目: アート&ローカル体験
午前: Queen Street Westでブランチ → ビンテージショップ&ブティック巡り
午後: アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ(AGO)で芸術鑑賞 → カサ・ロマ(ゴシック城)見学
夕方: イートン・センターでお土産購入 → 空港へ
オプション追加プラン
時間に余裕があれば、ナイアガラの滝へ日帰りツアーがおすすめ。トロントから車で約1.5時間、バスツアーなら往復60〜80 CAD。世界三大瀑布の迫力を体験できます。
トロントの交通事情 — 地下鉄・ストリートカー・自転車
TTC(Toronto Transit Commission) — 地下鉄・バス・ストリートカー
トロントの公共交通はTTCが運営。地下鉄4路線、バス、ストリートカー(路面電車)のネットワークが充実しており、ダウンタウンなら車なしで十分移動できます。
| チケット種類 | 料金 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 1回券(現金) | 3.25 CAD | ★☆☆☆☆ |
| PRESTOカード(ICカード) | 1回 3.20 CAD(カード代6 CAD) | ★★★★★ |
| 1日乗り放題パス | 13.50 CAD | ★★★★☆ |
| 週末パス(土日2日間) | 13.50 CAD | ★★★★★ |
PRESTOカードが圧倒的に便利。 駅の券売機で購入でき、チャージすれば何度でも使えます。観光客でも問題なく購入可能で、乗り換えも2時間以内なら追加料金なし。これ一枚でトロント中を移動できます。
Bike Share Toronto — 自転車シェアリング
トロントは自転車フレンドリーな街。市内に700以上のステーションがあり、30分3.25 CADで借りられます。ハーバーフロントやアイランズでサイクリングするのは最高に気持ちいい体験です。
Uber/Lyft — 夜の移動に便利
夜遅い時間や荷物が多い時はUberが便利。タクシーよりも安く、アプリで簡単に呼べます。ダウンタウン内なら10〜15 CAD程度。チップは15%が目安。
ベストシーズン — いつトロントに行くべきか
春(3〜5月)
★★★★☆
気温: 5〜20℃。桜が咲き、街が色づく季節。ハイパークの桜は必見。観光客も少なめで快適。
夏(6〜8月)
★★★★★
気温: 20〜30℃。ベストシーズン! 屋外フェス、ビーチ、パティオディナーが最高。観光客が多いが活気がある。
秋(9〜11月)
★★★★★
気温: 10〜20℃。紅葉が美しい。 TIFF(トロント国際映画祭)も。航空券も安くなり始める穴場シーズン。
冬(12〜2月)
★★★☆☆
気温: −10〜0℃。極寒だが、クリスマスマーケット、アイススケート、雪景色が魅力。航空券激安。
結論: 夏(6〜8月)と秋(9〜10月)がベスト。 夏はフェスティブルやアウトドアイベントが目白押しで、街全体が活気に満ちています。秋は紅葉が美しく、観光客も減り始めるので快適。ただし、冬の激安航空券を狙って「極寒体験」をするのも一つの選択肢。クリスマスマーケットは本当に美しいです。
実用情報 — 知っておくべきこと
通信・Wi-Fi — eSIM vs プリペイドSIM
旅行者にはeSIMが圧倒的に便利。空港に着く前にアクティベートでき、物理SIMの入れ替え不要。Airalo、Ubigi、Holafly(無制限プラン)などが人気で、7日間3〜5GB で1000〜2000円程度。
長期滞在なら、KoodoやfidoのプリペイドSIMも選択肢。空港やダウンタウンの携帯ショップで購入できます。
チップ文化 — 必ず払う必要がある
カナダはチップ文化。レストランでは15〜20%が標準で、バーやカフェでも最低10%は期待されます。クレジットカード支払い時に「Tip」欄があるので、そこに金額を記入するか、パーセンテージを選択します。
| 場面 | チップ目安 |
|---|---|
| レストラン | 15〜20%(サービスが良ければ20%) |
| バー | 1ドリンクあたり1〜2 CAD、または10〜15% |
| タクシー/Uber | 10〜15% |
| ホテルベルボーイ | 荷物1個あたり2〜5 CAD |
| ハウスキーピング | 1泊あたり2〜5 CAD |
治安 — 基本的に安全だが注意エリアも
トロントはカナダの中でも、いや北米全体でも治安が良い都市です。ダウンタウンを夜歩いても基本的に問題ありませんが、いくつか注意すべきエリアがあります。
避けるべきエリア
Moss Park、Regent Park、Jane and Finch は夜間の一人歩きを避けたほうが良いエリア。観光エリアからは離れているので、意図的に行かない限り問題ありません。ダウンタウンでも、深夜のDundas Street East(チャイナタウン東側)は少し治安が悪いので注意。
それ以外は安全です。ただし、どの都市でも同じですが、スリや置き引きには注意。特に混雑した地下鉄やイベント会場では貴重品を肌身離さず持ちましょう。
言語 — 英語が話せなくても何とかなる
トロントは多文化都市なので、英語が完璧でなくても問題ありません。日本人観光客も多く、主要ホテルやツアー会社には日本語スタッフがいることも。Google翻訳があればレストランのオーダーも困りません。
とはいえ、基本的なフレーズを覚えておくと旅がもっと楽しくなります。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ありがとう | Thank you / Thanks |
| すみません(呼びかけ) | Excuse me |
| これをください | I’ll have this, please |
| お会計お願いします | Can I have the bill, please? |
| 〜はどこですか? | Where is 〜? |
カナダ人はフレンドリーで親切なので、困ったら気軽に話しかけてみてください。”Sorry”(ごめんなさい)を何にでも使うのがカナダ流。ぶつかっても、ドアを開けても、とりあえず”Sorry”と言っておけば万事OK。
電圧・コンセント — 変換プラグ必須
カナダの電圧は110〜120V、周波数60Hz。日本の電化製品(100V)はそのまま使えますが、コンセント形状が異なる(Aタイプ)ので、変換プラグが必要な場合があります。iPhoneやカメラの充電器は基本的にそのまま使えますが、ドライヤーなど消費電力が大きいものは変圧器が必要な場合も。
税金 — 表示価格より高くなる
カナダでは価格表示に税金が含まれていないので、レジで支払う時に驚かないように。オンタリオ州(トロント)では、HST(Harmonized Sales Tax)13%が加算されます。10ドルの商品を買うと、実際の支払いは11.30ドル。
レストランの会計も同様で、税金13% + チップ15〜20% = 合計28〜33%上乗せされると考えておきましょう。
トロント近郊の日帰りスポット — 足を伸ばしてみよう
ナイアガラの滝
車で1.5時間。世界三大瀑布の迫力を体感。日帰りツアー多数あり
ナイアガラ・オン・ザ・レイク
ワイナリー巡り。アイスワインの試飲が楽しめるおしゃれな町
ブルーマウンテン
冬はスキー、夏はハイキング。リゾート地として人気
ストラトフォード
シェイクスピア・フェスティバルで有名な小さな町。演劇好きにおすすめ
まとめ — 今すぐトロント行きを予約しよう
空港を出た時に感じたひんやりとした風、CNタワーの展望台から見下ろした街並み、ケンジントンマーケットで出会った世界中の料理、トロント・アイランズのサンセット、ディスティラリー地区の石畳の道——トロントは「都会」と「多文化」と「自然」が奇跡的に調和した街です。NYCのような喧騒はないけれど、エネルギーと多様性は負けていない。ヨーロッパのような歴史はないけれど、新しい文化が次々と生まれている。そして何より、人々がフレンドリーで、旅行者を温かく迎えてくれる。
「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。エア・カナダのセールを見つけたら、迷わず予約ボタンをクリックしてください。トロントは、あなたが想像している以上に素晴らしい街だと、きっと気づくはずです。
この記事が、あなたのトロント旅行を最高のものにする手助けになれば幸いです。Safe travels!

コメント