ノルウェー旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

雪を被った険しい山々、深く切り込んだフィヨルドの青い海、オーロラが踊る冬の夜空。日本から約12時間のフライトで、まるで映画の世界に迷い込んだような絶景が広がります。ノルウェーは、自然の圧倒的な美しさと、人々の温かいおもてなし、そして北欧デザインの洗練された街並みが融合した、一生に一度は訪れたい国です。この記事を読み終わるころには、きっと北欧行きのフライトを検索しているはず。

ノルウェー基本情報

項目 内容
正式国名 ノルウェー王国(Kingdom of Norway)
首都 オスロ(Oslo)
公用語 ノルウェー語(英語通用率90%以上)
通貨 ノルウェークローネ(NOK)|1NOK=約15円(2026年2月)
時差 -8時間(サマータイム時は-7時間)
フライト時間 成田・羽田から約12〜14時間(1回経由)
ビザ 90日以内の観光は不要(シェンゲン協定加盟国)
電圧・プラグ 230V / 50Hz|Cタイプ(変換プラグ必須)
治安 非常に良好(世界平和度指数17位 / 2025年)

ノルウェーは世界で最も豊かな国のひとつ。石油産業と福祉国家モデルで有名ですが、旅行者にとっての魅力は何といっても手つかずの自然です。国土面積は日本とほぼ同じですが、人口はわずか540万人。つまり、山も海も空も独り占めできる贅沢があります。パスポートさえあれば3か月滞在できるので、ワーキングホリデーや長期旅行にも最適です。

ノルウェー旅行の費用

正直に言います。ノルウェーは物価が高い。ビール1杯が1,500円、ランチが2,500円なんて当たり前です。でも、それを補って余りある絶景が待っています。スーパーの惣菜やホステルのキッチンを活用すれば、意外と節約できます。ここでは、3泊5日のオスロ中心旅行の費用目安をお見せします。

航空券の相場

時期 航空会社 往復料金
オフシーズン(11〜3月) フィンエアー・KLM(経由便) 8〜12万円
ハイシーズン(6〜8月) SAS・エアフランス(経由便) 15〜25万円
セール時 ルフトハンザ・ターキッシュ(経由便) 6〜9万円
直行便 なし(2026年2月時点)

航空券の裏ワザ

ヨーロッパの格安航空会社(ライアンエアー・ノルウェーエアシャトル)を組み合わせると、オスロまで往復5万円以下も可能。ただし乗り継ぎが複雑なので、旅慣れた人向けです。

ホテル・宿泊費の相場

宿泊タイプ 特徴 1泊料金
ホステル・ドミトリー キッチン付きが多い。自炊で節約可能 3,000〜5,000円
格安ホテル ThonホテルやComfort Inn 10,000〜15,000円
中級ホテル Radisson Blu・Scandic 18,000〜25,000円
高級ホテル Grand Hotelなど5つ星 30,000円〜

ノルウェーのホステルは日本のカプセルホテルよりも快適で、キッチン・ラウンジ・無料Wi-Fiが充実しています。「節約旅行=我慢」ではなく、賢く旅する楽しさがあります。

食費・グルメの相場

カテゴリ 具体例 価格
スーパーの惣菜 サンドイッチ・サラダ・パン 500〜1,000円
ファストフード マクドナルド・ケバブ屋 1,200〜1,800円
カジュアルレストラン ランチセット・カフェごはん 2,000〜3,500円
本格レストラン サーモン料理・トナカイステーキ 4,000〜8,000円
ビール(レストラン) パイント(500ml) 1,200〜1,800円
コーヒー(カフェ) ラテ・カプチーノ 500〜700円

節約の鉄則

スーパー「Rema 1000」「Kiwi」で食材を買い、ホステルのキッチンで自炊すれば、1日の食費を2,000円以下に抑えられます。ノルウェー人も外食は高いので、自炊が基本です。

3泊5日の総予算目安

節約旅行

15〜20万円

航空券セール + ホステル + 自炊中心

  • 航空券: 6〜9万円
  • 宿泊: 3泊 1.5万円
  • 食費: 1日2,000円×5日=1万円
  • 交通・観光: 3万円

スタンダード旅行

25〜35万円

通常航空券 + 中級ホテル + レストラン混在

  • 航空券: 12〜18万円
  • 宿泊: 3泊 6万円
  • 食費: 1日5,000円×5日=2.5万円
  • 交通・観光: 5万円

リッチ旅行

40〜60万円

プレミアムエコノミー + 高級ホテル + 厳選レストラン

  • 航空券: 20〜30万円
  • 宿泊: 3泊 10万円
  • 食費: 1日10,000円×5日=5万円
  • 交通・観光: 8万円

北欧は高いと言われますが、工夫次第で予算は抑えられます。オスロパス(観光パス)を使えば美術館や交通機関が乗り放題。セール航空券を狙えば、東南アジア旅行とそう変わらない予算で北欧の絶景を楽しめます。

ノルウェーのおすすめ観光スポット

ノルウェーの魅力は、一言で言えば「自然のスケールが違う」こと。フィヨルド、氷河、オーロラ、白夜。どれも写真では伝わらない圧倒的な存在感があります。ここでは、オスロから行ける定番スポットと、足を伸ばしたい絶景エリアを紹介します。

オスロ — 首都の文化と自然

ノルウェーの首都オスロは、人口70万人の小さな首都。でも、その洗練された雰囲気と、街のすぐそばに広がる森や海の美しさに驚かされます。オスロ中央駅から徒歩圏内に美術館、王宮、港が揃っていて、1日で回れるコンパクトさが魅力です。

ヴィーゲラン彫刻公園は、オスロを訪れたら絶対に外せません。広大な公園に200体以上の人間の彫刻が並び、その表情ひとつひとつに「生」のエネルギーが宿っています。中でも「怒れる坊や(Sinnataggen)」は、小さな子どもが全身で怒りを表現する姿が印象的で、SNS映えスポットとしても人気。入場無料なので、朝の散歩がてら訪れるのがおすすめです。

オスロオペラハウスは、海に浮かぶ氷山のような白い建築。屋上に登れるユニークな設計で、そこから見渡すオスロフィヨルドの景色は格別です。夕暮れ時には、オレンジ色に染まる空と海が幻想的。内部のホールでは、世界レベルのオペラやバレエが上演されています(当日券も意外と取れます)。

アート好きならムンク美術館へ。2021年に新館がオープンし、13階建ての超モダンな建物に生まれ変わりました。ムンクの代表作『叫び』はもちろん、彼の生涯にわたる作品を時系列で見られます。最上階のカフェからはオスロの街を一望でき、ここでゆっくりコーヒーを飲む時間が贅沢です。

ベルゲン — フィヨルド観光の玄関口

オスロから特急列車で約7時間。ノルウェー第2の都市ベルゲンは、カラフルな木造建築が港に並ぶ「フィヨルドの首都」です。ここを拠点に、ソグネフィヨルド、ハダンゲルフィヨルドといった世界遺産の絶景へアクセスできます。

ブリッゲン地区は、14世紀のハンザ同盟時代の倉庫群が今も残る世界遺産。赤・黄色・オレンジの木造建築が港に立ち並び、まるでおもちゃ箱のような可愛らしさ。狭い路地を歩くと、手作り雑貨店やカフェ、ギャラリーが点在していて、1時間でも2時間でも飽きません。朝8時ごろに訪れると、観光客が少なくて写真撮影にベストです。

フロイエン山は、ベルゲン市街を一望できる標高320mの展望台。ケーブルカー「フロイバーネン」で6分で頂上へ。そこから見下ろすベルゲンの港、フィヨルド、カラフルな街並みは息を呑む美しさです。体力があれば、帰りは森の中をハイキングで下山するのもおすすめ。野生のリスやウサギに出会えることも。

ソグネフィヨルド — 世界最長・最深のフィヨルド

ノルウェーに来て、フィヨルドを見ずに帰るのは絶対にNG。中でもソグネフィヨルドは、全長205km、最深部1,308mという世界最大級のスケール。青く澄んだ海、切り立った断崖、頂上に残る氷河。どこを見ても絵画のような景色が続きます。

ベルゲンから列車・バス・フェリーを乗り継いで「Norway in a Nutshell(ノルウェー・イン・ア・ナットシェル)」というパッケージツアーを使うのが定番。フロム鉄道に乗って、標高差865mを一気に下る絶景ルートを体験できます。途中のショースの滝では、轟音とともに落ちる滝のすぐそばに列車が停まり、みんなが一斉にカメラを構える光景は圧巻です。

フィヨルドクルーズでは、切り立った崖のすぐ横を船が進み、滝が何本も流れ落ちる様子を間近で見られます。冬でも凍らない海、霧がかかった山々、そして静寂。この世界にこんな場所があるのかと、何度も目を疑います。

トロムソ — オーロラと白夜の街

北極圏の街トロムソは、オーロラ観測のメッカ。9月から3月にかけて、夜空に緑のカーテンが踊る幻想的な光景を見られます。一方、5月から7月の白夜シーズンには、真夜中でも太陽が沈まない「終わらない夕暮れ」を体験できます。

オーロラツアーは街の中心部から夜20時ごろに出発し、光害の少ない郊外へ。運が良ければ、満天の星空にオーロラが現れます。光が揺らめきながら形を変える様子は、どんな写真や動画でも伝わらない神秘的な体験。寒さは厳しいですが(-15℃〜-25℃)、防寒着のレンタルもあるので心配無用です。

北極圏博物館(Polaria)では、北極の自然やオーロラの仕組み、気候変動の影響を学べます。特にアザラシの水槽は、北極圏ならではの可愛らしさ。併設のパノラマ映画では、ノルウェーの四季を大画面で体験でき、旅の予習・復習にぴったりです。

ロフォーテン諸島 — 絶海の絶景

ノルウェー北部の海に浮かぶロフォーテン諸島は、鋭く尖った山々と赤い漁師小屋、エメラルドグリーンの海が織りなす絶景の宝庫。「世界で最も美しい島」と称されるこの場所は、写真家やアウトドア愛好家の聖地です。

レイネの村は、ロフォーテンのシンボル的存在。山を背に、赤い小屋が港に並ぶ景色は、まるで絵葉書の世界。ここに泊まれる「ロルブー(伝統的な漁師小屋を改装した宿)」は、窓から山とフィヨルドを眺めながら眠れる贅沢な体験です。夏はハイキング、冬はオーロラ観測と、季節ごとに違う魅力があります。

その他の必見スポット

プレーケストーレン(説教壇岩)

高さ604mの断崖絶壁。リーセフィヨルドを見下ろす絶景ハイキング

トロルトゥンガ(トロルの舌)

岩が水平に突き出た奇岩。上級者向けハイキング(往復10時間)

ガイランゲルフィヨルド

世界遺産。7人姉妹の滝が流れ落ちる絶景フィヨルド

フロム鉄道

世界で最も美しい鉄道路線。20kmで標高差865m

アトランティックオーシャンロード

荒波の上を走る絶景ドライブルート。8つの橋が海を繋ぐ

スタヴァンゲル

白い木造建築が並ぶ港町。プレーケストーレンの玄関口

ノルウェーのグルメと食文化

正直に言います。ノルウェーのグルメは、予想以上に美味しい。新鮮なサーモン、トナカイ肉、ベリー系のデザート。北欧の厳しい自然が育んだ食材は、シンプルながら力強い味わいです。物価は高いですが、その価値がある食体験が待っています。

絶対に食べたいノルウェー料理

料理名 どんな料理? 価格目安
ノルウェーサーモン(Laks) とろける脂、濃厚な旨み。刺身・グリル・スモークどれも絶品 3,000〜5,000円
トナカイステーキ(Reinsdyr) 赤身肉のジューシーさ。ベリーソースとの相性が抜群 4,000〜7,000円
フィッシュスープ(Fiskesuppe) クリーミーな白身魚のスープ。パンを浸して食べる幸せ 2,000〜3,000円
クラッベ(Krabbe / キングクラブ) 北極圏産のタラバガニ。プリプリの身が甘くて濃厚 5,000〜10,000円
ブラウンチーズ(Brunost) キャラメルのような甘さのチーズ。好き嫌い分かれる個性派 スーパーで500円〜
ラクフィスク(Rakfisk) 発酵させたマス。ノルウェー版「くさや」。挑戦する価値あり 2,500〜4,000円
スモルブロー(Smørbrød) オープンサンド。サーモン・エビ・チーズを豪快に載せて 1,500〜2,500円
シナモンロール(Skillingsbolle) カルダモン入りのノルウェー版シナモンロール。コーヒーと一緒に 300〜500円

サーモンを安く食べる裏ワザ

スーパーの鮮魚コーナーで買えば、1パック(200g)が500〜800円。刺身用と書いてなくても、ノルウェーのサーモンは鮮度が段違いなので生で食べられます。醤油とワサビを持参すれば、ホステルで豪華な海鮮丼が完成。

おすすめレストラン・食エリア

Maaemo(オスロ)

ミシュラン3つ星。ノルウェー食材を使った芸術的なコース料理

Fisketorget(ベルゲン)

魚市場。新鮮なシーフードをその場で食べられる観光名所

Mathallen Oslo

フードホール。30店舗以上が集まるグルメの聖地

Engebret Café(オスロ)

1857年創業の老舗。伝統的なノルウェー料理を堪能

Fløien Folkerestaurant(ベルゲン)

フロイエン山頂のレストラン。絶景を見ながら食事

Illegal Burger(オスロ)

1,500円で食べられる本格バーガー。コスパ最強

ノルウェーのカフェ文化

ノルウェー人は世界で2番目にコーヒーを飲む国民(1位はフィンランド)。カフェは単なる飲み物の場所ではなく、読書・仕事・会話を楽しむ生活の一部です。オスロには個性的なカフェが点在し、北欧デザインの家具に囲まれてゆっくりできます。

Fuglen Osloは、ヴィンテージ家具とこだわりのコーヒーが有名。東京にも支店があるこのカフェは、夜はカクテルバーに変身します。Tim Wendelboeは、世界バリスタチャンピオンが開いた名店。豆の焙煎からラテアートまで、すべてが一流です。

ノルウェーの文化と体験

ノルウェーの魅力は、景色を「見る」だけではありません。その土地でしかできない体験に飛び込むことで、旅の記憶はさらに鮮やかになります。ここでは、ノルウェーならではの文化体験を紹介します。

サウナ文化と冬の海水浴

ノルウェー人の冬の楽しみ方は、「サウナ→氷の海にダイブ→サウナ」の無限ループ。オスロの港には公共サウナ「KOK Oslo」や「Salt」があり、地元の人も観光客も一緒に蒸され、笑い、凍えます。最初は「無理!」と思いますが、一度やると病みつきに。血行が良くなり、全身がポカポカになる不思議な感覚は、体験しないと分かりません。

冬のオスロフィヨルドは水温2〜5℃。でも、サウナで温まった体なら数秒は余裕で入れます(たぶん)。周りのノルウェー人が平然と泳いでいる姿を見ると、「自分もできるかも」と勇気が湧いてきます。上がった後のビールが最高に美味しいのは、言うまでもありません。

白夜とミッドナイトサン

ノルウェー北部では、夏(5〜7月)になると太陽が沈まない「白夜」が訪れます。深夜0時でも空がオレンジ色に輝き、鳥のさえずりが聞こえる不思議な世界。時間感覚が狂い、気づいたら午前3時にハイキングしていた、なんてことも。

トロムソやロフォーテン諸島では、真夜中に山に登り、沈まない太陽を眺める「ミッドナイトサン・ハイキング」が人気。360度が夕焼けのような景色に包まれ、時が止まったような静けさ。この体験は、人生観が変わるレベルです。

ハイキングとアウトドア文化

ノルウェー人の国民的レジャーは「自然の中を歩くこと」。週末になると、老若男女がリュックを背負って山や森へ向かいます。これは単なる運動ではなく、「フリルフスリフ(Friluftsliv)」と呼ばれる哲学的な生き方。「自然の中で自由に生きる」という考え方です。

トレッキング初心者でも、オスロ郊外の森や湖畔で気軽に楽しめます。オスロ中央駅から地下鉄で30分の「ソルケダーレン湖」は、森と湖に囲まれた静かなスポット。地元の人が犬を連れて散歩し、カフェでワッフルを食べる様子を見ていると、「ノルウェー人になりたい」と本気で思います。

北欧デザインとインテリア

ノルウェーのインテリアショップやカフェを訪れると、その洗練されたデザインに驚かされます。シンプルで機能的、でも温かみがある。これが北欧デザインの本質です。

オスロの「Norway Designs」や「Bolder」では、ノルウェー発のプロダクトを購入できます。木製のカトラリー、ウールのブランケット、陶器のマグカップ。どれも高価ですが、一生使える品質です。お土産には、伝統的なセーターの柄をモチーフにした雑貨や、トロール人形(ノルウェーの妖精)がおすすめです。

ヴァイキングの歴史を学ぶ

ノルウェーといえばヴァイキング。8〜11世紀にかけて、彼らは北欧から世界中の海を支配しました。オスロのヴァイキング船博物館では、実際に使われていた木造船が展示されており、その大きさと精巧さに圧倒されます。

博物館の近くには「ノルウェー民俗博物館」もあり、19世紀の農村や教会を再現した野外展示が楽しめます。スターヴ教会(木造教会)の暗く荘厳な雰囲気は、まるでファンタジー映画の世界。歴史好きなら半日は余裕でつぶせます。

ノルウェーのベストシーズン

ノルウェーは季節ごとにまったく違う表情を見せます。白夜、オーロラ、紅葉、雪景色。どの季節に行くかで旅の体験が180度変わります。ここでは、各シーズンの魅力とおすすめ度を紹介します。

春(3〜5月)

おすすめ度:★★★☆☆

雪解けが始まり、山々に花が咲く季節。4月はまだ寒いですが、5月になると気温が上がり過ごしやすくなります。観光客が少なく、静かに旅ができます。

気温: 0〜15℃

夏(6〜8月)

おすすめ度:★★★★★

白夜と最高のハイキングシーズン。気温は15〜25℃と快適で、すべての観光地にアクセス可能。ただし観光客が多く、ホテル代が高騰します。

気温: 15〜25℃

秋(9〜11月)

おすすめ度:★★★★☆

紅葉が美しく、オーロラシーズンが始まります。9月は温暖ですが、10月以降は寒さが厳しくなります。航空券が安くなるお得な時期。

気温: 5〜15℃

冬(12〜2月)

おすすめ度:★★★★★

オーロラ・スキー・クリスマスマーケット。雪景色のフィヨルドは絶景。寒さは厳しい(-5〜-20℃)ですが、防寒すれば問題なし。冬ならではの魅力が満載。

気温: -5〜-20℃

結論:夏(6〜8月)がベスト。ただし、オーロラを見たいなら冬(12〜2月)、コスパ重視なら秋(9〜10月)がおすすめです。どの季節でも、ノルウェーは期待を裏切りません。

ノルウェー旅行の実用情報

通信・インターネット(eSIM推奨)

ノルウェーでは、eSIMが圧倒的に便利です。空港でSIMカードを買う手間もなく、日本を出発する前にスマホで設定完了。「Airalo」や「Holafly」なら、3GB/7日間で1,500円程度です。

通信手段 料金 おすすめ度
eSIM(Airalo・Holafly) 1,500〜3,000円/週 ★★★★★
現地SIMカード(Telenor) 2,000〜4,000円/週 ★★★☆☆
国際ローミング(docomo等) 3,000〜5,000円/日 ★☆☆☆☆
ポケットWi-Fi 1,500〜2,500円/日 ★★☆☆☆

ノルウェーは無料Wi-Fi天国

カフェ、ホテル、美術館、駅など、ほぼすべての場所で無料Wi-Fiが使えます。パスワード不要で接続できる場所も多く、データ使用量を抑えられます。

空港から市内へのアクセス

移動手段 所要時間 料金
空港特急(Flytoget) 約20分 220 NOK(約3,300円)
普通列車(NSB) 約25分 118 NOK(約1,800円)
空港バス(Flybussen) 約40分 200 NOK(約3,000円)
タクシー 約30分 700〜900 NOK(約10,500〜13,500円)

普通列車(NSB)が最もコスパが良く、地元の人も使っています。Flytogtetは快適ですが、時間的には5分しか変わりません。

覚えておくと便利なノルウェー語フレーズ

日本語 ノルウェー語 発音
こんにちは Hei ハイ
ありがとう Takk タック
すみません Unnskyld ウンシュル
英語話せますか? Snakker du engelsk? スナッケル・ドゥ・エンゲルスク?
いくらですか? Hvor mye koster det? ヴォール・ミーエ・コステル・デ?
乾杯! Skål! スコール!
さようなら Ha det bra ハー・デ・ブラ

ノルウェーは英語通用率が90%以上と非常に高く、若い世代はほぼ完璧な英語を話します。ただし、「Takk(ありがとう)」と「Skål(乾杯)」は覚えておくと、現地の人との距離がグッと縮まります。

オスロパス — 観光の強い味方

オスロパス(Oslo Pass)は、美術館・博物館の入場と公共交通機関が乗り放題になる観光パス。1日券が445 NOK(約6,700円)、2日券が655 NOK(約9,800円)、3日券が820 NOK(約12,300円)です。

ムンク美術館(200 NOK)、ヴァイキング船博物館(120 NOK)、オスロオペラハウスツアー(130 NOK)を回るだけで元が取れます。公共交通機関も乗り放題なので、2日以上滞在するなら買って損はありません。

旅行時の注意事項

アルコールの販売時間が厳格

スーパーでのアルコール販売は平日18時まで、土曜は15時まで。日曜・祝日は販売なし。夜に飲みたいなら、事前にスーパーで買っておくか、レストラン・バーで飲みましょう(ただし高い)。

冬の日照時間が極端に短い

12〜1月のオスロでは、日の出が9時、日の入りが15時ごろ。観光できる時間が限られるので、スケジュールは余裕を持って組みましょう。逆に北部(トロムソなど)では、真冬は太陽がまったく昇らない「極夜」になります。

チップは基本不要

ノルウェーはチップ文化がありません。レストランの会計に既にサービス料が含まれているため、追加で渡す必要はなし。ただし、特別に良いサービスを受けたときは、端数を切り上げる程度でOKです。

キャッシュレス社会

ノルウェーは世界で最もキャッシュレス化が進んだ国のひとつ。現金を使う場面はほぼありません。クレジットカード(VISA・Mastercard)があれば問題なし。公衆トイレやバス運賃もカード払いが基本です。

ノルウェー旅行のモデルプラン

3泊5日 | オスロ満喫プラン

日程 スケジュール
1日目 成田/羽田 → オスロ(経由便)→ ホテルチェックイン → 港周辺を散策
2日目 ヴィーゲラン彫刻公園 → ムンク美術館 → オスロオペラハウス → 港でサウナ体験
3日目 ヴァイキング船博物館 → ノルウェー民俗博物館 → Mathallen Osloでグルメ三昧
4日目 Aker Brygge地区でショッピング → カフェ巡り → オスロ中央駅周辺でお土産購入
5日目 早朝にホテルチェックアウト → 空港へ → 帰国

5泊7日 | オスロ+フィヨルド周遊プラン

日程 スケジュール
1日目 成田/羽田 → オスロ → ホテルチェックイン → 港周辺散策
2日目 オスロ市内観光(ムンク美術館・オペラハウス・ヴィーゲラン彫刻公園)
3日目 朝の列車でベルゲンへ(約7時間)→ ブリッゲン地区散策 → フロイエン山
4日目 Norway in a Nutshellツアー(ソグネフィヨルド・フロム鉄道)→ ベルゲン泊
5日目 ベルゲン市内観光(魚市場・美術館)→ 夜行列車でオスロへ
6日目 オスロでお土産購入・カフェ巡り → 空港へ
7日目 帰国

7泊9日 | オーロラ&フィヨルド完全制覇プラン

日程 スケジュール
1日目 成田/羽田 → オスロ → ホテルチェックイン
2日目 オスロ市内観光(ムンク美術館・ヴィーゲラン彫刻公園・オペラハウス)
3日目 朝の列車でベルゲンへ → ブリッゲン地区・フロイエン山
4日目 Norway in a Nutshell(ソグネフィヨルド・フロム鉄道)
5日目 ベルゲン → トロムソへフライト → 北極圏博物館
6日目 オーロラツアー参加(夜20時〜深夜2時)
7日目 トロムソ市内散策・犬ぞり体験 → オスロへフライト
8日目 オスロでお土産購入・最後のカフェ巡り → 空港へ
9日目 帰国

まとめ — 今すぐノルウェーに飛び出そう

雪を被った険しい山々、深く切り込んだフィヨルドの青い海、オーロラが踊る冬の夜空。この記事の冒頭で描いた景色は、決して誇張ではありません。ノルウェーは、その期待をはるかに超える絶景と体験を提供してくれます。

物価は確かに高い。でも、その高さに見合うだけの価値があります。新鮮なサーモン、トナカイ肉、北欧デザインの美しさ、親切な人々、そして何より、心が洗われるような自然の美しさ。これらすべてが、一度の旅で手に入ります。

白夜の夏、オーロラの冬。どちらを選んでも、ノルウェーはあなたの人生を変える旅になるはずです。スーパーで自炊すれば予算は抑えられるし、eSIMを使えば通信の心配もない。航空券のセールを狙えば、東南アジア旅行と変わらない費用で行けます。

「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。フライトを検索して、ノルウェーの絶景を自分の目で確かめてください。きっと、帰国後も何度も思い出す、一生の宝物になります。

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