フィリピン旅行完全ガイド|費用・観光スポット・グルメ・ベストシーズンまとめ

アジア

日本からたった4時間半。飛行機の窓からエメラルドグリーンの海と7,641もの島々が見えた瞬間、旅のテンションは最高潮に——。

フィリピンは「アジア最後の秘境」なんて言葉では足りません。世界一の透明度を誇る海、ジンベエザメと泳ぐ感動、陽気な人々の笑顔——一度行ったら忘れられない国です。

世界中のダイバーが憧れるクリスタルブルーの海、SNSで話題のエルニドの絶景ラグーン、1食100円台で楽しめるフィリピン料理。英語が公用語だから言葉の心配もなし。物価は日本の約3分の1で、極上のビーチリゾートが驚くほどリーズナブル。初めての東南アジアにも、何度目かのアジアにも、フィリピンは最高の選択肢です。

この記事では、費用、観光スポット、グルメ、ベストシーズンから実用情報まで、フィリピン旅行のすべてをまとめました。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

フィリピンの基本情報

項目 内容
フライト時間 東京→マニラ 約4時間30分 / 関空→セブ 約4時間40分
時差 −1時間(日本が正午のときフィリピンは午前11時)
ビザ 不要(30日以内の観光)。パスポート残存6ヶ月以上+帰国便の航空券が必要
通貨 フィリピンペソ(PHP/₱) 1ペソ ≈ 約2.7円
言語 フィリピノ語(タガログ語)+英語(公用語)。英語が広く通じるのが最大の強み
電圧 / プラグ 220V / A・B・Cタイプ混在(Aタイプ対応が多い)
治安 観光地は概ね良好。ミンダナオ島南部に外務省レベル3あり。スリ・置き引きに注意

英語が公用語なので言葉の壁がほぼゼロ。タクシーの運転手からレストランの店員まで英語で会話できるのは、東南アジアでフィリピンだけの大きなアドバンテージです。ビザ不要で30日間滞在OK、LCC直行便も豊富です。

フィリピンの都市風景 - マニラのスカイライン
マニラの都市風景 — 近代的な高層ビルとダイナミックな入道雲が共演する熱帯の大都市

フィリピン旅行の費用|4泊5日でいくらかかる?

フィリピンは東南アジアの中でもトップクラスのコスパ。物価は日本の約3分の1で、1食100〜200円の絶品ローカルフード、1泊2,000円台の清潔なホテル、1回300円のマッサージ。しかもLCCの直行便が充実していて航空券も安い。

航空券

カテゴリ 往復の相場
LCC(セブパシフィック・ジェットスター・Peachなど) 2〜5万円(セール時は1万円台も!)
大手航空(ANA・JAL・フィリピン航空) 5〜10万円

ホテル(1泊あたり)

カテゴリ 1泊の相場
ゲストハウス・ドミトリー 500〜1,500円
中級ホテル(3〜4つ星) 2,000〜6,000円
高級リゾート(5つ星) 8,000〜30,000円(エルニドの水上コテージ等)

4泊5日のトータル費用

節約旅行

4〜7万円

LCC + ゲストハウス + ローカル食堂

スタンダード

8〜15万円

LCC + 中級ホテル + レストラン + ツアー

リッチ旅行

15〜35万円

大手航空 + 5つ星リゾート + プライベートツアー

特にセブ島はコスパ最強のビーチリゾート。日本からの直行便があり、5つ星リゾートでも1泊1万円台。ダイビングのライセンス取得費用も日本の半額以下です。

フィリピンで絶対行きたい観光スポット

エルニド(パラワン島)

「フィリピン最後の秘境」と称されるエルニド。石灰岩の断崖に囲まれたエメラルドグリーンのラグーンは、世界中の旅行者が「人生で最も美しい場所」と口を揃える絶景。アイランドホッピングツアー(約2,000〜4,000円)で、ビッグラグーン、スモールラグーン、シークレットビーチなど秘境中の秘境を巡れます。

ボラカイ島

全長4kmのホワイトビーチは、何度も「アジアNo.1ビーチ」に選ばれた世界屈指の美しさ。パウダースノーのような白砂と、水色から濃いブルーへのグラデーションは息をのむほど。夕暮れ時にはパラウ(帆掛け船)でサンセットセーリングを楽しめます。

ボラカイ島の夕暮れとパラウ(帆掛け船)
ボラカイ島のサンセットセーリング — パラウに乗って黄金の夕日を追いかける至福の時間

セブ島・マクタン島

日本から直行便で約5時間。ビーチリゾート、歴史散策、ダイビングのすべてが揃う万能デスティネーション。マクタン島のシャングリ・ラやプランテーションベイなどの高級リゾートは、日本では考えられない価格で極上のステイが楽しめます。セブ市街のサンペドロ要塞やマゼランクロスなど歴史スポットも見どころ。

イントラムロス(マニラ旧市街)

スペイン統治時代の城壁に囲まれた歴史地区。サン・オーガスティン教会(世界遺産)やマニラ大聖堂など、コロニアル建築が美しく並びます。竹製自転車「バンブーバイク」で巡るツアーが人気。カサ・マニラ博物館では当時の上流階級の暮らしを体験できます。

エルニドの石灰岩カルストとエメラルドグリーンの海
エルニド — 石灰岩の断崖とエメラルドの海が織りなす「神が創った最後の秘境」

フィリピン料理|知られざる美食の国

フィリピン料理は「東南アジアの隠れた美食」。甘い・酸っぱい・しょっぱいが絶妙に重なる独自の味わいは、一度ハマると抜け出せません。スペイン、中華、マレーの食文化が融合した、他のどの国にもない唯一無二のグルメが待っています。

フィリピン料理 - バナナの葉の上に盛られた伝統的なフィリピン料理
フィリピン料理 — バナナの葉に盛られた色彩豊かな「ブードルファイト」スタイル

レチョン(Lechon)

豚の丸焼き。パリパリの皮とジューシーな肉は「世界一のポーク料理」との呼び声も。セブ島が本場

アドボ(Adobo)

フィリピンの国民食。鶏肉や豚肉を酢・醤油・にんにくで煮込んだ、ご飯が止まらない一品。約80円〜

シニガン(Sinigang)

タマリンドの酸味が効いたスープ。エビや豚肉と野菜たっぷり。フィリピン人のソウルフード

ハロハロ(Halo-Halo)

かき氷+練乳+紫苋アイス+ゼリー+豆。「混ぜこぜ」の名前通り、全部混ぜて食べる極上スイーツ

おすすめの食エリア

フィリピンのナイトマーケット - 活気あふれる屋台街
フィリピンのナイトマーケット — 煙が立ちのぼる屋台でローカルグルメを堂能

マカティのポブラシオンはマニラ随一のグルメストリート。フィリピン料理のモダンアレンジからクラフトビールバーまで、洗練された食体験が楽しめます。セブ島のライルズ・バクシログはレチョン(豚の丸焼き)の名店。コロンストリート周辺では1食50〜100ペソ(約135〜270円)のストリートフードが楽しめます。

フィリピンでしかできない体験

ジンベエザメと泳ぐ(オスロブ)

セブ島南端の小さな町オスロブは、世界で唯一ほぼ100%の確率でジンベエザメに会える場所。体長6〜8mの巨大なジンベエザメが目の前を悠々と泳ぐ姿は、一生忘れられない感動体験。料金は約1,500〜3,000円。早朝出発がベスト。

オスロブのジンベエザメ - 水中で泳ぐ巨大なジンベエザメ
オスロブのジンベエザメ — 世界最大の魚と至近距離で泳ぐ夢のような体験

アイランドホッピング

フィリピン旅行の定番アクティビティ。バンカーボート(アウトリガー付きの木造船)で無人島やシュノーケリングポイントを巡る1日ツアー。エルニドのツアーA(ビッグラグーン&シークレットビーチ)は特に人気。ランチは島のビーチでBBQ。約2,000〜5,000円。

カワサン滝キャニオニング

セブ島南部のカワサン滝では、渓谷を歩き・泳ぎ・飛び込みながら下るキャニオニングが大人気。ターコイズブルーの天然プールに10mの崖からダイブする爽快感は、アドレナリン全開。ガイド付きツアーで約3,000〜5,000円。

セブだけじゃない!フィリピンの魅力的なエリア

ボホール島のチョコレートヒルズ - 1,200以上の円錐形の丘
チョコレートヒルズ — ボホール島に広がる1,200以上の不思議な円錐形の丘

ボホール島

1,200以上の円錐形の丘「チョコレートヒルズ」と、世界最小の霊長類「ターシャ」に会える島。パングラオ島のビーチも絶景。セブからフェリーで約2時間。

セブからフェリーで約2時間

バナウェ(イフガオ)

「天国への階段」と称される世界遺産のライステラス。2,000年以上前にイフガオ族が手作業で築いた壮大な棚田は、まさに人類の偉業。トレッキングで棚田の中を歩ける。

マニラからバスで約9時間

シアルガオ島

「フィリピンのサーフィン首都」。クラウド9の波は世界大会も開催されるレベル。サーフィン以外にも、マングローブ河川クルーズやタイドプールが楽しめる。

マニラ/セブから飛行機で約1時間30分

コロン島(パラワン)

第二次世界大戦の日本軍沈没船が眠る、世界屈指のレックダイビングスポット。カヤンガン湖の透明度は「フィリピンで最も美しい湖」と称されるほど。

マニラから飛行機で約1時間

ベストシーズンはいつ?

バナウェのライステラス - 世界遺産の壮大な棚田
バナウェの棚田 — 2,000年の歴史を持つ「天国への階段」が霧の中に浮かぶ

乾季(12月〜5月)

ベストシーズン。晴天が続き、海の透明度も最高。特に1〜3月は湿度も低く快適。ダイビング・アイランドホッピングに最適

おすすめ度 ★★★★★

雨季(6月〜11月)

スコールは1〜2時間で止むことが多い。旅費が最安で、サーフィンのベストシーズン(シアルガオ島は8〜11月がピーク)。台風シーズン(8〜10月)は要注意

おすすめ度 ★★★☆☆

結論:乾季(12月〜5月)がベスト。特に1〜3月は気候が最も安定し、海の透明度もピーク。ただしクリスマス〜正月と3〜4月のホーリーウィーク(聖週間)はフィリピン人も旅行するハイシーズンなので、予約は早めに。

セブ島の白砂ビーチとターコイズブルーの海
セブ近海のアイランド — 白砂とターコイズブルーの海が広がるフィリピンの楽園

旅の実用情報

スマホの通信手段

eSIMが最もおすすめ。7日間プランが500〜1,500円程度で、到着前にアクティベートしておけば空港到着と同時に使えます。フィリピンのGlobeとSmartが2大キャリア。空港やモールでプリペイドSIMを買うのも簡単です(約300〜500円)。

空港→市内のアクセス

空港 市内への手段 料金目安
マニラ(NAIA) Grab / タクシー 約30〜60分 約500〜1,500円
セブ(マクタン空港) Grab / タクシー 約30〜40分 約300〜800円

フィリピン国内の移動はGrabアプリが必須。タクシーよりも安全・明朗会計。島間移動は2GOフェリーやセブパシフィックの国内線が便利。エルニドへはプエルトプリンセサ空港からバン(約5〜6時間)か、エアスイフトの直行便(マニラから約1時間20分)。

覚えておくと便利なタガログ語

日本語 タガログ語 読み方(カタカナ)
ありがとう Salamat サラマッ
こんにちは Kumusta クムスタ
いくらですか Magkano? マッカノ?
おいしい! Masarap! マサラップ!
はい / いいえ Oo / Hindi オオ / ヒンディ
お会計お願いします Bill out / Paki-bill ビルアウト / パキビル

注意しておきたいこと

安全に楽しむためのポイント

Grabアプリは必須。流しのタクシーよりGrabが安全・確実(特にマニラ)
ジプニー(乗り合いバス)は安い(約20〜30円)が、スリに注意。貴重品はしっかり管理
水道水は飲めません。コンビニやサリサリストアでミネラルウォーターを購入(約30円)
・フィリピン人はホスピタリティ精神旺盛。困っていると必ず助けてくれる、世界一フレンドリーな国民性
チップ文化あり。レストランではサービスチャージがなけれは10%程度が目安
日焼け対策は必須。赤道に近いため紫外線が非常に強い。SPF50以上の日焼け止めを持参

まとめ|「7,641の島が待つ」フィリピンへ

4時間半のフライトで、時差はたった1時間。英語が通じて、ビザ不要で、物価は日本の3分の1——。それなのに、世界一美しいラグーン、世界最大の魚と泳ぐ感動、世界一陽気な人々の笑顔が待っている。それがフィリピンです。

エルニドのエメラルドグリーンのラグーンに浮かんだ時の感動。オスロブでジンベエザメが目の前を通り過ぎた瞬間の興奮。ボラカイのパウダースノーのような白砂を素足で歩いた心地よさ。セブのレチョンをほおばった時の「世界一うまい!」という叫び

エルニド、セブ、ボラカイ、ボホール——ひとつの国に7,641もの島があり、そのどれもが違う表情を見せてくれる。「It’s more fun in the Philippines.」——この国のスローガンは、嘘じゃなかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました