台湾旅行完全ガイド|費用・観光・グルメ【2026年最新】

アジア

日本からたった3時間半。飛行機を降りた瞬間、八角と醤油が入り混じった甘い香りが漂い、夜市の活気が街じゅうに溢れ、コンビニの密度は世界一——。

台湾は「親日」なんて一言では収まりません。行くたびに「ただいま」と言いたくなる、温かくて美味しい国です。

小籠包、タピオカミルクティー、夜市、九份、台北101——。日本人の海外旅行先として常にトップクラスの人気を誇る台湾。ビザ不要、時差たった1時間、しかもコンセントのプラグまで日本と同じ。気軽に行けるのに、そこには確かに「異国」の感動が待っています。

この記事では、費用、観光スポット、グルメ、ベストシーズンから実用情報まで、台湾旅行のすべてをまとめました。読み終わるころには、きっとフライトを検索しているはずです。

台湾の基本情報

項目内容
フライト時間東京→台北 約3時間30分 / 大阪→台北 約3時間 / 福岡→台北 約2時間30分
時差−1時間(日本が正午のとき台湾は午前11時)
ビザ不要(90日以内の観光)。オンライン入国カード(TWAC)の事前登録が必須
通貨ニュー台湾ドル(NT$) 1 NT$ ≒ 約4.9円
言語中国語(繁体字)。観光地では日本語が通じる場面も多い
電圧 / プラグ110V / Aタイプ(日本と同じ形状。変換プラグ不要)
治安良好(外務省の危険レベルなし)

ビザ不要・プラグ変換不要・日本語が通じやすい。台湾は海外旅行デビューにもぴったりの国です。2025年10月からは紙の入国カードが廃止され、オンライン入国カード「TWAC」の事前登録(到着3日前から無料・公式サイト)が必須になっています。忘れずに登録しておきましょう。

台湾の伝統的な寺院
台湾の寺院 — 色鮮やかな装飾が美しい信仰の場

台湾旅行の費用|2泊3日でいくらかかる?

台湾旅行の魅力は圧倒的なコスパ。夜市のグルメは1品200〜500円、タピオカミルクティーは250円前後。現地での食事と交通費が驚くほど安いので、航空券さえ確保すればあとはお財布に優しい旅が待っています。

航空券

カテゴリ往復の相場
LCC(ピーチ・タイガーエア・ジェットスターなど)1.5〜4万円(セール時は1.5万円前後も)
大手航空(ANA・JAL・エバー航空・チャイナエアライン)4〜7万円

ホテル(1泊あたり)

カテゴリ1泊の相場
ゲストハウス・ホステル2,000〜6,000円
中級ホテル(3〜4つ星)8,000〜20,000円
高級ホテル(5つ星)20,000円〜

2泊3日のトータル費用

節約旅行

4〜6万円

LCC + ゲストハウス + 夜市メシ

スタンダード

7〜10万円

LCC + 中級ホテル

リッチ旅行

15〜25万円

大手航空 + 5つ星ホテル

韓国と同じくらいの距離感で、現地の食事代はさらに安い。「週末+有給1日」で行ける最高のご褒美旅行です。LCCのセールを狙えば往復2万円以下も夢ではありません。

台北で絶対行きたい観光スポット

台北101

地上508m、かつて世界一の高さを誇った台北のシンボル。89階の展望台からは台北市内を360度見渡せます。夜景が特に美しく、ライトアップされたビルを背景に写真を撮るのも定番。地下にはフードコートもあり、小籠包の名店・鼎泰豊の支店も入っています。

台北101 - 台湾のシンボル的超高層ビル
台北101 — 508mの展望台から見る台北の絶景

九份(きゅうふん)

赤い提灯が連なる石段の街並みは、まるで映画のセットのよう。台北から電車とバスで約1時間半。夕暮れ〜夜にかけてが最も幻想的で、細い路地に点在する茶藝館で台湾茶を味わうのが至福の時間です。周辺の十分では、ランタン(天燈)飛ばし体験もできます。

九份の提灯が灯る幻想的な石段の街並み
九份 — 赤い提灯に照らされた幻想的な石段の街

故宮博物院

世界四大博物館のひとつに数えられ、中国4000年の至宝約70万点を収蔵。翡翠で彫られた「翠玉白菜」や豚の角煮そっくりの「肉形石」は必見。日本語音声ガイドも用意されています。じっくり見るなら半日は確保したいところ。

その他の台北おすすめスポット

龍山寺

台北最古の寺院。縁結びの神様としても人気で、地元の人々の信仰が息づく

中正紀念堂

巨大な白亜の記念堂。毎正時の衛兵交代式は一見の価値あり

永康街(ヨンカンジエ)

鼎泰豊本店がある美食ストリート。マンゴーかき氷の名店・冰讃もここ

迪化街(ディーホアジエ)

漢方・乾物・茶葉の問屋街。リノベ雑貨店やカフェも増えて散策が楽しい

淡水(タンスイ)

MRTで約40分。台湾一美しいと言われる夕日と、老街の食べ歩きが魅力

象山(シャンシャン)

台北101を背景にした夜景の名所。片道約20分のハイキングで絶景に出会える

夜市天国!台湾グルメ

台湾旅行の主役は間違いなく「食」。しかもその多くが夜市の屋台で200〜500円で楽しめるのだから驚きです。小籠包、魯肉飯、牛肉麺、タピオカミルクティー——朝から夜まで食べ続けても、お腹も財布も幸せなまま。

台湾グルメ - 屋台料理の数々
台湾グルメ — 毎食が感動の連続

絶対に食べるべき定番グルメ

メニューどんな料理?価格の目安
小籠包薄い皮を破ると熱々のスープが溢れ出す。鼎泰豊が世界的に有名約730〜980円/10個
魯肉飯(ルーローハン)甘辛い豚そぼろをご飯にかけた台湾のソウルフード。どの食堂にもある約195〜390円
牛肉麺じっくり煮込んだ牛肉とモチモチ麺。台湾を代表する麺料理約730〜1,200円
タピオカミルクティー台湾が発祥の地。現地では「珍珠奶茶」。甘さと氷の量を選べる約245〜390円
マンゴーかき氷ふわふわの氷に生マンゴーがたっぷり。夏は必食の台湾スイーツ約490〜980円
鶏排(ジーパイ)顔より大きいフライドチキン。夜市の王様。サクサクジューシー約295〜490円

台北三大夜市

台湾の夜市 - 活気あふれる屋台の灯り
台湾の夜市 — 毎晩がお祭りのような食の楽園

士林夜市

台北最大規模。地下の美食エリアと地上の屋台街。巨大フライドチキン「鶏排」発祥の地

饒河街観光夜市

一本道で歩きやすい。入口の胡椒餅は行列必至の名物。食に特化した夜市

寧夏夜市

コンパクトで地元グルメが充実。蚵仔煎(牡蠣オムレツ)や鶏肉飯が絶品

台湾でしかできない体験

太魯閣(タロコ)渓谷で大自然に圧倒される

台湾東部・花蓮にある太魯閣国立公園は、大理石の断崖が切り立つ壮大な峡谷。数千万年かけて川が大理石を削って造り上げたその景観は、台湾で最もスケールの大きい自然の芸術です。台北から特急列車で約2時間、日帰りツアーも人気です。

太魯閣渓谷 - 大理石の断崖が切り立つ壮大な峡谷
太魯閣渓谷 — 大理石の断崖が織りなす大自然の芸術

台湾茶の奥深い世界に触れる

台湾は世界有数のお茶の産地。凍頂烏龍茶、東方美人茶、阿里山高山茶——品種ごとにまったく異なる香りと味わいを楽しめます。九份や猫空(マオコン)の茶藝館で、丁寧に淹れた台湾茶を味わう時間は、旅のハイライトになるはず。

ランタン飛ばし体験

九份近くの十分(シーフェン)では、大きなランタン(天燈)に願い事を書いて空に飛ばす体験ができます。線路の上からふわりと浮かび上がるランタンの光景はとても幻想的。1つ約700〜1,000円で、色によって叶う願いが違うと言われています。

温泉天国を満喫

台湾は火山帯に位置するため温泉が豊富。台北市内からMRTで30分の北投温泉は、日本統治時代に開発された歴史ある温泉地。日帰り入浴施設も多く、旅の疲れを癒すのにぴったりです。

台北だけじゃない!台湾の魅力的な都市

日月潭 - 台湾中部の美しい湖
日月潭 — 台湾で最も美しいと称される山間の湖

台中

カラフルな彩虹眷村(虹の村)、レトロなスイーツ店・宮原眼科、日本統治時代の建築が残る文化都市。日月潭への玄関口でもある。

台北から台湾高鉄で約55分

台南

台湾最古の都市にして「台湾グルメの首都」。担仔麺、棺材板、サバヒー粥など、ここでしか食べられない名物が山ほど。古い廟と路地裏散策が楽しい。

台北から台湾高鉄で約1時間37分

高雄

台湾第二の都市。愛河のナイトクルーズ、蓮池潭の龍虎塔、瑞豊夜市。港町ならではの海鮮グルメも魅力。台北より温暖で冬でも過ごしやすい。

台北から台湾高鉄で約1時間40分

花蓮

太魯閣渓谷の玄関口。自然豊かな東海岸で、七星潭のビーチや原住民文化に触れられる。台湾の「もうひとつの顔」に出会える場所。

台北から特急列車で約2時間

ベストシーズンはいつ?

高雄の都市風景
高雄 — 台湾南部の港町は冬でも温暖で過ごしやすい

春(3月〜5月)

穏やかで過ごしやすい。桜やツツジも楽しめる。GWは航空券が高騰

おすすめ度 ★★★★★

夏(6月〜8月)

高温多湿で台風リスクあり。ただしマンゴーかき氷は夏が旬で最高に美味しい

おすすめ度 ★★★☆☆

秋(9月〜11月)

10〜11月がベスト。台風シーズンも終わり、気温も快適。旅費も比較的安い

おすすめ度 ★★★★★

冬(12月〜2月)

台北は曇天で雨が多い。南部(台南・高雄)なら冬でも20℃前後で快適

おすすめ度 ★★★☆☆

結論:10月〜11月がベスト、3月〜5月もおすすめ。ただし春節(旧正月)前後は現地が大混雑し、一部店舗が休業するので避けるのが無難です。マンゴーが旬の6〜8月も、暑さに強い人にはおすすめ。

旅の実用情報

スマホの通信手段

eSIMが最もおすすめ。3日間プランが1,000〜2,000円程度で、出発前にスマホに設定しておけば到着直後から使えます。台湾は中国と違いインターネット規制がないので、Google、LINE、Instagram、Xすべて自由に使えます。空港や駅、コンビニのフリーWi-Fiも充実しています。

悠遊カード(EasyCard)を手に入れよう

悠遊カード = 台湾版Suica

・桃園空港のMRT駅やコンビニで購入できるICカード
MRT・バス・台鉄・YouBike(シェアサイクル)で使える
・MRT乗車が約15〜20%割引になるお得な特典
・コンビニ、スーパー、一部飲食店でも支払い可能
・カード代100 NT$(約490円)+ チャージ金額で利用開始

桃園国際空港→台北市内のアクセス

手段時間料金
MRT(空港メトロ)直達車約40分150 NT$(約730円)
リムジンバス約60分100〜300 NT$(約490〜1,470円)
タクシー約40〜60分1,200〜1,500 NT$(約5,900〜7,350円)

MRT空港メトロが最もおすすめ。空港地下直結で迷いにくく、台北駅まで約40分。朝6時〜深夜0時まで運行しています。

覚えておくと便利な中国語

日本語中国語読み方(カタカナ)
ありがとう謝謝シエシエ
すみません不好意思ブーハオイースー
これください我要這個ウォーヤオジェイガ
いくらですか多少錢?ドゥオシャオチエン?
おいしい!好吃!ハオチー!
お会計お願いします買單マイダン

注意しておきたいこと

安全に楽しむためのポイント

TWAC(オンライン入国カード)を出発3日前までに登録しておくこと
MRT車内での飲食は禁止(違反すると罰金の可能性あり)
・夜市や屋台は現金が基本。小額紙幣と硬貨を多めに用意
・水道水は飲めません。コンビニでミネラルウォーターを購入
・台湾のレシート(統一發票)は宝くじになっている。捨てずに持っておくとラッキーかも
・バイクが非常に多い。横断歩道でも左右をよく確認

まとめ|「近くて、温かくて、美味しい」台湾へ

3時間半のフライトで、時差はたった1時間。ビザ不要、プラグも日本と同じ、日本語が通じる場面も多い。これほどハードルの低い海外旅行先は、他にないかもしれません。

夜市で200円の魯肉飯を頬張る幸せ。九份の石段で赤い提灯に照らされる幻想的な夕暮れ。鼎泰豊で小籠包の皮を破った瞬間に溢れ出すスープの感動。太魯閣の断崖を見上げた時の言葉を失うほどの自然のスケール

海外旅行デビューにも、何度目かのリピートにも。台湾はいつ行っても、何度行っても、新しい発見と温かさで迎えてくれます。「行こうかな」と思った今が、いちばんいいタイミングです。

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